大阪府私立高校「戻り率」2022

2022年3月14日 月曜日

17日(木)は大阪府公立高校入試の合否発表です。合否発表ですから不合格もあり得るわけです。残念ながら公立不合格となって併願合格していた私立に入学手続きを行うことを私立高校側からの視点で「戻り」と呼び、併願合格者のうちの「戻り」の割合を「戻り率」といいます。さて、とある私立高校の先生から「今年は募集が好調だったのであまり戻ってくると教室に入りきらなくて困ります」という、うらやましいお悩みを聞いてしまいました。そこで、どのくらい戻ってくるのかを地域と偏差値帯に分けて試算してみました。

空欄になっているところはこの偏差値帯合計では募集定員よりも受験者の方が少なかった学校群となります。難関校は志願倍率も高いのでこのように戻り率も高くなる傾向になります。ところが旧3学区の45~49だけは例外的に高くなっています。これはここに当てはまる高校は、いずれも人気の山本と阪南の2校しかないためです。

というわけで私立高校の教職員の皆様、何かの予測にお使いください。