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開成教育グループ


清風中学校高等学校にお邪魔しました!②

2019年7月5日

昨日に続けて、清風中学校高等学校のご紹介です。

2つ目の魅力は、体操部専用体育館です。中央棟の6階の扉を開けると滑り止めの白い粉がふわーと舞う空間が広がります。まだ誰もいない空間でありながら躍動する生徒の姿がリアルに浮かぶようです。この学校からは世界レベルの体操選手を14名輩出しており、さらにそのレベルの生徒(選手)が育っているそうです。2020年東京オリンピックに向けては体操界も新旧交代様相です。是非とも代表選手を…と期待が膨らみました。

最後は、食堂です。ここ「清風食堂」は自然栽培米を使い、食材も手間暇かけて育てた作物を卒業生やそのご家庭等の御協力により低価格で提供されているそうです。価格も最高390円まで。育ち盛りの男子生徒のためご飯・麺類は大盛もできるそうです。(+50円)

清風といえば生徒数の多い「マンモス校」ではありますが、生徒個人に向き合ったきめ細かな指導・きっちとした生徒指導が印象的でした。

またの機会に、文化部の魅力もうかがいたいと思いました。

清風中学校高等学校にお邪魔しました!①

2019年7月4日

上町台地に建つ【清風中学校高等学校】にお邪魔してきました。地下鉄谷町線谷町九丁目駅から徒歩7分程。近鉄上本町駅より徒歩3分で到着する大阪市内にあって通学の利便性も高い学校です。その都会のど真ん中に約3,000名の生徒を収容する3棟の校舎は圧巻です。特に4車線の道路をまたぐ渡り廊下である歩道橋は存在感がありました。

今回は、3つのポイントを見学させていただきました。

まず1つ目。大学入試を見据えた学習指導の一つして、【国語力アッププロジェクト】が行われています。その具体的な内容として「読書感想文指導」「小論文指導」が中学1年生~高校3年生まで続いていきます。今回はその前哨戦的なものとして書写指導の添削を見せていただきました。キッチリと写す。正確に写す。時間内に写す。その全てが完璧になることを目指して何度も何度も書く練習をしているということです。

この個人指導部屋の横には、アクティブラーニングを行う部屋があり、独特な机を使用して3人一組で実践されています。内容についは、綿密に計画された内容で緻密に取り組みそして結果(成果)を出すプログラムが用意されています。

その後は、図書室も覗かせていただきました。(チラシに掲載されています。)

 

2つ目は・・・。明日お伝えします。

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(近畿総合・早慶上理編)

2019年7月3日

最後に今まで紹介した全部の地域を合計して、早慶上理ランキング(占有率10%以上)を紹介します。


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データのある近畿圏全563校のうち10%以上はわずか18校。3%程度です。その18校のうち、15校が私立ですから、公立高校生に首都圏の大学を勧めても反応がない可能性が高いと言えます。そんな中で神戸高校、大教大附属池田、北野高校といった京大ランキング上位校は首都圏も含めて広い範囲から大学選びをしている様子もうかがえます。因みに早慶上理MARCHの9大学の合格実績が0の高校は294校。つまり52%の高校からは首都圏の大学には関心を示していないことになります。というわけで、

関西8大学大研究+関東主要大学進学ガイダンス

https://www.kaisei-group.co.jp/freestep/event/800

 

を開催します。地理的条件にとらわれず、いろんな大学から自分に合っていそうなところを探しましょう。お待ちしております。

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(大阪・私立大学編)

2019年7月2日

今回は大阪の高校での私立大学に関するランキングを2つ紹介します。


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まず、関関同立ランキングです。占有率10%以上の高校は97校。100%以上の13校のうち10校が公立で占められています。5位までは定員厳格化の影響で合格者数を絞り込んだ昨年度から一転緩くなった立命館受験の割合が高い高校が占めています。関西大学と立命館大学双方に強い三島も昨年より20ポイント以上伸ばして99.0%、順位も昨年の24位から14位に躍進しています。

関西大学で大きく数値を稼いでいるのは岸和田、高津、生野。つまり関西大学は大阪府の北部にありますが、南海本線と堺筋線を使えば大阪南部からでも乗り換えが1回で行けるという交通の便利さも影響しています。


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次は産近甲龍ランキングです。このランキングはご覧のように募集定員の大きい近畿大学の結果に影響されることがわかります。それに加えて次に募集の多い龍谷への実績を併せて出している三島や槻の木、大阪市立東が上位にランクインしています。

ご覧のように上位18位までは公立に占められています。このリストは占有率10%以上を紹介していますが、かつては進学校でなかった府立高校がランキングに入っていることにも気が付いた方もおられると思います。つまり、大阪の公立高校が進学校として強いのは、北野、天王寺といったトップ10校やそれに続く地域の2番手校だけでなく、難易度的には3番手以下に位置する「地元校」も進学校化しており、かつてはその学力層の大学合格実績で優位を保っていた私立高校が相対的に順位を下げているともいえます。

進学実績だけが学校の教育力を表すものではありませんが、学校選びの一つの材料にしてみてはいかがでしょうか。(続く)

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(大阪・国公立編)

2019年7月1日

近年府立高校の進学実績があがってきた大阪ですが、東京阪神の占有率トップは大阪星光。東京大学20、京都大学50と上位層の厚さが違います。しかし、2位の北野、3位の附属池田、4位の天王寺、さらに茨木、附属天王寺、三国丘と6校公立が続きます。ここで25%ライン。このラインを超えた京都の公立は堀川と西京の2校のみ、兵庫でも神戸と長田の2校のみですから、やはり大阪の公立の優位性がわかります。


