上宮学園中学校 プレテスト・適性検査型テスト

2020年10月13日 火曜日

以前このエントリーでも紹介しましたが、大阪最古の私学であり、過去130年にわたって数多くの著名人を輩出してきた大阪の上宮学園から、公立中高一貫校受験生もお待ちかねの「適性検査型プレテスト」のお知らせが送られてきました。今まで中学校受験用の算数や国語を勉強してこなかったが、結構本を読んだり考えたりするのが好きだという小学生にはぴったりの入試方法です。適性検査というのは公立中高一貫校で行われている入試方式でもあるのですが、実は学校ごとに多少傾向が異なるものです。しかしさすが上宮学園、大阪市立の2校(咲くやこの花中学校と水都国際中学校)共通問題となっている「適性検査Ⅰ」に合わせた傾向となっていますので、この2校志願者にとっても、またとない力試しの機会となっております。

事前申し込みが必要です。詳しくは学校HPをご確認ください。 因みに大阪市立の2校は2022年度から大阪府に移管され、受験資格も大阪市内在住から、大阪府下在住へと拡大される見込みです。今の小5以下のお子様をお持ちのご家庭は、今後の報道にご注意ください。

近大豊岡 秋のオープンスクール+Web個別相談会

2020年10月12日 月曜日

そろそろ空も秋の色。今年はコロナ禍の影響で季節感がずれている今日この頃ですが、受験生の皆さんはそろそろ気合が入っていると思います。一方、この先が読めない状況を受けて今年は大学入試でも既に推薦入試で進学先を決めている受験生が多いとの情報があります。というわけで、最初から大学附属に進学しておくというのも一つの考え方ではないでしょうか。そこで近畿大学附属豊岡は近畿大学直結。東大阪の近大附属も多くの生徒が居て元気のある学校ですが、近大豊岡も程よい規模感でアットホーム、寮もあります。というわけで、オープンスクールにお出かけしてみては如何でしょうか。

興味はあるが地理的に離れたところにお住いの受験生・またはオープンスクールに参加できなかった受験生のために、Web個別相談会も実施されています。こちらも含めて詳しくは学校HPをご確認ください。

【7年ぶりの】京都学園中高 京都先端科学大学 法人合併【復縁?】

2020年10月7日 水曜日

昔むかし、和歌山に辻本光楠(こうなん)さんという農家の四男さんがおったそうな。広い世界を知るために単身アメリカに行ってみたところ、何者かに襲われて片腕が無くなるほどの大けがをして帰国。後遺症に苦しみながらも英語を学び続けて立派な教育者になったそうな。その方が京都大学の近くに商業学校を作ったのが95年前。その3年後、花園妙心寺の塔頭(たっちゅう)が持っていた竹林を借りる形で右京区に移転してきたのが、今日の京都学園中学校・高等学校です。校地の一番奥がテニスコートなので、その塔頭の庭にはテニスボールが時々飛び込んできますが、和尚さんは特に気にしていないご様子。実はこの和尚さんは京都工芸繊維大学で蚕の研究をしていた農学博士でもある方ですが・・・(脱線しましたので軌道修正)それはさておき、実は2014年までは当時の京都学園大学も同じ法人「京都学園」が運営していたのですが、何があったのか6年前に中高だけが独立し、学校法人「京都光楠学園」となっていました。

一方、亀岡にあった大学の方はその後大きく姿を変えていきます。2015年の太秦キャンパス開設と併せて学部の増設、改組など拡大路線に走り始め、本部機能を京都市に移転、2018年には日本電産会長の永守氏が理事長に、2019年には法人名も「永守学園」、大学名は「京都先端科学大学」に変更。カリキュラムも大幅変更、英検2級以上持っていれば授業料免除+100万円/年プレゼントといったゴージャスな奨学金を用意するなどでも注目を集めています。 このように6年間の間に大きく進化した大学との協力関係は中高の充実につながるとの考えでしょうか、再び法人が統合されると発表されました。大学側も附属校を新設する構想がうわさされていましたので、一気に大学附属校を手に入れたことにもなります。中学からの10年一貫人材育成プランもかんがえていらっしゃるかも・・・。楽しみです。

アサンプション国際中学校プレテスト・高等学校オープンスクール

2020年10月6日 火曜日

大阪府箕面市の、大阪北部を見下ろすことができる高台にあるアサンプション国際中学校・高等学校のお話です。英語以外の科目の授業も英語を使う「イマージョン教育」を行い、課題解決型のディベートやプレゼンテーションも大幅に導入しているなど特徴的な学びを行っている学校ですが、こちらでは中学校のプレテストと高等学校のオープンスクールが同じ日に開かれます。しかも開催時間が微妙に重なっています。先生方は大変だと思いますが、今年は来場者の滞留時間を短くするために、お昼までに帰っていただくこの時間設定になったのでしょう。

