現役で医学部に入りたい方にお勧めの高校は③

2019年4月9日 火曜日

(11位から25位まで)

4位 愛媛の愛光高校 2002年から共学化しましたが、寮は男子のみ。それでも首都圏入試・大阪入試で全国から優秀生を集めてのランクイン。「愛光医会」という愛光出身の医師によるOB組織(校舎の建て替えが行われますが、彼らの寄付もあるのか?)もあるほど、伝統的に医学部に強いです。それに続く旧制松山中学だった県立トップ校「松山東高校」は現役8名(2.3%)と大差がついていますから、愛媛では独走状態です。

5位 鹿児島のラ・サール高校 7割近くが寮生であるこの学校は、他学年も混ぜた8人部屋という毎日合宿状態が特徴で、新入学生もいつの間にか自然に自主的に勉強する姿勢(文化?)が身につくというわけです。進路先もその寮生活で実家に帰ることを考えなくなるのか全国に散らばるというのが特徴的です。

6位 北海道の北嶺高校 こちらも寮のある男子校です。寮では夜間も講習会が開かれていますが、加えて現役医学部生(または院生)のチューターが20名以上在籍し、勉強のサポートをしてもらえます。卒業生123名と規模の小さい学校ですので、チューターの人数を見ればいかに手厚いかがお分かりいただけると思います。

つづいて東京の桜蔭、筑波大駒場、兵庫の白陵、京都の洛南と都市部の学校が続きます。ベスト25まで見ますと、国立大付属を除いて公立高校は入っていません。このデータだけ見ると、現役で国公立医学部合格となると、寮生活や中学時代の学習の重要性も見えてくるような気がします。というわけで、特にこれから中学受験というご家庭は参考になさってください。