【速報】近畿圏 中学入試プレテスト 動員状況

2022年11月28日 月曜日

近畿圏の私立中学校で行われているプレテストの状況が順次入ってきましたので、こちらで把握している範囲ではありますが、好調な学校をいくつか紹介したいと思います。

まず、動員ベスト5(2回以上実施の学校は複数回の合計)

1位 常翔学園 1,088(昨年差105名増)ついに1,000名超! もう勢いが止まりません。

2位 関大北陽 988(昨年差30名減)減ったとはいえ、ほぼ1000名。強い関大系の中でも人気の高さが光ります。

3位 清風南海 954(昨年差14名減)進学校としてのブランド力は揺らぎません。

4位 上宮学園 940(昨年差275名増)現在判明している範囲では、近畿圏の中学校一番の増加数です。

5位 明星 770(昨年差38名増)男子校人気も続いています。

いつも上位の近畿大学附属は、学校受験とおうち受験を合計すると843で5位になるはずですが、学校受験だけでは616ですので、今回はランク外にしています。

それでは伸び率ベスト5

1位 大阪体育大浪商 (昨年比192.6%)中学校としては小規模ながら、2年次より選べる2つのプログラムが支持されたという事でしょうか。

2位 京都産業大附属 (昨年比150.0%)大学付属のメリットと、この春も国公立大に23名と進学校としての実力、双方を持つ学校として根強い人気です

3位 百合学園 (昨年比150.0%) こちらも規模としては大きな学校ではありませんが国公立4名、上智に2名といった進学実績に加え、大量の指定校推薦もあり、進路には困らない学校ですが、実は中学校から習熟度別の指導、土曜日の補習(上位者に向けての枠もあり)などきめ細かな指導が評判を呼んでいます。

4位 一燈園 (昨年比144.4%) 実数では9名が13名ととても規模の小さい学校です。生徒、教職員の全員が家族のような環境で、幅広い教育活動が行われています。

5位 神戸龍谷 (昨年比143.6%) 1学年80名募集の中規模校ですが、今年は145名がプレテストを受験しています。これも2位の京都産業大学付属と同じく、大学推薦枠の安心感と、進学校としてのコース別指導の2面作戦が高評価を得ています。

まだ判明していない学校や受験者総数を発表しない学校もありますので、今後ランキングは変動する可能性がありますが、ここに挙げた学校にはそれぞれ人気の理由があります。小5以下の小学生の皆さんもこれらの学校にも注目してみてはいかがでしょうか。