2018年5月28日
大阪府南東部の柏原市にある「東大阪大学柏原高等学校」はスポーツコースも併設する男子校ですが、実は55年前に開学した当初は女子校でした。それが、次の年から男女共学へ、そして、開学から6年後には女子の募集を中止して男子校になったという珍しい歴史があります。今では大学進学に特化した「アドバンストコース」、まさにキャリア教育に特化した「キャリアアップコース」、教員全員がカウンセラーの資格を持っているなど、学校生活に不安のある生徒のフォロー体制万全の「キャリアアシストコース」、そして「スポーツコース」ときめ細かなコース設定で定評のある学校です。
この学校が、次年度からコースをさらに2つ追加するとの情報が入りました。
新設するのは「調理コース」、「美術コース」の2コースです。
調理コースは同じ法人の短期大学部へ入学すると栄養士の資格が得られ、美術コースは提携している大阪芸術大学への進学も目指すことができるという出口がはっきりしているコースです。男子校で調理や美術のコースが設置されるのは全国的も珍しく、今後話題となっていくことでしょう。

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10月にはオープンスクールもありますが、今年新たに完成したピカピカの校舎も見どころの一つです。興味のある男子は行ってみてはいかがでしょうか。

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2018年5月25日
梅雨が明ければ夏休みです(ちょっと気が早いですが・・・)。何をしようか、どこに行こうかなど、想像するだけでも楽しいことばかりですが、夏休みの宿題だけが気がかり、といったお子さまも多いことでしょう。
そこで、早いうちに宿題を片付けておきたいけど、なかなかその気が起きないという小学生向け(?)に、追手門学院大手前中学校は、こんな面白いイベントを開催します。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面にイベントの詳細が紹介されています。)
ボルトボルズの「笑ってタメになる!サイエンスショー」は2016年の開成教育グループ主催、「開成進学フェア」滋賀会場でも行われましたが、身近なものを使って、物理法則を面白おかしく紹介するこのイベントは、子どもが理科好きになるきっかけになるかもしれません。
学校の設備や部活を体験するコーナーもあります。もちろん世界大会常連のロボットサイエンス部の体験もできるようです。追手門学院大手前の受験を考えている小学生はもちろんの事、このイベントは何だか面白そうだなと感じた小学生も大歓迎とのことです。申し込みは学校ホームページからどうぞ。

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2018年5月24日
今年の中学入試でも、多くの受験生を集めた関大系列の3校ですが、7月に合同説明会が開催されます。学校ごとの講演会もありますが、「卒業生に聞いてみよう」のコーナーや、部活動紹介の展示コーナーなどが併設されており、講演会を聞いた後でも様々な学校生活の様子や特色を知ることが出来そうです。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面にイベントの詳細が紹介されています。)
入退場自由との事ですが、事前の申し込みが必要で、定員も決まっているようですので、お申込みはお早めに。場所は、関西大学梅田キャンパスです。

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2018年5月23日
大阪府立高校も私立高校に負けないくらい、学校説明会やオープンスクールを行うようになってきましたが、今年で創立110年を迎える大阪府立今宮高校でも、クラブ体験のイベントが開催されます。ノーベル化学賞を受賞した福井謙一博士の母校でもあるこの学校は、ユネスコスクールにも認定されており、世界遺産や地球規模の問題に対する国連システムの理解、異文化理解などの教育活動を行っています。
一方、部活動も盛んで、多くのクラブに受賞歴があります。珍しい所では水球部、山岳部、天文地球、能楽などの部活も盛んに活動を行っているようです。
というわけで、一部の部活を体験してみよう、という楽しそうなイベント、もちろん中学生限定ですが、9月と11月に行われますので、興味ある中学生はFaxで申し込んでください。

(画像をクリックすると PDFが開きます。2ページ目が申込書です。)
運動部の体験には保険料として100円が必要とのことです。お忘れなく。

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2018年5月22日
昨日の「鹿児島県立」に続いて「大阪府立」の学校説明会を紹介しておきましょう。次で3回目の入試を迎える大阪府立富田林中学校です。
大阪府立の学校では珍しい色刷りの案内文です。会場は外部を借りて実施!要するにそのための予算が別にあるということでしょう。うらやましい。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)
申し込みは6月1日からとなっています。FaxでもWebでも申し込みができるようですので、学校のホームページを確認してみてください。

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2018年5月21日
以前、このエントリーでも紹介しました、公立なのに全寮制男子校という鹿児島県立楠隼高等学校ですが、この春、1期生32名が卒業しました。早くも東大2名含む国公立大学へ14名、防衛大学校と水産大学校に各1名ですから、半数が国公立に合格したことになります。周りに塾や予備校はありませんので、本当に学校の力だけでこれだけの合格実績を出したというわけですから、驚きです。あと、2年間は高校から入学した生徒だけの実績が続きますが、4年目からは中1から入学し、6年間学んだ生徒の実績もプラスされますので、注目です。

