2018年7月25日

部活動体験入部は7/23~8/23 という、あまりにシンプルな告知に、驚いた次第ですが、実はクラブごとに体験できる日は異なります。御覧のように一つのクラブで1日か2日しか体験機会はありません。時間も結構短かいため要注意です。学校のホームページにはこのような一覧表が付いています。

申し込み用紙も同じホームページにありますので、ダウンロードして記入し、ファックスで申し込んでください。運動部のみならず、文化系のクラブや同好会も含め33のクラブが体験できます。数学研究同好会の体験って何をさせてくれるのでしょうか。個人的に気になります。
そのページのURLはこちら
それはさておき、自分の興味のあるクラブを体験し、現役高校生の生の声を聞いてみるのもいい刺激になることでしょう。

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2018年7月24日

中学校・高校でもよく誤解されるケースがあるのですが、同じ住吉区の帝塚山という地名をルーツとする学校ではありますが、奈良の「帝塚山」と大阪の「帝塚山学院」は、別法人です。どちらも幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学のフルラインナップで似ていますし、奈良の「帝塚山」を運営している法人名は「帝塚山学園」と一文字違いですので注意が必要です。唯一大きな違いは大阪の帝塚山学院中高のみ女子校で、他は共学(奈良の帝塚山中高は厳密には男女別クラスですので、「併学」ですが)となっています。
と、ここまで読み進んだ方で、「あれ?大学も女子だけですよね。」と思った方、ちょいと古い。奈良の帝塚山は1987年から、大阪の帝塚山学院は2007年からと、今ではどちらも男女共学となっています。
大阪堺市泉ヶ丘の緑が多く落ち着いた住宅街の中に「帝塚山学院大学」はあります。電車の駅から遠いのですが、バスは頻繁に出ていますので、実際にはそれほど距離を感じさせません。歴史や韓国語、美学も扱う「リベラルアーツ学部」はユニークな学部です。人間科学部では心理や食物栄養といった資格取得が可能な学科もあります。というわけで、もう少し詳しく知るために、ひとまず学校に行ってみましょう。チラシには女子が大きくレイアウトされていますが、もちろん男子も大歓迎だそうです。
8月12日(日)、8月18日(土)の詳細は、大学の入試情報サイトをご覧ください。

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2018年7月23日
いやぁ、毎日暑いですねぇ。暑いときには涼しい所に行くのが一番、というわけで、本日の最高気温が23度、最低気温は16度と別世界の札幌・北嶺中・高等学校のオープンスクール・学校説明会のお知らせです。

創立から32年という、比較的新しい、1学年120名前後の男子校です。全員ラグビーと柔道が必修で、中1~高2まで5年間、毎年6月の「全校登山」が行われるなど、体と精神を鍛えてくれる学校です。その効果もあるのでしょうか、進学実績も素晴らしいものです。東大13、京大2など難関大学に合格者を出していますが、特徴的なのは国公立医学部に40名、現役で18名の合格者を出しており、現役での国公立医学部医学科合格者占有率(18名÷卒業生数123名)でのランキングでは、灘、東海、久留米大付設、愛光、ラサールに続いて全国6位です。もちろん寮がついており、約1/3の生徒が寮生です。こちらでは専属の補習の教員に加え、北海道大学医学部の学生がチューターとして勉強などのサポート、外国人スタッフも時々訪れるなど、充実したサービスが受けられます。
8月18日は大阪でも説明会がありますが、やはり8月25日のオープンスクールに行ってみるのは如何でしょう。今から予約すると航空券もお安く手に入りますよ。

