佛教大 2016年度公募推薦入試結果

2016年1月13日

佛教大が先ごろ行われた公募推薦入試に関する結果をご紹介します。

以下、表にまとめました(画像をクリックすると拡大します)。

昨年度の公募推薦入試では、志願者数が対前年比110.8%の大幅増となり、それに呼応する形で合格者数も対前年比108.3%と増やされるなど、「人気傾向」が強かったのですが、今年度の公募推薦においても志願者数は昨年並みとなる前年比100.8%となり、昨年の人気傾向がそのまま続いている状況です。

特に大幅に志願者数が増えている学部・学科は以下のとおりです。

文学部 日本文学科 114.6%
歴史学部 歴史学科 110.8%
教育学部 臨床心理学科 147.4%
保健医療技術学部 作業療法学科 112.7%

志願者数が増えたことにより「合格が難しくなった」という印象を抱きますものの、合格者数は前年比105.0%とされており、全学部トータルの倍率が昨年度4.95倍から今年度4.76倍と下降し、若干ではありますが入り易くなっています。

特に大幅な合格者数増となった学部・学科は次の通りです。

仏教学部 仏教学科 131.6%
文学部 日本文学科 123.4%
文学部 中国学科 113.6%
歴史学部 歴史文化学科 143.8%
社会学部 公共政策学科 111.7%
保健医療技術学部 理学療法学科 120.0%
保健医療技術学部 作業療法学科 120.6%

歴史学部 歴史文化学科は対前年比143.8%と大幅な合格者数増となっていますが、反対に志願者数は対前年比で84.6%となっています。実は、昨年度も対前年比83.9%と大きく志願者を減らしていました。これは、近年の公募推薦における倍率が2012年度4.15倍⇒2013年度4.80倍⇒2014年度5.17倍と連続して高騰していたことを受け、受験生に回避されているからだと推測されます。志願者数が減っているので、合格者数は多めに出しておくことで「一般入試前に入学者数を確保しておこう」ということでしょうか。

教育学部 教育学科は例年、国公立大の合格発表が行われると合格者に大量に逃げられてしまう(佛教大で合格を押さえていた受験生が国公立大に合格・入学する)ことから、昨年度はあらかじめ合格者数は多目に出していたようですが、今年度については2年前水準にまで合格者数を絞っています。恐らく、昨年度は予想以上に合格者の手続き率が高かったので、今年度については修正をしてきたのではないか、と予想しています。

一般入試に向けた情報です。

一般入試A日程(2月)・一般入試B日程(3月)・大学入試センター試験利用入試(前期)・(後期)の5つの入試種別で、WEB出願を実施されます。ただし、「顔写真」「調査書」等は、別途郵送が必要なので、ご注意ください。

 

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