京都文教中学校高等学校説明会に行ってきました

2016年9月26日 月曜日

先日京都文教中学校高等学校の説明会に参加してきました。

京都岡崎公園近くの浄土宗系の学校です。かつては女子校でしたが、2004年から共学化が始まり、2012年には全コースが共学になりました。男女の人数は今の高校1年では男子99名、女子141名とバランスが取れています。毎週月曜日には礼拝(らいはい)と呼ばれる仏教の教えを基にした心の教育の時間が設けられています。

中学からの募集で学力別に2コース編成にしますが、基礎のコース(ACTβ)は英国数の放課後補習など授業時間が多く、基礎学力の定着にも力を入れている印象です。2年生以降も習熟度別のクラス編成を行うそうです。

高校からは「特進」「進学」「体育」の3コースで募集し、特進の中がさらに「文系・理系」「文理専攻」「国際英語専攻」と別れています。国際英語専攻は高2の9月から半年のカナダ留学を行いますが、高1終了までに英検準2級かTOEIC400以上などの基準があり、それを満たしていなければ文理専攻に異動、つまり留学に行けないという基準を設けています。

授業も見せていただきました。国際英語の授業ではプロジェクターを利用した音読の授業が行われていましたが、そのスピードの速いこと。1年間でTOEIC400まで持っていくためにはこのくらいの負荷が必要なのでしょう。

さまざまな改革を取り入れているこの学校ですが、京都らしく歴史も大切にしています。一番古い校舎は築80年ほどだそうで、耐震補強やパイプラインの補修などを繰り返して不便はないようになっていますが、木の階段の生徒がよく通る部分がすり減っていい味を出しています。廊下に面した窓や扉も透明ガラスで明るく、古さを感じません。

部活動も中高合計での参加率が78%と高い数値になっています。男子が入ることによって、部活の幅も広がりました。今後さらなる活躍を見せてくれることでしょう。

 

 

いよいよ!! 開成進学フェア2016 大阪会場 9/22(木・祝)開催‼

2016年9月16日 金曜日

開成進学フェア2016 大阪会場の開催がいよいよ9月22日(木・祝)に迫ってまいりました。

今回は、開成進学フェア2016 大阪会場で実施されるイベントの中でも、注目が集まっている企画の一つである「ためしてハッケン!まなびステーション」の参加校と発表内容についてご紹介いたします。

開成進学フェア2016 大阪会場

日時:2016年9月22日(木・祝)10~17時(但し、シリウス模試は9時30分より)
場所:マイドームおおさか
(大阪市中央区本町橋2-5・地下鉄堺筋本町・谷町四丁目駅より徒歩7分)
内容:
●私立中・高進学説明会
●高校入試分析会(大阪・兵庫)
●中学入試分析会
●公立高校・公立中高一貫校 教育講演会
●シリウス模試
●開成親学(おやがく)セミナー
●ためしてハッケン!まなびステーション
●開成NET体験コーナー
●Kaisei Autumn Music Fair
●ザ・開成大抽選会
●英俊社・赤本販売コーナー
●コクヨ・体験コーナーなど

 

【ためしてハッケン!まなびステーション】
英会話や看護体験など、私立中高が実践されている魅力ある独自の教育プログラムを体験し、楽しく学校を知ってもらうブースになっています。

・追手門学院大手前
「プログラミング体験・宇宙旅行」簡単なプログラミングの体験
・大阪偕星学園
「気軽にグローバル」ネイティブの先生と気軽に英会話を楽しもう
・金蘭会
「バイタルチェックをしてみよう!」血圧計や酸素濃度計で実際に計測してみたりできます
・好文学園女子
「マンガ・イラスト体験」Gペンを使って実際のマンガ原稿にペン入れ体験ができます
・堺リベラル、香ヶ丘リベルテ
「プロ美容技術とネイティブの英語」英語でゲームしたり、あみこみフラワーなどを作ろう
・昇陽
「夢に直結する8つのコース」進路に応じた8つのコースを感じてみよう
・城星学園
「カラフルなアルミニウム」人気スマホのボディにも使われているカラフルなアルミニウムを作ってみよう
・城南学園
「赤ちゃんのお世話」赤ちゃんの抱き方・オムツのあて方などを実習します
・東大谷
「スペイン語・フランス語体験」簡単な挨拶と自己紹介ができるようになろう!
(50音順)

これまでに発表していた内容に加えて、新たに参加される学校の情報も今回初めて掲載しています。
学校ごとに様々な取り組みが行われていますが、それを一度に体験できるチャンスになっています。ぜひ、開成進学フェア2016 大阪会場へお越しください。

 

 

