武庫川女子大学附属中学校・高等学校 「小学生プログラミング教室」

2019年6月4日 火曜日

甲子園球場の近く、広大な敷地を有する武庫川女子大学附属中学校・高等学校からのご案内です。建築や薬学・栄養学といった専門分野を持つ武庫川女子大学の附属校ですから中学・高校にも理系を志向する生徒が集まっており、2006年私立の女子高としては日本で初めて文部科学省からSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されています。部活動では全国レベルの合唱部が有名ですが、自然科学部、天文部、パソコン部など理系の部活も盛んです。

小学校ではプログラミング教育が導入されていますが、私立中学校ではそれ以前から取り入れてられている学校も少なくありません。武庫川女子中もその一つですが、今回のイベントはそういった背景を生かしてプログラミングロボットを在校生と一緒に作ってみようというものです。

Webからの申し込みが必要となっております。詳しくは学校ホームページをご覧ください。

高槻中学校・高等学校に、お邪魔してきました(新しくできた施設編)

2019年5月31日 金曜日

約300名収容の丸いホールが新たに作られました。プレゼンテーションにも使えるように大型スクリーンやプログラムされた照明切り替え装置、自動カーテンなどが設置されています。

(すみません、この写真だけは学校HPから拝借しました)

生徒会活動や授業にも利用されているそうです。


ホールは2階ですが、その下の1階部分には「アクティブラーニングコモンズ」とよばれる多様な学びのための設備があります。こちらでもプレゼンの練習ができそうです。

 

図書館入口です。

豪華客船のようです。(実は乗ったことはないのですが、妄想してみました。)

貴族の書斎のようです。(貴族の知り合いはいません。あくまでも妄想です。)

キノコが生えています。(照明器具です。)

天井が高いです。(つまりとても静か。)

上の層にも自習コーナーがあり、重厚な木製の机と椅子で生徒さん方は黙々と勉強や読書をしています。

関西の中高単独図書館としては最大の規模だそうです。司書の先生も何人もいらっしゃいます。夕方6時までは自由に使えます。

受験生向けにはオープンスクールなどで見学できる機会もあるでしょう。以前このエントリーで紹介した7つもある理科実験室と併せてゴージャスな図書館も是非御覧ください。

 

高槻中学校・高等学校に、お邪魔してきました(部活が元気編)

2019年5月30日 木曜日

2年前から工事が続く高槻中学校・高等学校にお邪魔してきました。2年前にお邪魔した時には理科実験室ができたばかりでしたが、いまは事務所などが入る最後の建物工事が始まっています。国道170号線から巨大なクレーンが見えています。

今年で共学3年目、つまり中1~中3まで女子がそろった高槻中学校ですが、運動部に限っては女子が加入できるものが限られる(バレーボールやバスケットボールはまだ女子だけでチームが組めないため入部できないなど)と聞いていたのですが、どのような様子でしょうか。

こちらはバトミントン部、こちらも女子の姿が目立ちます。先輩がテンポよく練習メニューを切り替えています。

剣道部にも女子が数多く在籍しています。面をかぶっていてわかりにくいですが、この写真に写っている半分くらいが女子です。

こちら新しくできた専用練習場を持つ卓球部は逆に今年から男子は入部できないとのこと。ここにいる男子部員は中2以上です。

一方文化部については軽音楽部以外すべて女子の加入が可能です。化学部は女子部員の方が多く、吹奏楽部も半分程度が女子で占められています。男子校だった時より部員数も増え、音楽室パンパンです。

 

男子も含めて中1の95%ほどがいずれかの部活に所属しているそうです。(続く)

大谷中学・高等学校(京都) 入試関連イベント

2019年5月28日 火曜日

京都駅からJR奈良線で一駅、または京阪本線の東福寺駅から徒歩5分。つまりは京都市のみならず、滋賀県・奈良・大阪も通学範囲に含まれる大谷中学・高等学校から入試関連イベントのご案内が届きました。

この学校ではなんと56年前の1963年、一つの教室に授業を担当する先生と机間支援をしながらそのフォローをする2人の先生で運営する「バタビアシステム」という授業形式が導入され、今でも続けられています。

