兵庫県公立高校出願状況(第1学区)

2017年3月7日 火曜日

3月12日に行われる兵庫県公立高校の出願状況が発表されましたので、分析してみました。

まず、開成教育グループの教室がある第1学区を紹介します。

学校名がオレンジ色の学校は、昨年よりも倍率が大きく上昇し、かつ今年の倍率も高い学校です。黄色の学校は、難易度の高い学校であるにも関わらず、まさかの定員割れをした学校です。倍率に関しては定員を割っているところにピンク色を付けています。

まず、第1学区ですが、ともに進学校である星陵高校と御影高校が高い倍率を付けており、激戦となっています。星陵高校は自由な校風でありながら京大、阪大をはじめとして、学年の約半数が国公立に進学するという屈指の進学校ですが、昨年がまさかの定員割れでしたので、一気に受験生が流れ込んだ形です。
2年生から文系・理系・英語系の3類型を設置し、英語教育・国際交流活動に力を入れている葺合高校も高い倍率となっています。特色入試では高倍率だった夢野台がまさかの定員割れとなっているため、来年度の揺り戻しが予想されます。また、須磨友が丘は昨年の高倍率から一転して定員割れになっています。キャリア育成に重点を置いた少人数授業が展開されている総合学科ですので学校としての人気は高いと思うのですが、昨年の高倍率を恐れて周辺高校に受験生が分散した形です。それ以外は昨年とほぼ同じ状況となっています。(続く)