京都府公立高 2016年度前期 出願状況

2016年2月15日 月曜日

京都府公立高の前期の出願倍率が確定し、発表されました。

各校の倍率は次のようになっています(画像をクリックすると拡大します)。

倍率が高い学校・学科は次の通りです。

田辺高(普通科・A方式)6.20倍
桂高(普通科・A方式)6.00倍
城陽高(普通科・A方式)5.84倍
洛北高(普通科単位制・A方式1型)5.63倍
山城高(普通科・A方式1型)5.58倍

京都府公立高 前期選抜に関する、今後の日程は次の通りです。

○学力検査等
2016年2月16日(火)及び17日(水)
ただし、音楽科は2月6日(土)及び7日(日)に実施済み
○合格者の発表
2016年2月22日(月)

受験生の皆さんが全力を尽くせますことをお祈り申し上げます。

 

 

あきらめないで! 私立大後期入試に向けての説明会

2016年2月12日 金曜日

2月に入り、私立大入試が本格的に実施されており、中旬以降はその合格発表が続々と行われています。このブログをお読みの大学受験生の皆さんはどのような結果になりましたでしょうか?

私立大入試ですが、2月の一般入試前期が最も規模が大きい入試となっています。一部の大学は2月の一般入試ですべての入試を終えてしまうのですが、大多数の私立大では3月に行われる「一般入試後期」と呼ばれる入試にも、少数ではありますが、定員を割いて受験チャンスを設けています。

一般入試後期で合格を勝ち取ってもらうために、各大学は受験生を対象として「後期入試出願のポイント説明」や「予備校講師による教科別対策講座」をメインとする説明会を開催されています。

今回のエントリーでは、近畿地区の主要私立大で3月に入試を行う大学が主催する、一般入試後期に向けた説明会日程・内容をご紹介したいと思います(画像をクリックすると拡大します)。

※作成には万全を期していますが、日時等は必ず各大学のHP等でご確認下さい

一般後期入試に向けての注意点を1つ。「今までオープンキャンパス、説明会、入試を通して全く大学に行ったことがないけど、後期入試は受験する」という方は、出来れば複数ある日程の中で大学のキャンパスで行われる説明会に参加する、大学での実施が無い場合は別に時間をとって大学まで足を運ぶなどし、とにかくキャンパスを隅々見るようにしましょう。一度もキャンパスの様子を見たことがない大学を受験させるのは、入学後のミスマッチの可能性を考えると、進路指導をする側にとってみても抵抗があります。その大学を受験して正しいかどうか、については実際にご自身の目でキャンパスを見てから決めるようにしてください。

そして、こういった説明会に参加することの利点のうちで最も大きなものとして、各教科の対策講座による傾向分析や学習法といった勉強面の情報が得られることと、各学部の「一般入試前期終了時点の人気動向、合格・手続き状況」を聞かせてもらえる、というものがあります。

特にこの人気動向に関する情報があれば、後期試験における「狙い目学部」や「要注意学部」を探り当てることが可能です。出願学部で迷いがある、あるいは学部にこだわりはないがとにかく○○大に合格したい、といった方に関してはこの情報は大変有益になることでしょう。また、こういった情報は説明会に参加しないと得られないものです。見逃せません。

 

 

2016年度大阪府私立高 1.5次入試要項

2016年2月10日 水曜日

本日2月10日(水)は、京阪神地区の私立高校入試の実施日です。

この後、大体12日(金)には多くの学校で合格発表が行われます。

希望通りのコースで合格された方についてはそのまま私立高へ入学、あるいは公立高入試に向けて引き続き頑張る、ということになりますが、今回の私立高入試で不合格になってしまった方や、いわゆる「回し合格」となってしまい希望のコースでの合格が叶わなかった方、に関しては、私立高の合格発表日から公立高入試の間に再度私立高を受験するという選択肢も残されています。

