2018年4月11日

今春の大学合格状況が明らかになってきましたので、近畿2府4県の高校についてまとめてみました。(基礎データは週刊朝日、学校HP等を参考に作成しました。したがって、合格状況を発表していない神戸女学院や国公立の状況を発表していない大教大附属池田などは含まれていません。)
今回は東京大学・京都大学・大阪大学・神戸大学の4大学の合計数でのランキングです。実数ではなく、合格者数を卒業生数で割った(率)で上位30校を並べてみました。また、大阪の進学特色校であるTOP10高は黄色で塗ってみました。
ご覧のようにベスト5の中に公立が2校。京大の実数でも北野高校がトップ、続いて洛南、3位が天王寺とトップクラスの層が厚くなっています。(続く)

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2018年4月10日
5/2水・5/3木祝に【武庫川フェスティバル】が開催されます。一般には[文化祭]と呼ばれるものではありますが、他校にないプログラムが用意されています。
24ある文化部の展示発表や舞台発表などを中心として、体育部の演技発表や、東北・熊本を支援する物品販売もあり、生徒の主体的な取り組みを見ることができます。
また、受験生の諸君にとっては、在校生による校内の案内や受験担当者による個別相談会も併せて実施されます。
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。在校生達の生き生きとした様子をご覧いただけることでしょう。


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2018年4月9日
以前このエントリーでも紹介したノートルダム女学院のオープンスクール(小学生対象)の季節が巡ってまいりました。(昨年の記事はこちら↓)
(http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/?s=%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0)
昨年紹介したように2年前に設置された「グローバル英語コース」に関する続報です。なんと高校2年生21人中7人が英検準1級取得と、早くも目に見える成果を打ち立てています。初代校長先生の「Be A Lady(レディーになりなさい)」のお言葉通り、お行儀のよい生徒さんばかりの学校ですが、そういった学校文化が高い学習効率を支えているのだなと感じさせられるエピソードでした。

(クリックするとPDFが開きます)
ところで、このチラシの裏に、次の日曜日(15日)オーケストラクラブの演奏会の案内がありますが、昨年末東京で行われた第24回全国高等学校選抜オーケストラフェスタにも出場した実力派です。メインプログラムのドボルザークの「新世界より」はともかく、ブラームスの大学祝典序曲というアマチュアは演奏しちゃダメといわれる難曲がさりげなくプログラムに入っています。私にとっては英検準1級よりも、こちらの方が驚きです。
オープンスクールも、オーケストラクラブの定期演奏会もWeb申し込みとなっております。小さいLady達の活躍をご自身の目でご確認ください。

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2018年4月6日
次に、政策創造学部の第2次選考(面接)についてです
・面接で、あらかじめ予想されるような質問にはよどみなく答えるが、予期しなかった質問には何も言えなくなる、という受験生が見受けられました。このような場合には、当然評価は厳しくなります。日頃からさまざまな事柄に対して関心をもち、考えをめぐらしていることが必要です。
・政策創造学部の志望学科に入学したい理由を具体的に説明できない受験生が多く見受けられました。まず、政策創造学部の教育方針や学科の特徴をできる限り調査して理解した上で、自分の能力が政策創造学部に本当に適合しているかどうかをしっかり考えるようにしてください。(以下略)
確かに世の中にはAO入試の方が合格しやすい大学もありますが、さすがは関西大学、「付け焼刃」では太刀打ちできないようです。高校生の皆さん、まずその学部の専門内容を理解し、自分の特性がその学問分野に適していることを自分の言葉で説明できるようにしたうえで、ともかく新聞を読みましょう。

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2018年4月5日

今年も多くの受験生を集めた一方、定員厳格化で合格者は1割ほど削らざるを得なくなり、特に3月入試では厳しい戦いとなった関西大学から、「AO入試の結果と講評」という冊子を頂きました。その中に、今後の参考になりそうな辛口コメントがありましたのでいくつか紹介します。
(文学部 第2次選考(課題と面接)について)
(面接)1人につき最大で30分程度の面接を行い、①志望動機、②将来への展望、③資格や受賞歴、④卒業後の将来像・・・(中略)・・・(a)答えが全体として筋道の通ったものになっているか、(b)問題の発見、考察、解決といった学問に対する主体性が見られるか、などを評価しました。
(a)(b)どちらにもしっかりと答えるためには、付け焼刃ではダメです。例えば今回の面接では、【外国語能力重視型】の受験者に於いて以下の点が目立ちました。
・志望理由書には国際的、社会的視点が認められるが、実生活に於いて社会の情報を得ようとする積極的な努力がほとんど認められない。
・英語に対するモティベーションは認められるが、国際情勢に関する一般的な知識が非常に限られている。
また、ほとんどの志願者が新聞を読んでおらず、家庭でも新聞をとっていない志願者が数人いました。
面接とは、書類を読むだけでは測れない受験生の個性と意欲、そして勉学への適性をみるためのものです。準備してきた答えを単に繰り返すだけではないことを理解してください。
また今回、面接してみたら優秀であったが、出願した方式の趣旨と合わなかった受験生がいました。AO入試に出願する際には、自分はどの方式が一番ふさわしいかをよく考えてください。(引用以上)
(続く)

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2018年4月4日
大阪女学院の学校説明会が外部会場で行われます。
千里中央と芦屋市民センター、いずれも土曜日の午後3時スタートです。どちらの会場も交通機関からのアクセスが良いので、そこから多少離れたところに住んでいる方にとっても便利そうですね。
国際バカロレアの導入も計画しているこの学校の取り組みについて聞いてみてはいかがしょうか。
申込は学校のウェブサイトから行うことになっています。

