2026年度 大学入試状況速報】近畿大学 推薦入試(一般公募)状況【今年も好調】

2025年12月19日

昨年度の公募推薦では54,315件の出願を集めた近畿大学の一般公募推薦入試ですが、今年は55,196件もの出願を集めたようです。そして募集単位ごとの合格最低得点率も明らかになってきました。 この情報を元に、【一般選抜での狙い目】を予想してみました。

【文系】

法学部=昨年よりも人気が高まっています。11月23日の日程では68.5%の得点力が必要だったようです。

経営学部=これまた昨年を超える人気ぶりです。いずれの学科も7割以上の得点率が必要となっています。

経済学部=経済学科は7割必要ですが、総合経済政策学科は66~67%と中では狙い目となっています。

文芸学部=実技か小論文が課される舞台芸術専攻以外は7割を超える得点力が必要となっています。特に11月23日の文化デザイン学科は78%が必要と、かなりお高めになっております。

総合社会学部=こちらも7割以上の得点が必要となっていますが、日程によっては環境・まちづくり系専攻は65%と少し緩くなっている日程もありました。

国際学部=今の国際情勢も影響しているのでしょうか、今年は中国語コースが低めになっています。

産業理工学部=福岡県飯塚市にある産業理工学部の経営ビジネス学科の合格ラインは45~47%と狙い目になっています。

【理系】

建築学部、薬学部、情報学部、いずれも合格ラインが7割前後と大人気が続いています。

生物理工学部(和歌山)、工学部(広島)はいずれもラインは40~46%ほどで、狙い目ですが、工学部の建築学科だけ6割となっていますので要注意です。

理工学部=6割前後の得点力が必要な学科が並んでいますが、社会環境工学科、エネルギー物質工学科は56~59%と少し狙い目になっています。

農学部=7割近い得点が必要な水産学部を除くと大体50~65%ほどのラインで固まっています。中でも応用生命科学科と生物機能科学科は日程によっては半分程度のラインとなっていますので一般選抜でも狙い目になる可能性大です。

看護学部=今年から募集が始まった看護学部ですが、試験範囲が他の理系と異なるので単純比較はできませんが、合格ラインが7割を超えています。一般選抜でも同程度の戦いになりそうです。

産業理工学部=福岡の産業理工学部の理系4学科はいずれも40~50%でラインが引かれていました。一般選抜でも狙い目となるでしょう。

思うような結果が出なかった受験生もいらっしゃるかとは思いますが、一般選抜はまだ1か月以上先です。再調整をして、再挑戦だ!