もともと男子校だったからか野球部や部員が100名以上いるサッカー部などのスポーツ系の部活も盛んですが、1997年から中学校、2000年から高校も共学化され、文化部では女子の方が多いクラブが多い(軽音楽部は男子:女子=56:73、吹奏楽部は7:49、韓国言語文化部は0:27 いずれも2019年5月現在)など今では女子も元気に活躍しています。

というわけで、交通の便利さと生徒さんの元気よさを確認するためにもぜひ学校説明会やオープンスクールに参加してみてはいかがでしょうか。詳細は学校ホームページをご覧ください。

堺リベラル中学校 オープンキャンパス

2019年5月27日 月曜日

堺市堺区浅香山の住宅地の中にある「堺リベラル中学校」から、入試関連イベントのご案内が届きました。

昨年できたばかりのカフェテリアでの「スクールランチ体験」や、「制服試着体験」など昨年に引き続き学校生活が体験できるイベントもたくさん用意されていますが、今年のチラシには高校合格実績も詳しく掲載されています。特徴的な表現教育カリキュラムが学力伸長にも効果があるということでしょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます)

裏面では「プレプレテスト」「プレプレ面接」についても詳しく案内されています。

これらのイベントは事前申込制となっていますので、学校ホームページ経由で、または電話でお申し込みください。

浪速中学校 オープンスクール クラブ体験会

2019年5月24日 金曜日

今春も多くの入学生を迎えた大阪市住吉区の浪速中学校・高等学校から、オープンスクール、クラブ体験会のご案内が届きました。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

新校舎には各教室に電子黒板標準装備、タブレットなどを活用して小集団での学習が可能な「コスモススペース」などICTの導入にも積極的な学校ですが、そのような設備を活用した「オンライン英会話」や、神道系のこの学校ならではの「道徳」の授業など、他校とは違った「授業体験」ができそうです。

一方、インターハイへの出場など輝かしい戦績を持つスポーツ系のクラブに加えて、これまた神道系の浪速ならではの神楽部、雅楽部の部活も体験できるクラブ体験会も開催されます。

なるほどと思うのは、この二つのイベントが別の日に行われるということです。

多くの学校は、この二つのイベントを1日に詰め込んで、つまり午前中は保護者向け説明会、その間に子どもは体験授業、昼を挟んで午後に部活の体験、というパターンが多いのですが、運動が不得意であるなど、部活動に興味のない子どもにとっては、部活体験ががまんの時間になってしまうかもしれません。また逆に部活動は見てみたいが、体験授業には興味のない子どももいるでしょう。開催する学校側は2週間も続けての運営は大変だと思いますが、子どもの心理がよくわかっている組み立てだなと感心した次第です。

事前申し込みが必要です。ネット経由か電話でお申し込みください。

大谷中学校・高等学校 塾対象説明会にお邪魔してきました

2019年5月20日 月曜日

5月16日、大阪阿倍野の大谷中学校・高等学校の説明会に参加させていただきました。

まずは校門にて校長先生、教頭先生、入試部長の先生方がお出迎え。本当に恐れ入ります。歴史が感じられる天井の高い講堂は冷房も効いて爽やかです。

 

まずは堀川校長のご挨拶に続いて教育理念のご紹介。

 

「次世代の命育む女性にこそ高い教養と豊かな魂を」という校祖の理念を具体的に解説していただきましたが、有難いお説教を賜った気持ちになりました。

単に偏差値を求めるのではなく、豊かな魂を育む宗教的情操教育を通じて、

「やさしく、かしこく、うつくしく」をめざす教育活動や、大学進学実績に加えて凛花コースの探求活動、国際交流、大谷ヤングアメリカンズと呼ばれる創作ダンスや民謡など、独特な教育活動も紹介していただけました。

で、ここからが面白い理科ワールドに突入です。

学校説明会ではグローバル教育の紹介としてネイティブの先生を登場させる学校もありますが、大谷は医進コースなど理系教育で定評のある学校らしく、理科の先生によるプレゼンがおこなわれます。前回は物理の先生1名でしたが、今回は生物、化学、物理と3名の先生がご登壇です。

まずは大谷の卒業生でもある生物の先生から、カエルの解剖の授業についてのお話です。

まず、この学校では解剖実習用のカエルは校内で養殖しています。

生徒さんには最初に紙の模型カエルで練習、皮を切ると筋肉組織が出てきて、という構造が多層の紙で表現されているものまで用意されています。

次は動画でさらに予習です。「このカエルはメスでおなかに卵を持っていますので、それを除くと内臓がこのように見えてきます」・・・もはや先生は完全授業モード。引き込まれます。ちなみに仏教の学校ですので、お亡くなりになったカエルさんは供養していただけるそうです。