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2018年7月19日
河川が引っ越すわけではございません。学校のお話です。
西宮の夙川近くにあった女子校「夙川学院」は2016年にポートアイランドに移転して、共学化しましたが、今回さらなる移転が発表されました。昨年秋に須磨学園との業務提携が発表されると、進学校になるのでは、という期待感から中学受験者も増加しましたが、今回ついに運営法人自体も「須磨学園」に変更することが発表されました。
従来の「夙川学院」はスポーツ強豪校として知られていましたが、それに加えて須磨学園中高のように学力伸長もさらに強化する方針のようです。
現在のポートアイランドの校地は、短期大学と合わせてお隣の「神戸学院大学」に売却し、代わりに夙川中高は神戸学院大学付属中高のあった兵庫区の校地を取得・移転します。つまり校地の交換をするわけですが、「夙川」がすでに超えていた生田川ラインより、さらに西の湊川を超えて移動するわけです。また、校名変更(「学院」の文字が無くなる?)も予定されているようです。
詳細は今後発表されると思いますが、どのような進学校になるのか、期待が集まります。

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2018年7月18日
(続き)
【後半グループ】
「愛徳学園中学校・高等学校」は、全面ホワイトボードの「AL教室」でのグループワークや地域清掃ボランティアに加えて、新体操部の様子が紹介されました。
姫路城に隣接する「賢明女子学院中学校・高等学校」も生徒会活動、特に街頭募金の様子などが紹介されました。
「松蔭中学校・高等学校」は、ブルーアースプロジェクトという環境問題に取り組む活動や、体育祭、イングリッシュルームの紹介がありました。聴衆に向かって堂々と話す生徒さんの姿はプロの女子アナウンサーかと思うほどでした。
「神戸海星女子学院中学校・高等学校」は5月から10月まで使える屋内プールの写真を示されました。水泳部も屋内で練習し、通学でも日傘を使うために日焼けをしませんので、真っ黒な水泳部員が多い対外試合で目立つそうです。ESSドラマ部は英語で演劇を行うそうですが、その大道具の写真も圧巻でした。
「神戸国際中学校・高等学校」は、個性的形の校舎やフランス語の授業やそれによるミュージカルも紹介されましたが、制服着用は式典の時だけ、しかもチャイムがない、校内放送もないという、管理を排した学校生活についての説明が印象的でした。
「親和中学校、親和女子高等学校」は70年間変わらなかった制服が今年から変わったという説明や、自習可能な140席の閲覧席、9万2000冊の蔵書を誇る図書室の紹介などがなされました。
「園田学園中学校・高等学校」は語学研修についてのプレゼンです。系列の大学がニュージーランドに所有する施設を利用し、中学生は全員修学旅行で、高校生は希望者が語学研修に訪れます。また、女性学として茶道、華道、着付け、テーブルマナーの授業もあるそうです。ハワイに行く高2の修学旅行では、ホノルルフェスティバルという地元のイベントでダンスを披露している写真も紹介されました。
しかし、どの生徒さんも高校生徒は思えない堂々とした説明で、驚きました。いずれの説明も、パンフレットやホームページに書いていない生き生きとした学校生活がよくわかりました。今回同時に行われていたブース形式の説明や学校単独の説明会やオープンスクールも個別の相談ができるという点や設備を直接確認することができるという点で大変有益ですが、このような違う切り口の合同説明会も学校選びのいい勉強になるなと思った次第です。というわけで、学校説明会に既に参加したという方も、是非9月16日(滋賀)、9月17日(大阪)の「開成進学フェア」に参加して、他の面から学校を見てみることをお勧めします。


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2018年7月17日
3連休の真ん中である7月15日、神戸三宮で兵庫県の中高一貫の女子校14校が集う、「兵庫 女子教育セッション」が開催されました。中学受験を考える女子向けの合同説明会です。記録的な猛暑の中、多くの親子連れが訪れていました。昨年に比べると受験間近な小6生よりも、低学年のお子さんを連れた保護者の来場が増えたように思えます。全体的な来場者も増えているのではないでしょうか。