(クリックするとPDFが開きます)
大阪女学院は伝統あふれる建物や、緑豊かな校庭など、惚れ惚れしてしまうような教育環境に恵まれた学校ですので、この説明会に参加して興味を持った受験生は、次回は是非学校で行われるイベントに参加してみましょう。

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2018年4月3日
いよいよ2018年度が始まりました。早速、2018年度【大阪】私立中学校高等学校連合会から2019年度入試に向けての行事案内が届きました。今年度も元気にスタートです!
★4/30(月祝)中学校フェア(10:00~)
★8/18(土)&8/19(日)学校展(10:00~)
★10/6(土)&10/7(日)芸術文化祭典
(演劇部門は12/22土・23日)
『各学校の特色や魅力を知り、自分に合った学校探しの大チャンス!』
是非、覗いてみてはいかがでしょうか。
Osaka-shigaku.gr.jp
【2018年度入試 大阪私立高校資料】
・2/6に新聞発表された数値では、外部募集する高校は93校、募集定員23,390人(前年比152人増)に対し、専願と併願合わせて72,276人(前年比2474人減)が出願し、平均倍率3.09倍(前年3.22倍)となった。専願者数は前年に比べ27人増、併願者数は2502人減少した。応募者総数に占める専願者の割合は24.1%(前年同期23.3%)、専願者だけで募集人員を満たした学校は16 校(前年13 校)だった。


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2018年4月2日
地下鉄の千林大宮から徒歩10分少々、淀川近くのこの学校は、かつては大阪工業大学高等学校という、男子校でした。それが1972年に共学化され、2008年には「常翔学園」と校名も変更し、国公立への合格者も80名を超えるなど進学校へ変身しました。
昨年も11月にもICTを利用した公開授業を行うなど、最新技術を取り入れて授業効率を上げる工夫も行われており、今年の中学入試でも多くの受験生を迎えるなど人気の高さがうかがえます。
今回のオープンスクールは100組限定とのことですので、早めの申し込みをお勧めします。この学校に興味のある小学生と保護者の皆さんは、是非参加してみましょう。

(クリックするとPDFが開きます)
ところで、現在でも淀川沿いに広いグラウンドがありますが、さらに校地を拡張する可能性があるようです。グランドが増えるのでしょうか、体育館が作られるのでしょうか、いずれにせよ学習環境の改善となると、「鬼に金棒」ですね。

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2018年3月30日
小学校から大学まで同じ法人が運営しているところといえば、同志社や立命館をはじめとして関西にも数多くありますが、その多くは、最初に大学ができて、付属高校、付属中学校というように、下の学年の学校が後で増設されたところがほとんどです。その中で、関西では兵庫県の甲南学園と大阪の追手門学院が例外で、最初に小学校が作られています。
追手門学院の母体ともなる『大阪偕行社附属小学校』はなんと今から130年前の1888年(明治21年)西日本最古の私立小学校として設立されました。この「大阪偕行社」というのは帝国陸軍の将校准士官の親睦・互助・学術研究組織を目的とする財団法人でしたので、主に軍部将校の子弟の教育を目的とした男子校としてスタートしたのでした。
しかし終戦後、その法人は解散し、新たな学制の元で共学校として再スタートし、中学校、高校・大学をその後増設していきました。
このように歴史のある小学校を母体とする学校ですが、その伝統に甘えることなく、効率的なコース制や国際教育や社会理解の教育だけでなく、「追手門プログラム」という生徒の自主性やコミュニケーション能力を養う独自のプログラムを実施するなど、教育改革が進められています。もちろん生徒の興味関心を励起するイベントも充実しています。
というわけで、小学生向けのオープンスクールで、この学校の特徴を体験してみてはいかがでしょうか。申込制ですので、ネット経由でお申し込みください。



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2018年3月29日
2017年の実績ですが・・・
京都大、大阪大(2)、北海道大、名古屋大、九州大、神戸大(2)、筑波大、金沢大、広島大(6)、岡山大(3)、奈良女子大(2)、京都工繊大、大阪教育大(2)、静岡大、和歌山大(6)、和歌山県立医大(4)、首都大東京、京都府立大、大阪府立大(2)、兵庫県立大(4)、防衛医大、防衛大など国公立91名! 卒業生の約3分の1が国公立合格者で占められるというバリバリの進学校のお話です。

南海和歌山市駅からバスで10分ほど、JR和歌山駅からだと徒歩圏内の和歌山信愛中学校・高等学校は、和歌山県内唯一の私立の女子校です。和歌山城近くの広い通りに面した新しい校舎の屋上からマリア様がバス停を見下ろしています。おそろいのエプロン姿で一斉にお掃除するなど、生活面での伝統的な指導も続けられていますが、2人担任制で、授業の効率を上げるために部分的に反転学習を取り入れ、小テストでスモールステップを管理するなど徹底した進学指導も行うようになり、その成果が大学合格実績となって表れてきているようです。
もちろん課外活動や各種イベントも充実しているようですので、大阪南部~和歌山在住の小学生女子は一度参加してみてはいかがでしょうか。

(クリックするとPDFが開きます)
※事前申込制(5月7日(月)締切)
※両日とも同じ内容なので、ご都合の良い日をお選びください
※体験授業は2つ選択可能
※お申込み等については、添付画像をクリックして現れるPDF文書でよくご確認ください

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