関西の大学への合格実績が無いのは、この1期生に関西圏出身者がいないことが原因のようですが、下の学年には関西出身者も各学年6名前後いるそうですので、今後は京大や阪大の実績も期待できます。経費は高校で学費(模試受験料含む)と寮費(食費や光熱費、ランドリー費用なども含まれる)合計で年間87万程度ですので、非常に安上がりだといえるでしょう。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)
7月には寮見学会・体験授業が開催されます。申し込みはファックスですので、画像をクリックして出てきた裏面をA4でプリントアウトしてご利用ください。
わざわざ鹿児島から弊社まで過去問や案内文書をお持ちくださった先生、ありがとうございました。

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2018年5月18日
兵庫県の人口は約557万人、大阪府の63%ほどしかありませんが、私立の女子中の数は大阪府と同じ14校、男子中は大阪3校の倍以上の7校あります。因みに共学の中学は大阪府45校に対して、兵庫県は15校しかなく、共学校よりも男女別学が多いという地域です。

(画像をクリックするとPDFが開きます)
こちらのエントリーでも紹介したように、大阪でも3月に女子中フェアが行われていましたが、
http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/juniorhigh/30978.html
今回のイベントはそれの兵庫県版というとわかりやすいと思います。参加校による個別相談コーナーやパンフレットコーナーなどは同じですが、なんと参加校による女子校生の「本音トーク」というパネルディスカッションがおこなわれます。他校の生徒と直接話をすると、「えー、おたくの学校、そんなことまでしてくれるの?いいなぁー。」みたいな学校批判が出ないか心配ですが、そんなことにならないように自分の学校を愛している生徒を選んでいるのでしょう。ともかくパンフレットに書かれていない話も飛び出してきそうで楽しみです。
入場無料 予約不要となっています。小学生女子と保護者の皆さんは参加してみましょう。

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2018年5月17日
龍谷大学系列の中学・高校は、京都には龍谷大学平安が、神戸には神戸龍谷があるのに、大阪には無いのかな、という方、実は「相愛中学校・高等学校」も龍谷総合学園の一員なのです。相愛にも大学はありますが、龍谷大学への指定校推薦枠という安心材料も、もれなくついております。
(クリックするとPDFが開きます。)
今月末のオープンスクールは生徒向けの体験授業が組まれていますが、同時間帯に保護者向けの講演会が龍谷大学の高大連携室より行われるというイベントです。
というわけで、お子さんと保護者様、一緒に参加されるといいでしょう。申し込み締め切りは明日まで。学校ホームページからでも申し込みができます。

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2018年5月16日
入学定員厳格化の影響からか、志願者が増加したにも関わらず合格者数を1割以上絞り込むなど、2018年度入試では難易度が上昇した関西大学ですが、今年もオープンキャンパス、入試説明会が行われます。
阪急「関大前」駅からの千里山キャンパスへのアプローチも整備され、学内にも新しい建物が増え、おしゃれな学生も増え、明るい雰囲気になりました。他の小規模な大学に通う学生が関西大学の学園祭に行ってみたら「まぶしかった。悔しかった。」との感想を述べていましたが、なるほどです。

(クリックするとPDFが開きます。)
このチラシの裏面にありますように、名古屋~福岡+千里山、高槻の全15会場で説明会が行われます。各地の受験生にとってはなかなか手厚いサービスだと思うのですが、6月13日~24日は入試センターの皆さんにとっては地獄のロードが続くわけです。準備も含めると大変なご苦労になっている事だと思います。そのお疲れも抜けない7月8日(日)には開成教育グループ主催「8大学大研究」でも説明してくださいというわけですから、非常に恐縮でございます。(関西大学職員の皆様へ、弊社の塾生が多数参加するイベントですので、ぜひよろしくお願いいたします)。
入試説明会で一番つらいのは、残った資料を再び梱包して持って帰るという作業です。したがって、入試説明会に参加する受験生は入試センターの皆さんの苦労を少しでも軽くするために、大学案内などの資料を、お友達の分も含めてたくさん持って帰るようにしましょう。

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2018年5月15日
私立大学の中には、入学者のうち一般入試で入学した人数の方が、推薦系の入試で入学した人数より少ない所もありますが、国立大学では、一般入試での入学者は約84%と、まだまだ多数派です。
そんな中で、近畿~四国の大学で、推薦系の入試による入学者の割合が25%以上と比較的高い学校を上げてみます。こちらは募集定員ベースで、実際の入学者数は多少この数値よりも割合が高い所もあります。

教育系はやはりコミュニケーション能力が重視されるためか、面接を課される推薦系の入試による入学者の割合が高くなります。実際に面接入試を行う大学の先生方は大変だと思いますが、点数のみで合格させるよりもいい学生を迎えることができるとの判断でしょう。滋賀医大の医学科も25%が推薦による募集となっています。中には一般入試で課される数Ⅲが不得意な受験生が合格することもあり得ますが、その数学の能力よりも対人能力を優先するという考えでしょう。
というわけで、国公立志願者は、センター試験と2次対策を考えていると思いますが、これらの推薦系の割合が高い大学を考えている場合は、推薦対策とその出願要件を一度調べてみるとよいでしょう。

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