【3年間、学費免除!】京都外国語大学 ダイヤモンドコース【入ってから頑張れ】

2025年6月2日 月曜日

78年前の1947年に開かれた語学学校をルーツとし、1959年に大学に昇格した京都外国語大学は英米語だけでなく、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語など9つの学科を持つ外国語学部に加えて国際貢献学部を併設する、語学系に特化した大学として発展してきました。地理的に広い範囲から学生を集めているのでも知られています。

英米語学科の学生に限るのですが、少し変わった奨学金制度があるので紹介しましょう。

1年次には普通に学費を払うのですが、その間に優秀な成績を収めることができれば、2年次以降の授業料が免除(正確には振り込んだ後で返還される)、という制度です。入学段階で優秀な学生を確保しよう、という奨学金制度と違い、入学後の頑張りを評価するというのは、教育的に良い考えだと思います。

京都外大に入学してから、頑張って勉強して学費を返してもらいましょう。

【卵を守れるか?】大阪電気通信大学 第18回「卵落としコンテスト」開催【成功率半分以下?】

2025年5月30日 金曜日

寝屋川市の大阪電気通信大学では新入生歓迎イベントとして、毎年「卵落としコンテスト」が開催されています。A2 サイズ(つまりA4サイズの4倍の面積)のケント紙(製図などに使われる、少し厚みのある紙)を加工した入れ物に生卵を入れて、ビル3階の屋上に相当する約10メートルの高さから落として卵が割れなければ成功、さらに落下点にある的の中心に近い方が高得点という競技です。入れ物は新入生3~4名のチームで考えを出し合って、はさみとセロテープだけを使って作成します。よく見られるのが空気抵抗を利用して落下速度を調整しようというパラシュート型なのですが、風に流されて落下ポイントからずれてしまうというデメリットがあり、入れ物がつぶれることで卵を守る、紙を折って緩衝材のようにするなど、様々な工夫を見ることができます。

実は29日(木)NHK総合の「おはよう関西」で朝8時前にその準備の様子が生放送される予定だったのですが、中継通信回線が途中で途切れて中止となってしまいました。大学は大阪府寝屋川市ですから、中継車から直接地上局に伝送する確実性の高い方法を取っていたと思うので不思議です。あくまでも個人的な見解ですが、大学内の他の実験施設からの電波干渉でもあったのでしょうか?物理って理論通り上手くいくとは限らないということをこちらでも示すことができたようで、ちょっと面白かったです。それはさておき、映像として見てみたいので、また改めて放送されることを願っております。

コンテストの本選は6月6日。今年はどのようなアイディアのグループが優勝するのか楽しみです。

【立命館大学デザイン・アート学部新設コラボ企画】衣笠アートヴィレッジフェスティバル【教員によるトークセッションも】

2025年5月29日 木曜日

昨日入試に関して紹介した立命館大学のデザイン・アート学部(仮称)ですが、そのコラボ企画として次の日曜日に「衣笠アートヴィレッジフェスティバル」なるイベントが京都衣笠キャンパスで行われます。このようにしてみると、この新学部が考えている「アート」ってとても幅広そうです。

新学部の教員によるトークセッションと説明会は14:00~15:00です。学内でのキッチンカーや学生団体による発表や体験会も多数用意されていますし、学外の文化財や文化施設を巡る企画もあるようです。これはアート好きにはたまらない。詳しくはHPをご覧ください。30分ごとに学内を巡回する電動カートにも乗ってみたいな。

【実技はごく一部?】立命館大学 デザイン・アート学部 入試概要【180名募集】

2025年5月28日 水曜日

立命館大学は2026年度4月、新たな学部「デザイン・アート学部」の設置に向けて、現在申請段階です。まだ認可されていませんので募集要項の発表はできません。よって、あくまでも「予定情報」としてですが、一般選抜の概要が発表されました。

180名募集のうち、一般選抜で60名募集予定。その60名の内訳は、全学統一(文系)方式で35名、学部個別配点(情報型理系)方式で15名、共通テスト3教科型で5名、後期分割方式で5名となっており、全学統一が最も大きい募集となっています。

全学統一(文系)方式の入試科目はその他の文系学部と同じですから英語120点、国語(古文あり)100点、地歴公民数(ⅠAⅡBC)いずれか1科目選択100点という配点です。

総合型選抜では65名募集予定で、その内30名が視覚表現型という選抜方法で、視覚表現(スケッチやイラスト、写真、図、表などの視覚に訴える表現に関する質疑)という選考が行われるようです。残り35名はポートフォリオ型で、事前に制作し提出したデザインやアート作品がそのコンセプトやプロセスと併せて評価対象になるとのことです。

180名から、一般選抜の60名と総合型選抜の65名を除くと、残りは55名になりますが、あとはスポーツ推薦や留学生枠、内部推薦や指定校枠などになるようです。

というわけで、視覚表現型による選抜で何かデザインを課される可能性はありますが、基本的には学力検査による入試だということのようです。

詳細は設置認可後に発表される予定です。楽しみですね。

【多彩な入試制度も知ろう】受験生のための「近大入試まるわかりセミナー」【高校1年・2年及び保護者も歓迎】

2025年5月21日 水曜日

3月に東大阪キャンパスで行われた「オープンキャンパス」は今年も多くの来場者だったようです。受験生はオープンキャンパスで大学の元気な雰囲気や充実の設備を知ることができたと思います。しかし一方で、近畿大学の入試には多様な判定方式や併願方式が用意されており、どの方式が自分に有利であるかを受験生が判断する必要もあります。