近畿の高校と「まんが甲子園」

2016年9月15日 木曜日

今や日本発の文化として世界に知られるようになった「まんが」ですが、この分野でも高校生が競い合っている大会があります。今年で25回目を迎える「全国高等学校漫画選手権大会〜まんが甲子園〜」が今年も高知県で開催されました。 学校ごとのチームでの参加です。最初に書類審査があります。今年は44都道府県319校と韓国2校、台湾3校から応募された作品をもとに、本選に出場できる33校が選ばれました。 本選では決まったテーマとコマ数の範囲で、制限時間内に作品を完成させ、その出来栄えで優劣を決めるというものです。まんがの制作は多くの手順が必要ですので、それをチームで手分けしながら共同で仕上げていきます。アイディアと画力、スピード、そしてチームワークが要求されるわけです。 審査の結果、最優秀賞、第2位、第3位、協賛企業名の賞といくつかの賞が与えられます。 ここ10年以内に近畿の高校でそれらの賞を受賞した高校名を選び出してみました。

開催年

高校名

15

2006年

京都芸術高校

16

2007年

兵庫県立香寺高校

17

2008年

大阪府立松原高校

19

2010年

京都芸術高校

23

2014年

京都精華学園

24

2015年

京都芸術高校

25

2016年

京都文教高校

回数で飛んでいるところは、近畿圏の学校が受賞できなかった年です。御覧のように、「京都芸術高校」が3回も受賞しており、圧倒的な強さを誇っています。まんがは一人で黙々と描くものと思われがちですが、絵画や造形、イラストなど美術系の生徒だけが学ぶこの学校では、お互いに刺激を受けることも大きいのでしょう。同じような夢を目指す生徒が集まっているという環境が大切だということがわかります。ところで、この「まんが甲子園」では、出版社によるスカウトも行われており、そこからプロの漫画家になる人が毎年生まれているそうです。そういった意味では高校野球の甲子園と同じように職業にもつながるイベントとなっているわけです。 未来の漫画家を目指す中学生は、このコンクールによく出場している学校を調べてみてはいかがでしょうか。
 

 

追手門学院中高 様々な取り組みで生徒をサポート&2019年春から新校地に移転

2016年9月13日 火曜日

追手門学院中高の塾対象説明会に、お邪魔してまいりました。
春の説明会は、こちらのエントリー(追手門学院中高の学校説明会に行って来ました。)でご紹介しています。

学院が創設されて128年目の同校。「独立自彊・社会有為」という教育理念に基づき、こども園や幼稚園から大学まで有する、歴史ある総合学園となっています。時代の変化に応じた教育として、社会に求められている力の育成を行うべく、様々な取り組みを行われています。

追手門学院中では「新追中宣言!」を掲げ、「生徒のための教育ベスト1!」を合言葉に取り組まれています。特進Sコース・特選SSコースそれぞれで、生徒一人ひとりにきめ細かく学習指導を行うことを心掛けているとのことで、中学入学時に比べ高1夏段階での模試偏差値が最大24.4ポイントも上昇している生徒の例を挙げられていました。またユネスコ国際教育を行っている同校では、英語で独自のプログラムである「Power English」を導入していて、「英語を英語のまま習得すること」を目標に、すべて英語で行う授業やオンラインを利用した英会話の講座、海外への修学旅行や中長期の留学制度など様々な研修プログラムを用意されています。結果として、特選SSコースでは英検3級を中2で91.4%、中3では100%が取得(全国平均18.4%)し、準2級を中3で65.2%が取得するなど高い成果として表れています。

追手門学院高は、国公立大や難関私立大への進学を目指すコースからスポーツコースや表現コミュニケーションコースなど、多様な学びに対応できる環境を整えられています。生徒それぞれの進路設定・進路実現のため、定期的に丁寧な個人面談が設けられ、それに加えOB/OGを迎えた講演会や生徒自身の将来についての志を発表するプログラムなど、しっかりとサポートされているとのことです。また追手門学院大学への特別な内部推薦が用意されていて、高校の在籍コースにもよりますが、追手門学院大学へ専願で進学を希望する生徒は、評定平均値の基準を設けずに進学することも可能とのこと(自己推薦文や面接などの査定)で、安心の進路保証が用意されています。

今年度入試に向けてのイベントについてです。

中学入試で、プレテストが10月22日(土)と11月19日(土)の2回で実施されます。テスト科目は、国語と算数の2科目となります。受験の申し込みは、「申込書(以下に添付しています)」をFAXで送付する形式になっています。同校の入試にある「特待生制度」を利用するには、プレテストの受験が必要となります。受験希望の生徒さんはもちろんですが、力試しの気持ちで受験されてみるのも良いのではないでしょうか。