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ここで、近畿圏の国公立12大学合計でのランキングも作ってみました。


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すると1位は北野高校。15位までの構成は私立3校、府立トップ10高がすべてランクイン、加えて大教大附属が2校というわけです。占有率2%以上は79校。藤井寺への移転のため、最後の卒業生を送り出した四天王寺羽曳丘からは2人の国公立合格者が出ています。(続く)

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(兵庫編)

2019年6月28日

さて、今回は兵庫県です。最初に断っておきますが、このデータは学校からのアンケートを元に作成されたものですので、学校がそのアンケートに答えなければデータはありません。実はおそらく上位にランクインするはずの神戸女学院は伝統的に大学合格実績を公表していません。もしかしたら集約もしていないのかもしれません。

神戸大学のある兵庫県ですから、その実績も手伝って「東京阪神占有率」2%以上の学校は43校と、今までに紹介した地域よりはるかに多くなっています。


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ご覧のように灘は東大と京大だけで学年の55%超、甲陽も40%超と圧倒的な実績を出しています。いずれにしても東京阪神上位4校は私立が独占と、中高一貫私立の強い地域だとわかります。上位では伝統校が多い中で、須磨学園がこのラインまで上がってきました。実数では大阪大学の実績において神戸高校に次いで兵庫県2位です。また、神戸海星女子、小林清心、甲南女子、親和女子、賢明女子と女子校も数多くランクインしているのというのが特徴です。男女別学のメリットを生かしたレベルの高い授業がおこなわれていることがうかがえます。


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関関同立に関しては、同志社や立命館といった距離的に離れている大学でも実績を積み上げていますので、全体的に厚めの数値になっています。特に1位の西宮市立西宮高校は合計529名という驚異的な実績が出ています。参考までに首都圏の大学実績も載せておきます。兵庫県からは首都圏の大学受験が多いという特徴もお分かりいただけると思います。(続く)

 

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(奈良編)

2019年6月27日

大学進学率の高い奈良県の状況です。特に北部は大阪、京都からの流入も多く、進学校の多い地域です。

東京阪神占有率で2%以上の学校は12校ですが、滋賀県と全く異なり半分以上私立高校が占めています。京都大学に強い東大寺、東京大学シフトが成功した西大和とともに最上位実績では拮抗しています。そんな中で奈良や畝傍など県立高校も東京阪神だけでなく、大阪市立大や大阪府立大などで実績を上げていますが、今後の県立高校再編の影響がどのように出てくるのか気になるところです。

関関同立10%以上はこの18校です。こちらでも私立高校が9校と半分を占めています。進学実績だけで考えると、私立の中高一貫校が強い地域だといえるでしょう。(続く)

 

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(滋賀編)

2019年6月26日

京都と同じ基準で、難関国公立(=東京大学・京都大学・大阪大学・神戸大学)の実績合計を卒業者数で除して補正した「占有率でのランキングを作成し、2%以上の学校を選びました。


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滋賀県で東京阪神2%以上の高校は6校です。御覧のように国公立大に関しては、膳所高校の1強状態です。私立高校は比叡山1校のみランクインしています。実際には京都の私立高校に通学している滋賀県在住の高校生も多いので、京都の資料と合わせる方が実態に合うという見方もあると思いますが、京都の私立で、膳所高校を超えているのは洛星だけですから、やはり膳所高校の強さが際立ちます。


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関関同立の占有率10%以上の15校によるランキングです。やはりここでも県立「御三家」が上位独占です。一方で東大津が上位にランクイン。立命館大学だけで181件合格という驚異の実績を上げています。部活動も盛んな高校ですが、龍谷大の実績では滋賀県No.1と大学進学実績にも力を入れていることがわかります。

また、地理的なこともあってか、滋賀県から兵庫県の関西学院大学への受験生はそもそも少なく、当然実績もほぼありません。(続く)

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(京都・関関同立編)

2019年6月25日

関関同立の占有率については10%以上の33校を紹介します。参考までに産近甲龍+佛教大学の実績も併せてご覧ください。


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私立大学は一人で2合格以上が可能ですから上位では占有率が100%を超えています。西京、嵯峨野、堀川といった公立高校が健闘しています。女子校では京都女子、京都聖母、ノートルダム女学院の3校がランクインです。但し、この数値は推薦系入試の実績は含まれていませんので、大学附属・提携校は実際にはこれより多くの進学者がいますし、特に私立女子校は指定校推薦枠を多く持っている場合が多いので過小評価されています。実際の進学者数は学校発表の数値もご確認ください。(続く)

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(京都・難関国公立大学編)

2019年6月24日

高校別の大学合格実績のデータがそろそろそろってきました。大学合格実績だけが高校教育の成果を測るものではありませんが、高校選びの一つの指標となると思いますので、これから2回に分けて、紹介したいと思います。

(元データはサンデー毎日4月21日号です。このデータは高校からのアンケートで作られており、調査後合格者が判明したなどの理由で、学校発表の数値と異なる場合があります。ご了承ください。)


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まずは最難関国公立である、東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学の4大学(東京阪神)の合格者数を卒業生数で割った「占有率」でランキングを作ってみました。実数では京都では洛南がトップですが、占有率にすると4位になります。2%以上の18校は表と通りです。同志社や立命館、京都女子といった大学附属系は低めになりますが、花園や東山、など中堅の私立高校も、中学からの進級者を中心に京大・阪大の実績が出ているようです。(続く)