まず、制服展示のコーナーです。写真やイラストではなく、このように制服の実物を比較してみることができる機会はなかなかありません。いずれも機能性とデザイン性を兼ね備えた制服ばかりですが、互いに似たようなデザインの学校はありません。女子にとって制服も学校選びの重要ポイントとなるのでしょう。
昨年に続いて在校生によるパネルディスカッションが行われました。前半5校、後半7校、合計12校の生徒さんが、学校生活の写真3枚を元に、自分の学校の魅力をアピールするというイベントです。
【前半グループ】
「武庫川女子大附属中学校・高等学校」は交換留学制度や体育祭の写真の説明です。
「百合学院中学校・高等学校」は、皆でエプロンを付けて学年の枠を超えて編成される「縦割り」の班で行われている学内清掃の写真を示し、そのメリットの説明です。
「甲子園学園中学校・高等学校」は、広々としたエントランスの写真や毎年夏に行くディズニーシーへの旅行など、施設や行事を説明していました。
「小林聖心女子学院中学校・高等学校」は、お祈りから始まる毎朝の朝礼から、学校生活の紹介です。
「甲南女子中学校・高等学校」は運動会の四つ葉のクローバー型に並んだ全校生徒の写真を示し、学校の理念、「清く、正しく、優しく、強く」が紹介されていました。弓道部とアーチェリー部の写真を示し、その活躍も紹介されましたが、説明している生徒さんはその弓道部にあこがれて入学したが、結局入部したのはテニス部だったというオチまでついていました。(続く)

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2018年7月13日
大阪教育大学附属の中学校は池田、天王寺、平野の3つの学校があります。同じく附属高校も3か所にありますが、組織上では「1つ」です。つまり3つの高校に対して校長は1人で、たまたま校舎の場所が3か所に分かれているという考え方です。それぞれの「校舎」には「校舎主任」という最高責任者がいるという形態を取っています。
平野校舎は1学年120名(3クラス)と3校の中では最小で、高校からはそのうちの40名という小さな単位での募集しかないうえに、A日程は適性検査、B日程は学力検査という入試の方式も一般的ではありませんので難易度がわかりにくいのですが、決して合格は簡単でないことは確かです。少ない校則、自由な校風とされていますが、少数精鋭の指導やフィールドワーク、ディベート、論文作成といった多彩な教育プログラムのおかげでしょうか、昨年の東京阪神合格者数は14名、大阪市立大・府立大・兵庫県大合計で19名、関関同立98名(いずれもサンデー毎日4月15日号参照)の合格者数を出すなど、卒業生数に対する割合では大阪でのトップグループと肩を並べています。
先に述べたように募集人数が少ないので、入試に関する情報が一般的に出回っていませんので、興味のある中学生は明日の説明会に参加してみてはいかがでしょうか。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)
申し込みはメールかここに添付しているチラシをファックスする必要があります。締め切りは今日です。明日の参加が無理でも、10月にも説明会がありますので、ご安心ください。

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2018年7月12日

先日はこのエントリーで摂南大学の紹介をしましたが、今回は同じ法人が運営する「大阪工業大学」のお話です。大阪梅田、阪急梅田駅の横に地上21階、地下2階、高さ125mの「OIT梅田タワー」というのがそびえたっていますが、このOITというのは「大阪工業大学」のことで、「ロボティクス&デザイン工学部」という、最先端の工学を学ぶことができる学部が入っています。授業の合間には眼下に広がる大阪の景色を楽しむことができるオープンスペースやレストランもありますが、勉強用の設備も充実しています。講義形式だけでなく、小集団での演習や作業ができる多様なスペースも用意されています。というわけで、7月22日は普段は入ることのできないOIT梅田タワーを探検してみましょう。因みに、「情報科学部」は枚方キャンパス、「工学部」と「知的財産学部」は大宮キャンパスで、それぞれオープンキャンパスの開催日も異なります。ご確認ください。事前申し込みは不要です。

