城南学園中学校・高等学校にお邪魔してきました(授業・進学・自習編)

2017年12月6日

この日は期末試験前の授業でしたが、ご覧ください、全員真剣なこの姿を。どのクラス、どのコースもこのような状況です。たまたまかもしれませんが、今回見せていただいた授業では、あまり電子黒板などITC機器を使った授業ではなく、黒板とチョークで展開される授業でしたが、いずれも内容の濃い、生徒に考えさせるタイプの授業が展開されていました。

こちらの高校には「特進コースⅠ類」「特進コースⅡ類」「特進コース看護系」「幼児教育・福祉コース」「進学スタンダード」と5つのコースが設置されていますが、この特進コースに対する体制も充実しています。こちらは進路指導の部屋ですが、御覧のように赤本がずらり、国公立の募集要項などの資料も整理されて並んでいます。放課後には生徒たちが進路相談や勉強の相談にこの部屋にやってくるとのことです。

これまたこの学校に通っている生徒からの情報ですが「本当にいじめが無い」とのことです。学校では携帯電話、特に撮影機能については禁止ですが、その代わりに先生と生徒、生徒同士の直接の交流や対話を大切にしているようです。実際、生徒が先生と個別に相談している姿をあちらこちらで見かけました。職員室の廊下にも机があります。質問受けのためのスペースとなっています。これも先生と生徒の距離を縮める効果があるようです。

ブース形式の自習室もあります。黒板に書かれた文字は生徒が勝手に書いたものだそうですが、まあ書いていることは正しいからそのままにしておくかぁ、という先生方も素敵です。夕方遅くまでここで静かに勉強できるようです。(続く)