そんな、私立高入試に再チャレンジ出来る機会は「1.5次入試」と呼ばれており、2月中旬に大阪府・京都府・兵庫県の私立高の一部で実施されます。

近年では、私立高の1次で希望通りの学校・コースで合格したにもかかわらず更に高いレベルの高校・コースを目指して1.5次入試を受験する、という受験生が増えており、1.5次入試の積極的な活用に注目が集まっているのも事実です。

今回のエントリーでは、大阪府私立高の中で今年1.5次入試を実施する学校の要項をご紹介します(それぞれの画像をクリックすると拡大します)。

※一覧は大阪府私立中学高等学校連合会発表のもの

3ページに分けて掲載をしました。

お気づきの方も多いと思いますが、1.5次入試を2回実施される学校がいくつかあるのがわかります。そういった学校の入試日程をご覧いただくと、大体2月中に1回、3月に入ってから1回、と入試日が設定されています。こういった学校は公立高特別選抜で不本意な結果になった後でも受験が出来るというのがメリットです。

 

 

大阪府私立高 2016年度入試出願状況

2016年2月9日 火曜日

明日2月10日(水)は、いよいよ大阪府・兵庫県・京都府の私立高校入試が実施されることになっています。高校受験生の皆さん、準備はいかがでしょうか?

明日の試験にさきがけまして、去る2月6日(土)に発表された、大阪府私立高の出願状況をご紹介します。

3つのスライドに分けてご紹介をしています。

まずは、男子校・女子校の状況です(画像をクリックすると拡大します)。

続いて、共学校の状況です。まずは、その1です(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

共学校のその2です(同じく、画像をクリックすると拡大します)。

京阪神地区の私立高校入試は、いよいよ明日!皆さんのご検討をお祈りいたします。

 

 

新センター試験 「年複数回実施」を見送りへ

2016年2月8日 月曜日

過去、当ブログでも何度もご紹介をしております「2020年度からの新大学入試」に関する続報です。

センター試験に代わるテストとなる「大学入学希望者学力評価テスト」は「年複数回の実施」と予定されていたのですが、文部科学省はその方針を「見送る」方向で検討している、という報道がこの程ありました。

以下、これに関して報じられた新聞記事の引用となります。


センター試験後継、年複数回実施見送り 文科省検討(2016年1月27日産経新聞 より)

現行の大学入試センター試験に替えて、平成32年度から導入予定の「大学入学希望者学力評価テスト」について、文部科学省が「年複数回実施」を当面見送る方向で検討していることが27日、関係者への取材で分かった。高校の授業日程への影響や試験会場となる大学側への負担が大きいためとしている。

評価テストでは、現在のような一発勝負からの脱却を図り、年複数回の試験実施が検討されていた。ただ、マークシート式以外に、思考力や判断力をみる目的で新たに取り入れる記述式問題は採点に時間がかかる。

文科省は記述式の採点期間を問題数などによって10~40日程度と試算。記述式は国語と数学で先行実施するが、マークシート式をセンター試験と同様に1月中旬とした場合、記述式は前年12月ごろに行うことが想定され、複数回実施となると、さらに同年の夏や秋に日程を確保する必要があるという。かねて高校や大学側から複数回実施は困難との声が出ていた。

これらの検討案は1月29日の有識者会議で示され、是非などが議論される。


上記の記事から主だった部分を抜き取ると以下のようになりますでしょうか。

・「大学入学希望者学力評価テスト」について、文部科学省が「年複数回実施」を当面見送る方向で検討している
・理由の1つ目は「記述式の導入で採点に時間がかかる」
・理由の2つ目は「高校の授業日程への影響や試験会場となる大学側への負担が大きい」

年明け前の12月はおろか、夏や秋にも同テストが実施されるとなると、高校での行事と重なったり、そもそも試験範囲を全て学習し終えていない、というようなことが起き得ます。その点から考えますと、今回は一旦「見送り」として、充分検討することが必要であることは誰の目から見ても明らかではないでしょうか。

 

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咲くやこの花中 定員80名の約30%が開成生!