保護者向けの説明会も同時開催されているようですので、ご一緒にお出かけください。 申し込みは事前予約制となっておりますので、学校HPをご確認ください。

【特に今年は】関西大学中等部 入試の試験範囲について【要注意!】

2020年9月29日 火曜日

関西大学中等部のホームページにこのような文書が添付されていました。

つまり、今年に関しては学校の休校期間があったため、出題範囲について除外される部分がありますよ、というお知らせなのです。大阪府の公立高校のように、高校入試では同様の発表をしている学校がありますが、中学入試でも同趣旨の考慮がなされる場合があるという事です。今後他の中学入試でも同じように除外範囲を発表する可能性がありますので気を付けておきましょう。 まあ試験に出ない範囲を勉強するのは無駄だというわけではありませんが、1点を争う入試に於いては、やはり出題されない範囲の優先順位は下げておくべきでしょう。中学入試は1月ですので、この除外された範囲を勉強するのは、その後にしましょう。

【6年後の】追手門学院大手前中学校【占いもできます】

2020年9月28日 月曜日

このエントリーで先日追手門学院中学校のプレテストを紹介しましたが、こちら追手門大手前中学校でもプレテストが用意されています。追手門学院と同じように「特待生」になれるかも、の判定が出ますが、このプレテストを受けた人はその6年後にどうなったのか、という資料までついています。これは小6時点で点数が取れなかったとしても6年間の間に国公立大学に進めるまでになります、というこの学校の指導力の高さを証明するものでもあります。 申し込みについては学校HPをご確認ください。

百合学院 自己推薦型入試

2020年9月23日 水曜日

私立中学校入試では、試験科目の選択・英語入試・適性検査型入試・思考力型入試など多彩な選抜方式が広がってきていますが、大学入試のような指定校推薦(今年から「学校推薦型選抜」って呼ぶことになっています)を行っている中学校は少ない(別法人の間では、大阪の城星小学校から大阪星光への推薦枠などごく一部)代わりに(?)「自己推薦型」という選抜方法があります。

今までに取り組んできた受験勉強以外の成果(各種検定や文化芸術・スポーツなど)をアピールして、認められれば入試当日に課されるのは作文と面接のみ、という仕組みです。 しかし、重要なのは事前にそのための審査を受けておかなければならないところです。百合学院の場合は11月28日までに保護者との事前相談が行われ、その後申請書類を提出し、自己推薦型への出願が可能となれば、出願・受験できる、というシステムです。というわけで、保護者の皆さん、すでに事前相談の期間は始まっております。詳しくは学校のHPでご確認ください。

【2021年現校名での】大阪国際大和田中学校【最後の入試】

2020年9月17日 木曜日

昨日お知らせした「大阪国際中学校・高等学校(仮称)」のお話の続きです。 2022年から学校は生まれ変わりますが、次年度はまだ現行の校名での入試が行われます。例年のようにプレテストなどの入試イベントも10月上旬から順次行われる予定です。 しかし、考えてみると、来年入学すれば新たな学校の誕生という歴史的な場面に立ち会えるわけですし、新校舎やコース制によって人気が急上昇すれば、今の小6が中3を迎えたころには難易度が上昇しているかもしれません。ということは中学段階から入学しておくというメリットは結構大きいかも・・・。 入試関連イベントの詳細は学校ホームページをご覧ください。

【2022年新たに誕生】大阪国際中学校・高等学校(仮称)について【スクープ】

2020年9月16日 水曜日

以前、このエントリーでもお知らせしましたが、大阪国際大和田中学校・高等学校は守口市の新校地に移転、女子校である大阪国際滝井高等学校は2021年度募集を最後に現校地のままで2024年春までの運営という方針が示されていましたが、今回、移転後の学校名(まだ仮称ですが)とコース制が発表されました。

新たな学校では今まで大和田で行われていた大学進学準備に特化したコース群と、滝井のDNAであるキャリア形成に軸足を置いたコース群の、大きく分けて2つのコンセプト を併存させる方針のようです。進学準備の方には、6年一貫のコースと「国際バカロレア」のディプロマ取得準備のコースも構想されているようです。つまり、新たな学校は大阪国際大和田が移転するというより、2校のコンセプトを合体し、さらにそれらの特徴を尖らせた新たな学校が誕生するというイメージです。

2021年入試、つまり今の小6受験生にとっては中2から真新しい校舎で、またその2年後からは新しいコース制の高校で学ぶことになりますので注目です。 詳細は順次決定されていくようです。今後の発表に注目しておきましょう。

追手門学院中学校 プレテスト

2020年9月14日 月曜日

移転したばかりの真新しい校舎を活用した多様な形態による授業に加え、高校では「表現コミュニケーションコース」という珍しいコンセプトのコースも併設されているなど新しい教育満載の追手門学院についてです。こちらでも中学入試のプレテストが予定されていますが、なんということでしょう、受験生にとって安心の3ステップとなっています。

まずは対策セミナー、約1か月後にプレテスト、次の週に解説、という手厚い組み立てになっていますが、ここで、こっそりお教えしますと実はこのプレテスト、特待生の権利確保にも使えるという裏技が用意されています。プレテストの受験料は無料で特待生の権利がもらえるかも、というノーリスク・ハイリターンのイベント、利用させていただこうではありませんか。詳しくは学校ホームページをご覧ください。