【速報】2025年度 大学入学共通テスト 試作問題発表【問題も一応全部見たよ】

2022年11月10日 木曜日

2022年11月9日、独立行政法人大学入試センターは、新課程初年度の、今の高校1年生が受験する令和7年度(2025年度)、大学入学共通テストの試作問題等を発表しました。

【国語】

大問が増えます。時間も増えます。配点も現代文の比重が上がります。(現在の50%から55%へ)いろいろ資料を読み比べる必要があります。論理性も試されます。

【地歴・公民】

地歴はいずれも〇〇総合と〇〇探究の組み合わせですが、配点は〇〇総合の配点が25%。つまり〇〇探究の比重が高いです。

地理は地理総合が大問2つ、日本史・世界史は大問1つが歴史総合からの出題です。歴史総合は会話文や資料などがあり、大問1つといえどもページ数では10ページにもなっています。

公共+倫理、公共+政経はそれぞれ全体で43ページ、44ページと結構な分量となっています。

【数学】

数学Ⅰ・Aは4問すべて必答、数学Ⅱ・B・Cは大問3まで必答、以下4問から3問選択となっています。数学Ⅱ・B・Cの大問4は数列、大問5が統計、大問6がベクトル、大問7が軌跡とオーソドックスな内容ですが、計算して答えを求めるのではなく、解き方や条件など論理性が求められている出題となっている点では現在と大きく変わりません。

【情報】

全問必答となっています。以前公表された試作問題よりも踏み込んだ内容となっています。箱ひげ図や分散図・相関など、数学の統計の範囲も加わっています。これなら対策できそうです。

いずれも分量が多いように感じますが、今後調整を行うとの事です。今回はあくまでも試作品ですから、いろいろな意見を取り入れて改善されると思います。今後のニュースにも注意しておきましょう。