2016年2月5日 金曜日

1/23土・24日の2日間に渡って実施された咲くやこの花中の入学者選抜ですが、1週後の1/30土の10時に選抜結果(合格発表)が行われました。

今回のエントリーでは、開成教育グループから咲くやこの花中の入学者選抜に挑んだ受験生たちの「成果」をご紹介させて頂きます。

今春の開成教育グループの咲くやこの花中の合格者数は、以下の画像の通りとなりました(画像をクリックすると拡大します)。

今年度の入学者選抜において当開成教育グループからの合格者数が23名となり、定員80名における占有率が「約30%」となりました。

開成教育グループでは、JR野田駅前教室と千鳥橋駅前教室の2教室において「咲くやこの花中受検コース」を開講しており、今年度においても両教室で学んだ受験生たちが入学者選抜に挑みました。

この度、3月開講を迎えるにあたって両教室では「咲くやこの花中受検コース説明会」を実施いたします。

当コースでは、大阪市唯一の公立中高一貫校として人気を博している「咲くやこの花中学」の徹底した入試傾向分析と独自の指導メソッドにより、各コースに合格するための力を養います。説明会では「適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱ」など、コースごとにより異なる入試内容のご説明の他、高い倍率を勝ち抜くための、当塾の取り組みもあわせてご説明いたします。

以下のリンクから、説明会に関する詳細をご紹介をしているページに飛びます。

【2/13(土)・20(土)実施】咲くやこの花中受検コース 体験会&説明会

ぜひともご一読頂き、咲くやこの花中の合格に向けてこれから頑張りたいと思われている新小6年生・保護者の皆さまにお越し頂きたく思います。

 

 

滋賀県公立高 2016年度推薦・特色選抜 倍率

2016年2月4日 木曜日

本日2月4日(木)は滋賀県公立高の推薦選抜・特色選抜実施日となっています。

すでに発表になっている学校別の倍率をご紹介致します(画像をクリックすると拡大します)。

倍率状況をまとめますと、以下のようになります。

― 推薦選抜 ―
・募集人数2,283人に対して出願者総数が2,477人
・普通科1.09倍(前年度1.03倍)、専門学科1.16倍(前年度1.23倍)、総合学科0.94倍(前年度0.94倍)
・推薦選抜で出願倍率が高い高校・学科(全日制・上位5校)は、次のとおり
 大津高(家庭科学科)2.54倍
 草津東高(体育科)2.00倍
 安曇川高(普通科)1.90倍
 大津商業高(総合ビジネス科)1.66倍
 湖南農業高(花緑科)1.55倍

― 特色選抜 ―
・募集人数1,212人に対して出願者総数は4,019人
・普通科3.39倍(前年度3.44倍)、専門学科1.82倍(前年度2.38倍)
・特色選抜で出願倍率が高い高校・学科(上位5校)は、次のとおり
 大津高(普通科)4.48倍
 石山高(普通科)4.28倍
 守山高(普通科)4.15倍
 膳所高(普通科)4.10倍
 草津東高(普通科)3.94倍

受験生の皆さんが全力を尽くせますように。

 

 

同志社系列 春の合同学校説明会を開催

2016年2月3日 水曜日

毎年春の恒例行事である、同志社系列校 春の合同学校説明会が開催されます。

昨年も同様のイベントを開催されており、当ブログではこちらのエントリー「同志社系列中高 2016年度入試に向けて早くも始動」でご紹介をしましたとおり、3・4月に開催されました。

今年はなんと早くも2月末に開催されることになっています。

以下、開催に関する詳細です。


同志社系列校 春の合同学校説明会

日時:
2016年2月27日(土)9:30~12:00 【京都】メルパルク京都(JR京都駅前)
2016年3月23日(水)14:00~16:30 【西宮】西宮プレラホール(阪急西宮北口駅前)
2016年4月2日(土)10:00~12:30 【大阪】AP大阪梅田茶屋町(阪急梅田駅前)