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2018年7月11日
学校法人加計学園 岡山理科大学の学校説明会に行って来ました。
7学部(理学部・工学部・総合情報学部・生物地球学部・教育学部・経営学部・獣医学部)を持ち中四国地区の私立大学では最大の規模(入学定員)であり、近畿地区で比較すると12番目のスケールに相当するそうです。『岡山理科大学』は以前から名の通った大学であったと思いますが、ご承知の通り昨年度より『加計学園・獣医学部』が有名となりました。
7学部のうち、[理学部・工学部・総合情報学部・生物地球学部・教育学部・経営学部]は岡山キャンパス(岡山県)に集まっており、6学部・19学科・1コースで構成されています。〔獣医学部〕は今春から今治キャンパス(徳島県)に新設され、1学部・2学科(獣医学科/獣医保健看護学科)でスタートしました。
今回の説明会では、まず今春開部された『獣医学部』の紹介から始まりました。
「獣医学部」と言っても単に《動物》を相手にするのではなく、『動物とヒトの健康を科学する』としておられ、〈世界は一つ〉⇒〈健康も一つ〉⇒《医学も一つ》、すなわち《ヒトの医学》も《動物の獣医学》もともに医学であり共通であるとしておられます。獣医学部では、「獣医師」とそのパートナー「獣医関連専門家(Veterinary Para-Professional=VPP)」をともに育成する。「獣医師」は、創薬ライフサイエンス/公共獣医師/医獣連携獣医療を。ⅤPPは、実験動物技術者/公務員/高度医療看護を学びます。何やら難しい言葉が並びました。HPなどで探ってください。
それともう一つは今春の入試結果報告です。
志願者総数:7,449人(昨年比109.4%)/実志願者数:4,064人(〃106.6%)/入学者数:1,618人(〃105.0%)となりました。新設の獣医学部は、志願者数2,395人で、志願者総数の32.2%を占めました。(募集人員は、6学部計1,615人、獣医学部200人)なお、既設学部の志願者総数は2年連続でダウンしており厳しい状況にあります。(前年比74.2%)
今回の説明会では、厳しい状況にあることを数値で示し報告いただいたとともに、来年度に向けた入試のPointをしっかりとご説明頂きました。その主な内容は、【1】『指定科目重視型』を導入。基礎的な学力試験①を指定し、さらに基礎的な学力試験②と調査書の総合点判定をします。指定学力試験①100点+学力試験②50点+調査書25点=175点となり、指定学力試験①は総点の57%を占めます。【2】一般入試前期日を従来の2/1・2/2・2/3から1/30・1/31・2/1に変更し、他大学との併願のバリエーションを広げます。他にも、一般後期日程の変更(少し早めて手続きをしやすくする。)AO入試で『グループ面接』を実施されます。
興味のある方は、オープンキャンパスに是非一度参加してみてはいかがでしょうか。




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2018年7月10日
武庫川女子大学附属中学校・高等学校の学校説明会に行って来ました。
2019年度で創立80周年を迎える学校で、現在では、附属中学校・附属高校・大学・大学院・短期大学部を持つ女子校です。
2018年度の大学合格実績では、卒業生の約80%が武庫川女子大学へ進学しています。
(2018卒業生348名中279名進学)
昨年度より新しいコース「創造グローバルコース」「創造サイエンスコース」を設置しています。
今回の説明会での重要情報は、2019年度入試より【中学入試】では[英語入試]や[思考力入試]を導入することです。
[英語入試]では英語だけの入試ではなく、勿論他教科の学力も検査されます。すなわち、《グローバル入試》という受験方式で、英語(50分100点)、国語(50分100点)、算数(50分100点)から選択受験ができます。また、[思考力入試]では、《みらい思考力入試》という受験方式で、60分100点で〔思考力を問う合科型の問題〕を4題出題されます。
【高校入試】では、《SA方式入試》では、提示した課題について〔プレゼンテーション〕を行うものです。
★2019中学入試募集要項
①:自己推薦入試:専願のみ
・英検、漢検などの資格取得、課外活動の活躍を評価
・人物重視の評価基準
②:4/3科選択入試
・4科=国語・算数・理科・社会の4科または3科選択
③:グローバル入試
④:みらい思考力入試
・思考力を問う合科型の問題を4題出題。
⑤:2科入試
・国語と算数
※また全方式において、資格取得・課外活動などの活躍を加点があります。
★2019高校入試募集要項
①:自己アピール入試:専願のみ
②:3科選択入試
・英語、数学は必須。国語もしくは理科を選択。(ただしグローバルサイエンスは理科を必ず選択。)
③:アスリート・アーティスト入試:専願のみ
更に詳しくは、学校説明会に是非とも参加して確認してください。



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