というわけで、今回紹介するイベントは、大学の様子や大学生活に関する内容に加えて入試制度をまとめて説明していただけるというありがたい内容となっています。

6か所で開催されますので、都合の良い会場、日時でご参加ください。

事前申し込みは不要、入退場自由です。

【受験生激増の】甲南大学 入試制度説明会【秘密を聞いてみよう】

2025年5月20日 火曜日

先月、こちらのエントリーで甲南大学の募集単位ごとの動向を紹介しましたが、

【2025入試結果速報】甲南大学【募集単位ごとの変化】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

受験生にとっては公募推薦、一般選抜ともに入試制度や日程の変更によって受験しやすくなりました。その結果、甲南大学全体の志願者数は増えました。一般入試の前期+中期の志願者数ですが、2023年度=16,075件、2024年度=17,746件、2025年度=25,268件となっています。つまり今春は2年前の1.57倍と激増したことになります。

少し年の離れたお兄さん、お姉さんのいる大学受験生は、甲南大学は他大学併願での受験がしにくい大学だと聞いているかも知れませんが、ここ2年で大きく制度は変化しています。一度最新情報を得るためにも説明会に参加してみてはどうでしょうか。メニューは限られますが、学食体験も用意されています。

事前申し込み制になっています。申し込みはお早めに。

【見晴らし抜群】大阪青山大学 オープンキャンパス【通学も便利】

2025年5月19日 月曜日

2年前にもこの(↓)エントリーで紹介した大阪青山大学ですが、

【奨学金も充実】大阪青山大学 3学部体制記念奨学金【受験料も割引】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ

キャンパスは箕面市の北部、大阪市方面が一望できる高台にあります。ということは、毎日の通学は山登りか?と思われるかもしれませんが、阪急箕面駅、もしくは昨年春に御堂筋線と直結した箕面萱野駅からスクールバスがガンガン運行されていて、学舎の前まで連れて行ってもらえます。

それはさておき今年のオープンキャンパスも盛りだくさんイベントが用意されています。学部別体験授業やキャンパスツアーで充実の大学設備を実感しましょう。明るく広い食堂でのランチサービスも用意されているようです。楽しみですね。

【特別告知】6月21日(土)の「入試対策&交流会」ではこのブログの「中の人」が総合型選抜などについて講演いたします。高校生の皆さん、お待ちしております。

【2027年度から】武蔵大学 国際教養学部国際教養学科に「ビジネスデータサイエンス専攻」が誕生【さらに進化!】

2025年5月13日 火曜日

昨日武蔵大学社会学部の新専攻について紹介しましたが、国際教養学部でも新たな動きがあるようです。

国際教養学部は2022年に江古田キャンパスに作られた新しい学部ですが、現在ロンドン大学の学位取得も選択できるEM(経済経営学)専攻、海外留学も可能なGS(グローバルスタディーズ)専攻の2つがあり、国際的な人材育成カリキュラムが組まれていますが、今回新たに「ビジネスデータサイエンス専攻」の設置が発表されました。こちらもEMと同じくロンドン大学の学士号取得が可能となっていますので、英語とデータサイエンス両方ができるカリキュラムとなっています。これは就職の際にも強い武器となるでしょう。しかし、同時に2専攻を開設するとは、武蔵大学恐るべし。

【2027年度から】武蔵大学 社会学部メディア社会学科に「情報社会デザイン専攻」が誕生【さらに進化!】

2025年5月12日 月曜日

旧制高校を起源とする東京四大学(学習院大学、成蹊大学、成城大学、武蔵大学)の一つである武蔵大学は東武グループの前身の根津財閥の創始者によって開かれた大学ですが、新制大学に転換した時には経済学部からスタートしており、実社会に通用する人材育成では定評があります。1969年に創設された人文学部社会学科が社会学部に昇格したのは1998年。2004年には社会学部にメディア社会学科を増設するなど時代に合わせたリニューアルが行われてきましたが、2027年からそのメディア社会学科に「情報社会デザイン専攻」を設置する計画であることが発表されました。

大まかにはAIやデータサイエンスに関する学びに特化した専攻なのですが、カリキュラムを細かく見てみると本気度がわかります。 プログラミングやデータサイエンスの基礎を1年生で学び、2年生以降でAIプログラミングや社会調査、社会統計、多変量解析などデータの意味や分析法を学び、さらに「計算社会科学・ネットワーク社会論系」「メディア分析・デジタル消費社会論系」「先端技術・コンテンツ社会学系」「公共政策・ソーシャルデザイン系」の4分野から選択履修するという計画のようです。このように先端技術に関して実践的かつ意欲的なカリキュラムになっています。2027年度から導入(現在高校2年生以下の学年が対象)となっています。興味のある高校生は大学HPなど今後の情報に注意しておきましょう。

【授業料+教育充実費が50%OFF!】神戸女学院大学 共通テストスカラシップ制度【しかも4年間!】

2025年5月9日 金曜日

2025年度入試から導入された神戸女学院大学の学費割引制度である「共通テストスカラシップ」についてです。大学入学共通テストの5教科型のみでの判定ですが、事前に設定されている基準を超えていれば、1・2年は無条件で約半額、そして入学後の成績が条件を満たせば3・4年でも割引が続くという素晴らしい制度です。共通テストの基準は学部によって異なりますが、生命環境学部は52%、それ以外は55%とそれほど高くなく、共通テストの平均が上がった今春の受験生は特にラッキーだったわけですね。

この春の出願者は167名とのことですが、自己採点後に出願できるのでほぼ全員合格していると考えられます。その内の40名が入学したとのことですから共通テスト利用としては高い歩留まりとなっています。外国語、国語、数ⅠAは必須ですので、数学が不得意な文系の受験生でも数学が足を引っ張らない程度に頑張れば国公立並みの学費で卒業する事が可能となります。

というわけで、次の受験生は国公立志望でなくても、大学入学共通テストは受験しておきましょうね。