【共通テストコロナ欠席】文科省 国公立大に異例の要請

2022年1月13日

今週末、大学入学共通テストが迫ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の第6波による感染者数も増加し受験生に影響する可能性も高まってきました。このタイミングで1月11日、文部科学大臣は新型コロナウイルス感染症への罹患等で共通テストを欠席した受験生に対し、国公立大学は2次試験だけで合否を判定するように要請する、と記者会見で発表しました。

共通テストに関しては、新型コロナウイルス感染者は別室受験も認めない、という昨年末の発表から、一転して個別試験を容認するよう方針変更し、今回はそれすらも受験できなかった場合に備え、国公立大学に異例の要請を出すようです。

今の感染者数程度に抑えられていればこの救済の対象となる受験生はそれほど発生しないと思いますので、調査書等他の資料も参考に個別に合否判定するのでしょうが、2次試験の科目数の少ない大学では、苦しい判断を迫られることになるかもしれません。しかし、このような救済措置が現時点で発表されたことは、受験生の不安の緩和につながるでしょう。

当グループでは教室内での感染防止のため、消毒と換気を徹底しておりますので今日も寒い教室で受験生は戦っております。