次は化学の先生。こちらは動画や実験を見せるのではなく、写真で普段の教室での授業の様子の紹介していただきました。数値、単位を適切に使えるように指導する様子から、単に理科に親しむといった授業ではなく、理系としての基礎的な素養を育成するという信念が感じられる授業でした。こんな硬派な化学の授業、珍しいです。

最後に自作の実験装置、教科書の執筆でも有名な物理の先生が登場。東京書籍のデジタル教材のほとんど作成しているという著名な方です。

公式の導出過程を大切に基本法則を基にして原理的に思考する指導を心掛けているとのことですが、デジタル教材の生徒との共同開発を通じて当事者意識を持たせるという工夫をなさっているそうです。生徒さんと一緒に調理器具を利用して作成したというヴァンデグラフ起電機(静電気発生装置)も紹介されました。

生徒さんと先生方との距離が近く、質問もしやすいために生徒さんはわからないことをそのままにしない、先輩後輩の情報交換も活発で、生徒が事前にやることを知っていて楽しみにしている、といった学校文化も手伝って、効果の高い授業が展開できているようです。

今年から始まった高校募集についてですが、新たな制服の新入学生のうち、7割ほどが部活動に参加し、中学校から上がってきた皆さんと学園生活を楽しんでいる様子も紹介されました。

設備のリニューアルも進んでいます。どのようになるのか楽しみですね。

羽衣学園 中学校・高等学校 入試関連イベント

2019年5月16日 木曜日

2013年から共学化、新校舎建築、授業時数の見直しなど、改革が続いた羽衣学園中学校・高等学校ですが、ついに今春の大学入試でついに大きく実績を伸ばしました。国公立が18名、と例年の一桁とは大きな違いです。この学校の歴史で初めて、大阪大学医学部合格者も出たとのことです。関関同立の合格者数も、例年20名前後だったのに対し、今年は51名と大躍進!「ソフトな進学校」としての数々の改革が実を結んだということでしょう。

中学校は来週末にオープンキャンパスがおこなわれます。中学受験を考えているご家庭は、是非その秘密を聞きに行くことをお勧めします。参加方法等詳細は学校HPをご確認ください。

★オープンスクール(大阪青凌中学校高等学校)

2019年5月14日 火曜日

今年度(2019年度)の高校入試においては、昨年度を大きく上回る入学生を迎え入れられました。しかも【特進S】【特進】【進学】コースの中でも上位の【特進S】コースでは初の2クラス設置となり、レベルアップが期待できる生徒が集まって来ているようです。

開校以来、地元密着の少数精鋭の学校(在籍数1000名前後の規模)であり、今年度は近隣の高槻市・茨木市・島本町・吹田市・摂津市からの生徒が入学生全体の約94%を占めているそうです。

それらの要因はこれからの分析となりますが、大きなセールスポイントの1つとしては、来年度(2020年度)より校地移転による新校舎になることです。校地面積は現在の場所とほぼ同じ広さではありますが、オールインワン型の校舎となり生徒の動線が効率良くなっているようです。JR京都線・島本駅から徒歩約8分、阪急京都線・水無瀬駅から徒歩約15分と大阪方面・京都方面からの通学がとても楽になります。

新校舎完成は、今年の8月頃で秋以降のオープンスクールや学校説明会はこの新校舎で実施されるそうです。まだ、旧校舎での実施にはなりますが、6/1(土)を皮切りにオープンスクールが始まります。是非、参加してみてください!

京都文教 キャンパス見学会

2019年5月13日 月曜日

2016年にもこのエントリーで取り上げた京都文教中学校・高等学校の「キャンパス見学会」が開催されます。高校の生徒数については2018年度のデータですが、男子376名、女子529名と、全面共学化から7年目とは思えないほど男女の人数バランスも取れてきた学校です。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

6月に開催される「キャンパス見学会」では学校説明会に加えてキャンパスツアーやステージ発表、部活見学など生徒も総出でお迎えしていただけそうです。さらにランチ&ベーカリー体験、から揚げの無料サービスまで、行われるそうです。ご興味のある方は、事前予約不要ですので、当日お忘れなくお出かけください。