大阪産業大学附属にお邪魔しました(授業編)

2019年11月19日

大阪メトロ長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅より徒歩7分、今里筋線「新森古市」駅より徒歩7分、谷町線「関目高殿」駅より徒歩20分、京阪「関目」駅より徒歩15分と複数の交通アクセスが可能な大阪市城東区の共学校「大阪産業大学附属」にお邪魔しました。

1928年に大阪鉄道学校という技術系の実業校としてスタートしたこの学校はその後、商業科や機械科・自動車科などを設置して校名が大阪産業大学高等学校➡大阪産業大学附属高等学校と変わっていきましたが、今では実業系の学科は無く、普通科のみの進学校となっています。 高校生だけでも2000名以上の生徒が学ぶマンモス校ですが、運動系クラブの活躍も有名で、全国優勝8回準優勝3回のアメフト、一昨年は全国で準優勝だったラグビーをはじめ、全国大会レベルの運動系クラブがなんと28もあります。というわけで、6時間目が終わった頃にお邪魔してみました。

おや、授業をしている。なるほど、特進コースは7時間目があるのですね。しかし、生徒はくたびれている時間帯。受験生ならさておき高校1年生はぐったりしているのでは?と思いながら廊下から覗いてみると、おおおお。後ろの隅まで全生徒が授業に食らいついています。ホワイトボードのみの古典の授業、レベルが高いです。電子黒板を使った英語の授業、書き込みのポイント伝授の授業がテンポよく進んでいます。別の部屋では英語のリスニングの授業、もちろん生徒さんは集中しています。クラスは学力別になっており、学年ごとに入れ替え戦もあるとのこと。特進コースの先生に7限目でも生徒さんが集中していますねと、伝えると、7限目に如何に生徒を集中させるかが教員の力量です、とのお言葉。さすがでございます。

耐震補強された校舎は新しくはないのですが、見事にほこり・ゴミ一つ落ちておらず、廊下の靴箱も見事に整頓されているところから、この学校の教育力の高さを感じました(続く)