2025年12月17日
大阪府教育委員会は12月5日、全日制の公立高校で2028年度入試(現在の中1の学年が受験する入試)から実施される「学校特色枠」について、各校の実施概要をホームページで公表しました。この「学校特色枠」については、以前のこちらの記事【えらいこっちゃ】大阪府 公立高校 令和 10 年度以降の入試変更点【今の中1から?】(その1) « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ
で説明していますのでご参照ください。
今回発表された内容は大阪府のHPに掲載されていますので、詳細はそちらr071128_r10gakkotokushokuwaku.pdfをご覧いただくとして、ひとまずその割合だけを集計をしてみました。2028年度入試での募集定員はまだわかりませんが、人数計算は仮に2026年度の募集定員を元に仮に算出しています。
【旧1学区】
地域平均で15.4%は学校特色枠となっています。学校によっては複数の趣旨の枠を設定しています。たとえば渋谷高校は「文化・体育的活動」「学校生活への意欲」「地域貢献」とそれぞれに関して、20%、10%、5%と設定していますので、合計して35%と表記しています。「文化・体育的活動」については実技検査も有り、学力検査のうち点数の高い3教科の合計(270点)+中3の評定合計の2倍(90点)+実技検査(360点)の720点満点で評価され合否が決まります。一方、教育文理学科の桜和高校では作文が課され、作文をボーダーライン(合否ラインの上下10%)内での合否決定に使うようです。つまり、現行方式で出願時に提出する自己申告書を試験として書く、というイメージですね。
【旧2学区】
未発表の学校は空欄にしており、未発表の学校は特色枠を0名として仮に割合計算していますので、実際にはこれよりも高くなると思いますが、現時点で平均18.2%と少し高めになっています。
北かわち皐が丘高校では、英数理の3教科の学力検査合計点と同じ3教科の調査書の合計(中1~3)だけで上位から10%をこの枠で取るという方式です。一方で守口東高校は内申点とエントリーシートを得点化し、評価するという方式で、この枠の合否については学力検査の点数は関係ありません。現時点での情報によると、このように学校によって評価軸が全く異なる形になりそうです。(つづく)

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2025年12月16日
2024年度より学校推薦型選抜(公募制)を取り入れた神戸女学院大学。ちょっと他の女子大学と違った動きになっています。
コロナ禍によって多くの大学は国際系の学部の募集に苦しみましたが、神戸女学院大学の国際学部は2024年の公募スタート時点から400件近い出願があり、その勢いは止まりません。また、心理学部も安定して出願者を集めています。いやーさすがでございます。
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2025年12月15日
先週、京都女子大学の好調ぶりを書きましたが、同志社女子大学の出願数も判明しましたのでグラフにしてみました。
2020年度から、少しずつ減っています。しかし、どの学部も一様に減っているのかといえば、実は薬学部と看護学部はほぼ変化が無く、学芸学部、表象文化学部、生活科学部の減少率が高いようです。女子大を巡る環境は厳しくなっている、といった報道もありますが、女子大だから、というわけではなく、生活科学など多くの女子大に設置されている学問分野に対する需要が減ってきているのではないでしょうか。もしかすると既に学部改編などが検討されているかも??
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2025年12月12日
キャンパスの拡張、アリーナの整備などキャンパスの充実も進む大和大学の公募制推薦の出願状況についても見てみましょう。原稿作成時点で大学HPに公開されている前期の出願速報を参照しています。
ご覧のように増加の一途を辿っています。例えば2022年度から2023年度の変化のように、新設学部を除くと実は減少していたという場合もありますが、長いスパンで見ると開設10年目を迎える政治経済学部のように次第に出願数が増加している既存学部もあります。(2020年度に開設された理工学部は数字がありませんが、実は、認可時期の関係で公募制推での募集ができなかったためです)。
しかし、6年前には3000件もなかった出願数が今や8000件に迫ろうという急増ぶりには驚くばかりです。
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2025年12月11日
今回が女子だけの募集最後となる武庫川女子大学ですが、公募制推薦の前期と後期の出願者数が明らかになりました。出願数は前期5,717件、後期4,914件、合計で10,631件。さすがはマンモス女子大。去年より減っても1万件超です。「女子大が共学に転換するややこしい時期に志願する女子は減るだろう」などと無責任な予想もありましたが、確かに昨年よりは減ったものの、むしろ2024より1,500件以上増えています。これほど幅広い専門分野を持つ総合大学ですから、受験生としては、女子大だろうが共学だろうが関係ないということでしょうか。
