大阪府 公立高校入試 倍率予測(旧第4学区)

2017年2月28日

旧4学区は他の学区に比べ、学校間の距離が大きいため、移動が少ないと思われがちですが、交通が発達しているために通学範囲も広く、受験者の移動も多い地域です。文理学科のある、三国丘高は昨年103名の流出がありましたが、その分岸和田に流入し、結果的に岸和田の流出分を埋めるという結果になりました。泉陽からも69名の流出がありましたが、鳳などに流れたと考えられます。中堅の学校でも50名前後の増減があり、貝塚南や福泉など調査結果と実出願数が大きく変わっている学校もあります。

今年の台風の目は泉陽、1クラス減であるにもかかわらず、昨年より101名多い希望者を集めています。自由な校風と進学校としての実績のバランスが良く、年々人気が上がっている学校ですので、ここからの流出はそれほど見込めないのではないでしょうか。(続く)