現役で医学部に入りたい方にお勧めの高校は①

2019年4月5日 金曜日

まだ、少し寒いですが、各大学では入学式シーズン。受験勉強が終わった新入学生はあわただしい中でもほっとしている頃でしょう。私立大学の定員厳格化やここ数年の国際系、経営・経済系の人気上昇などで、専門分野による難易度の波はあるものですが、その中で今も昔も最難関であり続けるのが「医学部医学科」です。その医学部医学科は私立と国公立で授業料の差が大きいのでも知られています。正確には国公立はどの学部でも授業料は年間53万5800円(2018年度)が基本となっていますが、医学部医学科だけはそれに加えて実習費が4~15万円ほどかかる大学もありますので、最大でも年70万円ほど。一方私立は最安値の国際医療福祉大でも年間300万超、川崎医科大は788万円ほどになりますので、6年間で国公立との差は4000万を超えます。

この4000万を節約(?)するために3年間に1日余計に5時間勉強し、無事国公立に合格したとすると時給は4000万円÷1825時間=2万円!となりますので、頑張り甲斐もあるというものです。

とはいえ、勉強の方向性を誤るとそうはならないわけで、やはり学校としての経験値の高い、すなわち現役での医学部合格率が高い学校に進むのが手堅いといえるでしょう。(続く)