最後になりましたが、同校は2019年4月から新しい校地へ移転する予定になっています。場所は、2018年春開業予定のJR京都線・総持寺駅(仮称)や阪急京都線・総持寺駅から徒歩圏内とのことで、現在にくらべアクセスが格段に向上することとなります。2017年入試を受験した生徒が、それぞれ中3生・高3生となる年から新校地での開学となりますので、受験を検討されている方はこのあたりも念頭に置いて通学後のイメージを浮かべられると良いかと思います。

以上、追手門学院中高の塾対象説明会についてでした。

なお、今回説明会にお邪魔しました追手門学院中高も「開成進学フェア2016」に参加されます(9/22・大阪会場)。学校の先生方に、直接お話を聞くことができるチャンスですので、是非こちらにも足をお運びください。
特設HPはこちらから⇒(http://www.kaisei-group.co.jp/sc/kaiseifair/

 

 

いよいよ!! 開成進学フェア2016 滋賀会場 9/18(日)開催‼

2016年9月12日 月曜日

開成進学フェア2016 滋賀会場の開催がいよいよ9月18日(日)に迫ってまいりました。

今回も、滋賀会場の開催日や会場などについて以下のとおりご紹介したいと思います(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

開成進学フェア2016 滋賀会場

日時:2016年9月18日(日)10~16時(イベントによって時間は異なります)
場所:ピアザ淡海(滋賀県大津市におの浜1-1-20・JR膳所駅より徒歩12分、京阪石場駅より徒歩5分)
内容:
・私立高校進学説明会
・京都公立高校個別説明会
・高校入試分析会(京都・滋賀)
・滋賀公立高校・先輩に聞いてみよう!
・笑ってタメになる!サイエンスショー
・開成親学(おやがく)セミナー
・開成NET体験コーナー
・Kaisei Autumn Music Fair
・ザ・開成大抽選会

ブースによる個別相談が可能な「進学説明会」ですが、滋賀会場に関しましては「京都・滋賀の主要私立高校」に加えまして、「京都府内の主要公立高校」にもブースでご対応頂けることになっています。また、京都府・滋賀県それぞれの地域に合わせた内容とした「高校入試分析会」も開催しております。
※滋賀県高校入試分析会はお申し込み多数のため満席となっており、申込受付終了とさせていただいております。

他にも、各地で大好評の、子育てにお悩みの保護者の皆さんすべてにお贈りする「開成親学(おやがく)セミナー」も開催。加えて、今年から「滋賀公立高校・先輩に聞いてみよう!」「Kaisei Autumn Music Fair」「笑ってタメになる!サイエンスショー」を実施いたします。
※開成親学(おやがく)セミナーはお申し込み多数のため満席となっており、申込受付終了とさせていただいております。

ぜひ、開成進学フェア2016 滋賀会場へお越しください。
特設HPはこちらから⇒(http://www.kaisei-group.co.jp/sc/kaiseifair/

 

 

帝塚山中学校・高等学校にお邪魔してきました(学習環境編)

2016年9月8日 木曜日

前回(帝塚山中学校・高等学校にお邪魔してきました(「男女併学」編))に続きこの学校の学習環境についてです。まず、グラウンド、この広大なグラウンドに加えて、野球など部活動用のグラウンドも近所にあります。駅前なのにこれほど広い校地が取れている学校はほかにはないと思います。また、プールは屋内プールです。夏の「臨海学舎」の遠泳に備えて体育以外の先生も総出でみんなが泳げるように指導されているそうです。

理科系の実験室がなんと7つも。この学校では理科の先生に加えて実験助手が3、4名いらっしゃるらしく、実験に力を入れています。何と年間に1000件以上の実験を行っているそうです。生徒一人あたりでは全体の授業の3分の1ほど(つまり週1~2回)が実験なのだそうです。生物でも解剖など本格的な実験が行われており、大学の医学部医学科の合格人数117名(関西で9位)を誇るだけのことはあります。屋上には天文台もあります。
また家庭科室では女子はもちろん男子も裁縫や調理の実習を行います。試食をするためのテーブルまで用意されています。
本格的な和室があります。茶道部が使うための茶室も本格的です。ここで、作法の授業も行われるのだそうです。

ずらりと並んだ自習ブース。なんと夜8時まで使えます。もちろん最後には先生が玄関(つまり駅の目の前)まで生徒を誘導してくださるのだそうです。


5万冊の蔵書を誇る開架式の図書館です。最新の本が常に供給されています。隣の「帝塚山大学」の図書館の本を取り寄せることも可能だそうです。


このランゲージセンターは英語のリスニングとスピーキングを養成する施設です。パソコンがずらりと並んだ部屋なのですが、そのパソコンにはカメラが付いています。つまり発音の口の形まで指導できるわけです。ちなみにネイティブの先生は6名いらっしゃるのだそうです。

