2022年10月18日
先日紹介した「国際高等専門学校」と同一法人の「金沢工業大学」についての話題です。1957年に設立された「北陸電波学校」をルーツに持つ65年の歴史のある工業系の学校ですが、1965年に大学に昇格、その後学部の改編やキャンパスのリニューアルが繰り返され、今では工学部、建築学部、情報フロンティア学部、バイオ・化学部、の4学部に加え、工学研究科、心理科学研究科、KIT虎の門大学院(東京にあるMBAや知的マネジメント修士(MIPM)が取得できる社会人向け大学院)という文系分野も含む大学院を擁する総合学園となりました。
このように勢いのある大学なのですが、やはり私立大学ですから、そこそこの学費となります。自宅から通えないとなると生活費も必要ですから、ちょっとご家庭のご理解が得られにくいかも知れません。
そこで、今回このような思い切った奨学金が発表されました。条件はありますが、年間90万円前後の割引で、国立大学並みの学費にしてくれるといううれしいお話です。
数年前の日本経済新聞に、受験から卒業まで、大学に進学~卒業するためには生活費も含めてどのくらい必要なのか、という記事がありましたが、それによりますと、自宅外の国公立大学の場合は平均で991万円ほど、私立大学理系学部に自宅から通ったとすると約922万円という試算でした。つまりあまり差がありません。従って、近畿圏在住の受験生は、近畿圏の私立大学と地方も含めた国公立を併願というパターンも多いわけですが、ここで地方の国公立並みの学費で通える金沢工業大学という選択肢が一つ増えることになります。
興味のある方は大学HPを調べてみましょう。
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2022年10月17日
昨年よりも約1週間早く、京都市の華頂女子高等学校の入試説明会が開催されます。元々浄土宗の総本山、知恩院が111年前に山内に創設した女学院がルーツで、同一法人が運営する「佛教大学」「京都華頂大学」どちらにも推薦枠があります。2年生から4つに分かれるコース制も好評ですが、なんといっても恵まれた教育環境やスラックスも選べる人気の高い制服など魅力はたくさんあります。中3女子は一度説明会に参加してみましょう。
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2022年10月14日
イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(略してTHE)は毎年大学の世界ランキングを発表しています。学生一人当たりの資金や教員一人当たりの被引用論文数や教員:学生比率、学生や高校教員によるアンケート外国人教員や学生比率などを得点化して並べているものですので、規模が大きく、引用される論文が多い医学系の専門分野を持っている大学に有利な指標となります。
それでは2023年版のベスト20
残念ながら、今年も日本は20位以内にランクインすることができませんでした。日本の大学だけを取り出してみると、300位以内にはこの4大学が入っています。
首都圏の総合私立大学では、慶應義塾大学が601-800位、早稲田大学と立教大学が1001-1200位にランク付けされており、近畿圏の総合私立大学では近畿大学が801-1000位、立命館大学が1201-1500位に入っています。「早慶立近立」というポスターが作られるのを期待しております。
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2022年10月13日
67年の歴史のある、堺市の賢明学院中学高等学校に関する話題です。元は女子校でしたが、12年前に共学化し、広いグラウンドやチャペルが併設された落ち着いた学習環境と国際理解教育で定評のある学校です。2020年度から関西学院大学の系属校となり、関西学院大学の理系学部との連携という魅力もさらに加わっています。
さて、その学校が「府外特別入試」という制度を導入しました。確かに阪和線の駅から徒歩圏内ですから和歌山からのアクセスには問題は無く、尼崎からでも50分前後で到着できますので兵庫県も通学圏です。府外の受験生は受験料がサービスされますので、一度考えてみられてはいかがでしょうか。
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2022年10月12日
関西8大学の中で一般入試による入学者の割合が一番少なかった関西学院大学が、一般選抜に大きく舵を切ろうとしています。2021年度から2022年度で一般選抜による合格者数が12,444人から27%増の15,829人と急増させています。
今年度は、学外受験会場の充実も発表されました。従来は2日程のみ設定だった大阪会場が7日の全日程となり、しかも難波エリアにも設置予定との事。大阪南部の受験生にとってはうれしいお知らせとなっております。国公立の併願として私学を考えている受験生にとっても関西学院という選択肢が広がりましたね。
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2022年10月11日
東大阪市のマンモス校、近畿大学附属高等学校が、海外大学への進学にも有利な「国際バカロレア・ディプロマ資格」が取得できる認定校となりました。近畿圏の一条校では立命館宇治、関学千里国際、大阪国際の3校がフルディプロマ、大阪女学院、大阪府立水都国際、滋賀県立虎姫高校が一部の科目を日本語で実施する日本語ディプロマ(Dual Language Diploma)の取得が可能な学校となっていますので7校目となります。
今回、近畿大学附属高等学校が設置するのは、日本語ディプロマのコースになるようです。英語特化コース(約40名)の中から高校2年に上がるときに15名が選抜されクラスを構成するようです。2023年度募集生からのスタート、つまりこのコースが本格稼働するのは2024年からというタイムスケジュールになっています。
まだまだ進化する近畿大学附属高等学校なのでした。
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2022年10月7日
高野山大学といえば、和歌山の標高800メートルの・・・と思っているあなた、昨年このブログでも紹介したように河内長野にもキャンパスがあり、教育学部はそちらで授業をしています。今回はそこで行われる模擬講義のご案内です。
昨年開設されたばかりの教育学部はまだ学生も少なく、先生との距離が大変近い大学となっております。教職を目指す高校生は一度模擬講義を受けてみてはいかがでしょうか。
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2022年10月6日
どうして今までなかったのか不思議なのですが、2023年、ついに追手門学院大学にも法学部ができます。2018年の創立130周年記念行事から、2019年には茨木総持寺キャンパスを開設、2022年には文学部の復活とハイペースでリニューアルが進行しています。職員の皆さん大変そうです。
( ↑ 追手門学院大学の学部の推移。56年の間に結構変化してます。)
それはさておき、1年次からゼミ形式の授業を行う法学部の開設で公務員試験に強い学生を育てる環境もさらに整いそうです。公募制推薦の日程もご覧の通りですので、受験生の皆さん、注目ですよ。
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2022年10月5日
以前、このブログでも紹介した、石川県の国際高等専門学校についてです。
【新規開校】国際高専【しかも全寮制】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)
寮が併設されている校舎では、今日も多くの専門的な教育活動がなされているのですが、そこから送られてきたオンライン説明会のチラシがこちら・・・
さすが「国際」英語と日本語の両面印刷です。格好いいなぁ。オンラインですから世界のどちらからでも結構です。相談はどちらでも得意な方の言語でどうぞ。
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2022年10月4日
長かった夏(体感的)が終わり、ようやく秋になってきましたが、受験生にとっては入試という熱い季節が迫ってきております。近畿圏の中学入試では「プレテスト」の開催が本格化する季節でもあります。
大阪市此花区の昇陽中学校でもプレテストが2回開催されます。1回だけの学校もありますが、やはり1回で失敗した後、いきなり本番というのも心配ですから2回以上設定されているのは安心です。本番と同じ学校の教室の中で練習できる貴重な機会です。是非参加しましょう。ところで私立中学校といえば学費が心配、という声も聞きますが、この学校は特待制度も充実しており、経済的負担をかけずに通学することも可能です。詳しくはプレテストと同時開催されている入試説明会でご確認ください。
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