大阪府公立高校一般入試の発表が17日に終わり、例年なら中3生の進学先がその日でほぼ決まるわけですが、今年はコロナウイルス感染症の流行期が入試日と重なってしまったため、罹患等で当日受験がかなわなかった受験生も数多くいたようです。ただ本年度に限って大阪府教育委員会は救済措置を設定し、その追試験が19日に行われました。
その異例づくめの対応とは・・・
①入試会場は各高校ではなく、府内某所1か所に集めて行われました。
②入試科目は3教科、英語のリスニングもありません。
③採点は受け入れの各高校が行います。19日の午後、各高校が某所から答案を持ち帰って採点を行いました。
④17日の一般入試の発表で募集定員以上の受験があった高校は、既に定員いっぱいの合格者が発表されていますが、今回の追試者は「外数」で入学が許可されます。
つまり、1学級が40名を超える異例の状態が生まれる可能性があります。
その合否発表が本日行われています。
例年ならばちょっとホッとできるこの3連休、実は公立高校の先生方は大変でした、というお話でした。