※各会場とも、参加無料・事前予約不要・入退場自由


同志社中のHPには、「本校をはじめ、同志社女子、同志社香里、同志社国際の系列校が合同で学校説明会を開催いたします。一度にまるごと同志社を知るチャンスです。ご参加お待ちしております」との記載があります。

次年度入試に向けて同志社系列校のことを少しでも知っていただきたい、という思いから企画された催しです。この時期は説明会が少ないことから、落ち着いて説明会に臨めると思います。ぜひご参加ください。
 


 

大学選びの指標 学部系統別「進路決定率」

2016年2月2日 火曜日

今回は「進路決定率」なる用語とデータをご紹介致します。

大学選びにおいて重要視される指標として代表的なのは「就職率」であることは誰しもがお認めになるところではないでしょうか。最近では「就職希望者数を分母とした就職率」を示す「就職決定率」という用語が広まり、そちらでの情報公開や比較が一般的となっています。

しかしながら、大学卒業後の進路は「就職」の他にも「大学院進学」もあり、特に理系学部の卒業生は大学院へ進学する割合が高くなっています。

就職決定率の数値ではこの大学院進学者を横においた計算となっています。

今回ご紹介する「進路決定率」というのは、「大学卒業者における就職者と大学院進学者の割合」を示すものであり、就職or大学院進学どちらであったにしても進路が決まった、という率を示しています。

次にご紹介するグラフでは、2015年度卒業生の進路決定率を学部系統別にご紹介しています(画像をクリックすると拡大します)。


※旺文社「大学の真の実力 情報公開BOOK」より

薬学部・歯学部を除く理系学部の進路決定率が大変高くなっているのがわかります。特に理、工、農・獣医畜産・水産といった系統は卒業生のうち1/3~1/4が大学院へ進学しており、これが全体の進路決定率を押し上げている要因になっています。

一方で文系学部では、大学院へ進学する者は1割どころか5%前後しかいない学部・系統が圧倒的に多く、言い換えれば卒業者のほとんどが就職という道を選んでいます。よって、世間一般の就職(新卒採用)状況の良い・悪いが進路決定率の高い・低いに大きく影響を与えてきます。

大学をお選びになる際、特に理系学部を選ぶ受験生の皆さんは、就職率と合わせて大学院への進学者数や進学率なども調べておきましょう。
 

 

近畿地区国公立大 社会福祉士合格率ランキング

2016年2月1日 月曜日

当ブログでは、過去にも「薬剤師」「看護師」「司法試験」といった難関資格の大学別合格率をご紹介してまいりました。

今回のエントリーでは社会福祉士にスポットを当てて、近畿地区国公立大の合格率をご紹介致します。

まずは、社会福祉士という資格・職業について説明をせねばなりません。社会福祉士とは「身体上・精神上の障害があるために日常生活を営むのに支障がある人の福祉に関する相談に対して助言や指導、援助を行なう専門職(wikipediaより)」を指し、医師や薬剤師などと違い、この資格が無ければ福祉業界では働けない、ということはありませんが、福祉業界において上級職を目指すためには必要となる資格です。

近畿地区には、国公立・私立問わず社会福祉士の育成に向けて力を入れている大学が多くあります。それらを整理する意味でも、合格率と合わせてご紹介を致します。なお、今回の合格率は「第27回社会福祉士国家試験」の、既卒者も含めた合格率でランキングしています(画像をクリックすると拡大します)。

国公立大の合格率が高く、次いで40%台後半に武庫川女子大と京都女子大、その次に30%台後半には関西学院大が続いています。

社会福祉士に限らず、大学卒業後に資格試験の合格を目指しているのであれば、志望大学の「資格試験合格率」を必ず調べるべきです。その際は、今回ご紹介しているような「単年度」の合格率ではなく、過去数年間の合格率を教えてもらい、大学が持つ「その資格試験に対する強さ」を長い期間で判断することが大切です。