音楽室は3つ!同時に3部屋で授業が行われています。そして、この中学校ではなんと女子は全員バイオリンが必修なのだそうです。
学習・スポーツ・情操面の全てを伸ばす抜群の教育環境を備えた素晴らしい学校であるとの印象を受けました。

 

帝塚山中学校・高等学校にお邪魔してきました(「男女併学」編)

2016年9月7日 水曜日

奈良県学園前の帝塚山中学校・高等学校は学校法人「帝塚山学園」が運営する学校です。大阪の「帝塚山学院」という女子校と名称が似ていますが、実はルーツは同じで、75年前にこちらは男子校としてスタートした学校なのだそうです。今では大体男女比は1:2ですが、今の中1で男子4クラス、女子6クラスという人数バランスです。学園前の駅を降りると専用歩道橋を渡って1分ほどで学校に到着です。

この学校の特徴は、「男女併学」。同じ校地ではありますが、男女は別々の教室で学びます。ホームルーム教室も分けて配置され、授業の合間も男女が混じることが無いようになっています。

まず、中1の授業を見せていただきました。こちらは女子の教室です。プロジェクターを使った理科の授業ですが、後ろの生徒まで身を乗り出すようにして授業に集中しています。私たち見学者を全く気にすることもありません。

こちらのクラスでは数学の授業です。中2で学習する連立方程式の文章題を早くも扱っていますが、先生の説明がスムーズなので、難しそうに見えないところが不思議です。無駄な板書を省いた効率的な授業に生徒たちも集中しています。

次に中1男子の授業です。男の子たちも、楽しそうに授業を受けています。数学の授業では女子のクラスと同じ連立方程式の文章題を行っていますが、板書の違いを見て気が付きました。この年代の男子は活動量も多く、ノートをとるときもあまり手間をかけようとしないものですが、それを補うためでしょうか黒板の説明は女子に比べてこちらのほうが丁寧です。


世界地理の授業は東南アジアの宗教についての解説ですが、すでに高校内容です。宗教史に入り込んでいます。このようにより詳しい内容から教科に対する興味を引き出そうとする、男の子受けしそうな授業でした。この年齢の男女の特性の違いを見越して、男女を別クラスで授業しようと考えたこの学校の教育は、実に合理的だと実感しました。

 

授業では分けられていた男女ですが、放課後の部活や生徒会活動、学校行事は男女が一緒です。もちろん種目によって男子のみや女子のみの部活もありますが、文化部の多くは男女が混じって活動しているそうです。(続く)

 

 

大阪府立高校文化祭開催される

2016年9月6日 火曜日

9月に入って初めての週末、多くの大阪の高校で文化祭が開催されました。

北野高校のように6月にすでに終わっている学校もありますが、大手前高校や天王寺高校などこの時期に開催する高校も多いようです。昔は11月の文化の日に合わせて開催される学校もありましたが、大学入試も公募推薦など11月に行われる入試も増えてきましたのでこのような日程になったのでしょう。

 

その中で土曜、日曜と2日間とも文化祭で盛り上がる大阪府立高津(こうづ)高校にお邪魔してきました。校内の至る所に展示や模擬店が並んでいます。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)やSGH(スーパーグローバルハイスクール)に認定されている学校ですから、お勉強系の展示ばかりかと思いましたが、むしろお化け屋敷や迷路など、生徒も楽しんでいるコーナーが多くありました。漫画アニメーション研究部は缶バッチを売っており、茶道部は野点を開催、ホームメイド部といった手芸のクラブは手作りの小物入れなどを販売しています。それにしても部活の多い学校です。

中庭の仮設ステージではダンスや漫才などがやっています。体育館では演劇部やアンサンブル部など音楽系のクラブが演奏しています。軽音楽部はまた別の場所にステージを設けています。このような盛りだくさんの展示や発表のそれぞれの内容について、パンフレットに紹介文が載っているのですが、その数なんと63枠!この全20ページの手作りパンフレットの編集、制作も相当力が入っています。さすがトップ校の生徒として能力の高さを感じさせます。

進学実績や授業内容、部活動に加えて、このような学校行事を実際に見ることで校風を感じることもできますので、HPで日程や詳細等を調べて出かけてみてはいかがでしょうか。

(学校によっては公開にしていない場合や、事前の申し込みが必要な場合などもあります。ご確認ください。)

