大阪府 公立高校 倍率予測(その1)

2021年12月27日 月曜日

大阪府の公立高校の倍率を、塾生の志願動向などを元に「勝手に」予測してみました。定員増や過去の倍率、揺り戻しなどを総合的に判定して高倍率注意マーク(⚠)を入れています。

【旧1学区】

昨年度はその前の年度から大きく定員を減らしたために平均倍率が高くなった旧1学区ですが、今回は桜和高校の開校(6クラス)と昨年厳しい戦いになった数校が1クラス増となります。一方福井は2クラス減、2022年度が最後の入試となる島本が3クラス減というわけで、全体では1クラス増とほぼ変わりません。そんな中で、茨木・豊中・春日丘は昨年と変わらず高倍率、桜塚・山田も志願者が増えることから高倍率予測をつけています。逆に定員減の2校は、私立専願への流出も多く、定員割れになる可能性が高いと考えています。

【旧2学区】

比較的定員の変動の少ない地域となります。枚方と旭の2校が定員増となる一方、大正白稜が2クラス減、茨田が3クラス減となっています。過去4か年の状況から寝屋川と東、に加えて定員増の旭の倍率にも注意が必要です。(続く)