新型コロナウイルス感染症の公立高校入試への影響

2022年2月14日

都道府県によって異なりますが、「前期」「特色・推薦」といった日程の入試は始まっています。しかし今年はこの受験時期に新型コロナウイルス感染症が広がっており、各都道府県教育委員会もそれに対する対応を発表しています。

そこで、わが社の教室のある都府県のみ、その対応についてまとめてみました。

まず、出願に関して一番進んでいるのは東京。一部の高校ではWEB出願も導入されています。換気や消毒、お手洗いの混雑を避けるという趣旨でしょう、東京と千葉では当日の休憩時間を長めに設定しています。合格発表は「掲示」というところが多いのですが、昨年大阪ではWEB上でも「掲示」されましたので、そのような対応もなされると思いますが、滋賀県は「WEB発表をしない」と明記しています。その代わり受験生が密にならないようにという配慮でしょうか、校内の複数個所で掲示するという作戦です。追試験についても各都府県、日程設定していますが、奈良の「個別に口頭試問」というのは珍しいです。

今後の日程に関して追加の変更が発表される可能性もありますので、公立高校を受験する皆さんは情報に注意しておきましょう。