大阪府 公立高校 出願状況(旧第4学区)

2017年3月17日 金曜日

大阪旧第4学区です。

他の学区と同じように、倍率が1.42倍を超えたところを黄色で縫っています。泉北の国際文化と総合科学が同じ倍率なのに色が違うのは、四捨五入の関係で実際には総合科学の方が1.4153…倍ですので、色を塗っていません。

さて、この地域でも進路希望調査からの調整が効いて、結果的に高倍率になったのは泉陽と泉北の2校にとどまりました。泉陽は2月8日の進学希望調査からなんと139名も流出しましたが、それでも昨年をはるかに超える569名が出願し、激戦となっています。和泉も101名流出となりましたが、こちらは昨年並みの1.25倍と落ち着きました。

グラフ化してみると、この地域では難易度と倍率の相関が小さいということがわかります。学区北部の堺市域では難関校=高倍率という傾向が見られますが、学区北部では生徒の流動性が小さいためか難易度にかかわらず1.1倍前後となっています。

泉陽、泉北、高石、堺上はこの近似線から上に大きく外れています。「ソフトな進学校」として泉陽、泉北も安定して人気校ですが、朝10分間の読書指導と自習室の強化で進学実績を伸ばしている高石高校や、体育館やグランド、プールが充実しており、部活動も盛んな堺上高校は、(文化部には吹奏楽部がない代わりに合唱や軽音楽が盛ん)学校行事も多く、比較的自由な校風で人気を集めているようです。

今回の入試の合格発表は本日朝10:00です。一人でも多くの生徒が第一志望校に合格していることを祈っております。