大阪TOP10高と併願私立高校④

2019年4月2日 火曜日

今回は「近畿大学附属」です。

こちらはコースが多いので、縦長になっています。

近畿大学附属高の「スーパー文理コース」もなかなか評価の高いコースとなっています。合格者の9割ほどが、TOP10高に出願しており、残念ながら全員とはいきませんでしたが、高い合格率となりました。一方、特進文理Ⅰの合格者は5割以上がTOP10高に挑みましたが、特進文理Ⅱでは3割弱、進学の2割が生野高校を受験して合格しているのは例外として、特進文理以下のコースからは出願すらされていません。つまりTOP10高受験に関しては特進文理以上の合格というのが、ひとつのラインになっていることがわかります。大学の人気の高まりもあって、付属高であるこの学校も多くの受験生を集めていますが、データを見ると依然併願校としての使われ方がなされていることがよくわかります。

 

大阪TOP10高の併願といえば、男子なら清風や明星、女子なら四天王寺、共学校では清風南海や大阪桐蔭も挙げられると思いますが、手持ちのデータでは併願者が少なく、ご紹介できません。今後、数年分のデータを累積するなどして分析してみたいと思います。(終わり)