人気安定の建築学部はもちろん、他大学では苦戦している教育学や薬学にも多くの出願が集まっています。今年に関しては生活環境学部や昨年度できたばっかりの環境共生学部などがまだお席が空いていると思われます。女子大にこだわらない女子の皆さん。チャンスかも。
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2025年12月10日
武庫川女子大学の共学化のニュースが流れた頃に「女子大宣言」をして、女子大としてさらに各部を増設するなど充実させていくぞ、という方針を明確にした京都女子大学。今年の公募制推薦の出願状況を見てみましょう。すると・・・
伝統の文学部、現代社会学部に加えて、歴史の浅い法学部、心理共生学部も好調です。合計の2,821件の出願数は近年最多となっています。女子大宣言の効果絶大!推薦系の入試で多くのお席が埋まってしまうかもしれません。そんな中でデータサイエンスや発達教育はまだ余裕があるように見えます。この分野をめざす女子は一度調べてみてはいかがでしょうか。
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2025年12月9日
(昨日の続き)同じように、兵庫県教育委員会からも調査結果が公表されています。HP掲載用-令和8年度高等学校進学希望者数等調査の結果.pdf
それによると、兵庫県下で中学卒業する予定人数は43,147名。その内高校進学希望者は42,797名とどちらも0.3%の微増となっています。しかし公立希望者は556名(約1.6%)も減少しています。一方私立高校希望者が531名、24.6%も増加しています。こちらも国による修学支援制度の充実による影響でしょうか。
同じく通信制高校の希望者数も調べてみました。京都府と兵庫県では統計の取り方が少し異なり、兵庫県は「広域通信制」(狭域通信制を含まない)ため、府県間の比較はできませんが、こちらも毎年希望者割合が増えてきています。今後どのようになるのか気になるところでもあります。
「私立専願増加」「通信制もじわじわと増加」が全国的な状況になっているのか、また調べておきたいと思います。(おわり)
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2025年12月8日
京都府教育委員会から来年春に卒業する中学生に対する進路希望調査が公表されました。01-進路希望調査公表資料.pdf
それによると、京都府下で中学卒業する予定人数は21,447名。その内高校進学希望者は21,204名とどちらもほぼ昨年通りなのですが、公立希望者が464名も減少しています。逆に私立高校希望者が489名増加しており、この調査時点ではありますが、私立希望者の割合が36.7%と上昇しています。
現在国による修学支援制度の充実が議論されています。これが実行されると世帯年収に関わらず私立でも公立でも高校の学費負担が無くなる見込みです。その影響もあるのでしょうか。
また、この調査では通信制高校を希望する人数も公表されています。2019年度卒業生には362人、割合にして1.6%しかいなかった希望者ですが、その後増加が続き、2026年度には982人となっています。学びの多様化が進んでいるようです。(明日は兵庫県)
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2025年12月5日
摂南大学の公募制推薦の志願速報も発表されました。すると・・・なんということでしょう。どの学部も爆増しています。といっても実は入試制度の変更があったので件数が増えただけでは?と思いつつこっそり聞いてみると、実人数も増えているとの事。充実した教育環境、行き届いた教育システムやサポート体制、優れた研究成果を受験生は見ているのですね。疑ってすみません。
昨年度は学校全体として入学が定員の1.059倍と基準ぱんぱんだったので、今年は厳しくなるのかなぁと思いつつ、2024年度の入学者数も見てみると、おお?まだお席に余裕があるぞ。というデータを総合して、狙い目を「予想」してみました(あくまでも個人的な予測ですので、信じるか信じないかは自己責任でお願いします)。
ご覧のように多くの学部で今年はチャンスとなっています。公募前期に出願していなかった受験生も、これ以降の日程を考えてみてはいかがでしょうか。
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2025年12月4日
追手門学院大学の学校推薦型選抜(公募制推薦入試)の前期日程の志願者数・受験者数・合格者数が公表されました。まず、全学合計で、4,953件受験者が増加したにもかかわらず、合計合格数はわずか14件増。合計実質倍率は昨年度の2.3倍から3.0倍に上昇しました。
特に経営学部が大人気。ビジネス心理専攻は昨年度の3.5倍から5.7倍、経営・マーケティング専攻も昨年度の2.9倍から4.8倍に上昇するなど、狭き門となりました。昨年度から募集を開始した理工学部にも多くの受験生が集まった様子がわかります。
一方で、国際学部のグローバルスタディーズ専攻や地域創造学部、志願者が増えても合格者数が減少している法学部などはまだまだ狙い目といえます。公募後期日程や一般選抜での出願も検討してみてはいかがでしょうか。
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