 

 

立命館守山中学校・高等学校 創立10周年記念式典に行ってきました

2016年9月5日 月曜日

9月3日(土)立命館守山中学校・高等学校の創立10周年記念式典が挙行されました。

場所は滋賀県立芸術劇場「びわこホール」の大ホール、1,800人以上が収容できる立派なホールです。

立命館守山中学校・高等学校 創立10周年記念式典 

全校生徒と来賓や保護者などでほぼ満席になっていました。

 

最初に「学園歌斉唱」。吹奏楽部の伴奏ですとアナウンスされましたが、舞台の上は御覧の通り。どこにいるのかといえば、実は舞台の後方の暗闇の中にすでに整列しており、照明が当たると浮かび上がるという、普通のホールの4倍の広さの舞台を持つびわこホールを生かした憎い演出です。

 

このスクリーンには後方のカメラで撮影された演者の画像もアップで映し出される仕掛けです。この規模のホールには必要なのだなと思って見ていましたが、学園代表のあいさつのあと、守山市長や近江鉄道社長などの祝辞があり、続いて校長先生のお話です。その中で、台湾高雄市の協定校からの言葉もいただきますとあり、画面が台湾の中学校に切り替わります。実はこの画像はホールの中のためではなく、海外にもライブで配信されていたようです。英語での応答が続きます。続いて今ニュージーランド、アルバニースクールで研修中の中3生に映像が切り替わります。将来の夢を校長先生に聞かれ、流暢な英語で答える姿には、会場からも驚きの声が漏れます。この映像の使い方も、世界とつながっていることを実感させるものだと思います。

 

JAXAの川口淳一郎氏による記念講演の後、来年から変わる制服の紹介です。まるでファッションショーのように在校生がモデルとなって、中・高、男・女、夏・冬、の8種類の制服を着た8人の生徒が場内を、時折ポーズを取りながら歩きます。生徒たちも初めて見るのでしょうか、大盛り上がりです。

 

そのあと吹奏楽部とバトントワリング部の講演があり、そのあとピーススタディー(平和学習)についての発表が行われました。最後に中3女子、高3男子による「立命館守山10周年宣言」で締めくくられました。

 

創立してから10年という節目に、これだけ充実した学校に成長しましたと内外にアピールする素晴らしい式典だったと思います。今回参加した生徒たちも、学校に対する愛情や信頼をさらに強めたことでしょう。

 

 

平安女学院中高 入試へ向けた各種イベントが開催されます

2016年9月1日 木曜日

平安女学院中高の塾対象説明会に、参加してまいりました。
春の説明会(こちらのエントリー「平安女学院中高 学校の特徴を活かした取り組みと高い人気のRSコース」でご紹介しています)は本校での開催でありましたが、現在耐震工事中ということもあってか、京都市大学のまち交流センター(キャンパスプラザ京都)にて行われました。

京都御苑の近くに位置し、市内でも指折りの好立地である同校。その恵まれた環境の中で、キリスト教学校としての使命や建学時から女子教育・英語教育に力を入れておられます。創立142年で社会に輩出したOGは24,874名とのことで、多彩な分野で活躍されていると副校長先生のお話にありました。

今年度入試に向けてのイベントについてです。

中学入試では、プレテストが11月3日(木・祝)と11月19日(土)の2回実施されます。テスト科目は、2科型は国語と算数、3科型は国語と算数と英語となります。受験の申し込みは、FAXまたはWEBからとなっています。同校の入試区分にある「自己推薦入試」の出願資格を補う材料ともなるそうです。また、同校の入試では受験科目に英語を選択することが可能です。本番の入試問題傾向を感じることができますので、受験希望の生徒さんは受験されるほうが良いでしょう。

高校入試についても、オープンスクールなどの各種イベントが10月以降に多数実施されます。本校以外での場所でも開催されますので、受験予定のみなさんは事前にしっかり確認しておきましょう。キリスト教学校の同校らしい行事としましては、クリスマス行事見学会がカトリック河原町教会で行われます。本校とはまた一味違った雰囲気を感じることができそうです。

以下は、同校のイベントがまとまったリーフレットになります。お時間の合うイベントがあるようでしたら、足を運んでみてはいかがでしょうか。

以上、平安女学院中高の塾対象説明会についてでした。

なお、今回説明会にお邪魔しました平安女学院中高も「開成進学フェア」に参加されます(9/18・滋賀会場、9/22・大阪会場)。学校の先生方に、直接お話を聞くことができるチャンスですので、是非こちらにも足をお運びください。
特設HPはこちらから⇒(http://www.kaisei-group.co.jp/sc/kaiseifair/