同志社合同学校説明会 7/31(日)に開催

2016年7月14日 木曜日

幼稚園から大学まで、同志社系列のすべての学校が集まる合同学校説明会が今年も開催されることになりました。

同志社の目指すもの、教育理念、教育方針がわかると同時に、併設校それぞれの特徴がしっかりと理解できる大変ありがたい会となっています。

詳しくは次の通りとなっています(画像をクリックするとPDF文書が開きます)。

○同志社 合同学校説明会

日時:2016年7月31日(日)10:00~15:00
場所:同志社大学 室町キャンパス 寒梅館B1F(地下鉄今出川駅 徒歩約1分)
参加校・園:
同志社幼稚園、同志社小学校、同志社国際学院初等部・国際部、同志社中高、
同志社香里中高、同志社女子中高、同志社国際中高、同志社大、同志社女子大

学校法人同志社のHPには、今回のこのイベントについて以下のような記載があります(以下転載)。

特徴
・同志社、そして各校の教育理念、教育方針がわかります。
・幼稚園から大学までの取り組みを聞けるので、先を見据えて進路を考えることができます。
・中学や高校受験をお考えの方は、系列の4つの中学校・高校の説明をまとめて聞くことができます。
・当日は、同時に開催している大学や女子大学のオープンキャンパスもご見学いただけます。
(以上転載)

なお、2月には系列中高4校の合同説明会がすでに京都で開催されています。開成教育グループ 入試情報室も参加し、当日の様子をこちらのエントリー「同志社系列合同学校説明会 春の3都市シリーズ」でご紹介をしております。こちらも合わせてご覧ください。

 

京都女子中学校・高校の学校説明会に行って来ました。

2016年7月13日 水曜日

7/11(月)、梅雨明けを思わせるような暑い晴天の日、京都女子中学校・高校にほど近い会場に行きました。さすが京都という感じで外国人観光客も多く、その目当てでもあろう、まもなく始まる祇園祭の各山鉾町にて鉾建てが始まっていました。

まずは、学校長のご挨拶。創立は明治43年。仏教精神のもとに設立され『自立・共生・感謝』の宗教教育を行っているとのお話でした。

次に、中学校の内容説明。新体制となり4年目を迎えました。1クラス36名のⅢ類型2クラスとⅡ類型3クラス設定とし、各類型とも競い合うことにより以前とは違い成績向上などが見られるようになったそうです。キャリア教育やプロジェクト学習もしっかり取り入れてられています。今年度からは、高校進級時に高校からの入学生との混合クラスとしている。ウィステリア科については、実績のある指導のもと、英語教育の充実をさらに強固にしていくようです。

高校の内容説明。普通科Ⅱ類型は、2年次よりⅡ類型(国公立・私立理系)とⅠ類型(私立文系)に分かれ、ウィステリア科は、京都女子大学進学クラスであるとのことでした。ICT教育やアクティブラーニングについては開発途上という感じでした。

大学合格実績については、国公立大81名(うち現役生54名)。京大3名(1名)、阪大9名(5名)、神大7名(5名)などでした。関関同立は211名(119名)。同志社大54名(30名)、立命館大96名(51名)、関西学院大26名(20名)、関西大35名(18名)でした。また京都女子大学へは175名(推薦161名)という結果です。

次は、入試に関する説明がありました。中学校の今春の合格者は5年ぶりに追加合格者を出した。オープン模試をしっかり受けて、受験してほしいとのことでした。今年は10/29(土)に実施されます。

高校の今春の結果。入学者は、ウィステリア科33名、Ⅱ類型推薦&専願56名・併願63名の合計152名。入試では、英語:長文より後半、数学:計算と図形、国語:語彙力がそれぞれポイント。受験生は過去問題をしっかり研究しておく必要があるようです。

学校見学会や入試説明会も含めてHPで確認してください。

以上、京都女子中学校・高校の学校説明会についてでした。

 

近畿大学附属高校の学校説明会に行って来ました。

2016年7月12日 火曜日

7/4(月)、梅雨空のこの日、説明会の会場になっている大阪上本町に行きました。(学校は近鉄奈良線の八戸ノ里駅からのシャトルバスが便利です。)今日は、他校の学校説明会も重なっているのと、高校だけの説明会ということで受験者数の割には来場者は少ない感じでした。(それでも200名以上か?)

 まずは、学校長のご挨拶。『近高の挑戦!』について述べられました。ICT教育やグローバル化指導では広く認知されていますが、それに加えて平成24年度から設置した〔文理コース〕の目標と成果・大学進学が興味深い所でした。

 

次は、学校・入試に関する説明がありました。今春の受験者数は2816名(専願者578名 併願者2238名)で昨年度より387名の減少であったということです。しかしながらこれは、後向きの数値ではなくむしろ前向きな数値です。簡単に言えば「受験は難しくなるぞ~」という評判であったことを意味します。人気校であり、大阪公立TOP10校や奈良TOP3校の併願校として上位を争う受験生が集中することを意味していたと考えられます。入試結果として、不合格者は247名(専願者121名 併願者126名)にのぼっています。結果からも競争の激しいことが裏付けられています。

 

学校内では、グローバル化のトップを行く【国際特化コース】を40名から80名に増やされましたが、現在2クラスでレベルを落とすことなく運営できているとのことです。

 

来年度の入試に向けては、募集定員は変わらないが出願パターンを今春の7パターンから13パターンに変更されるということです。受験生はしっかりコースを選択して、専願者は第1志望コース合格、併願者は公立高校受験に左右されないようにコースを選んで受験してほしいものです。

 

出願はインターネットで行えます。今春は受験生の68%が利用したそうです。

新たな取り組みや制度の改革をどんどん実施されます。オープンスクールや入試説明会も含めてHPで確認してください。

 

以上、近畿大学附属高校の学校説明会についてでした。

 

東大谷高等学校にお邪魔してきました

2016年7月11日 月曜日

期末試験前の東大谷高校に行ってきました。阿倍野にあったこの学校が堺市南区に移転したのは3年前。かなり離れた場所に移転したなと思ったものですが、実は泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」から徒歩8分。難波駅から28分、梅田からでも37分で泉ヶ丘駅まで行けますので、大阪市内はもちろん北摂や東大阪方面からも十分通学圏内です。移転と共に共学になりましたので、今では全学年共学です。

さて、ピカピカの新校舎に到着。玄関周りも無駄なものがありません。少し傾斜地に建っているので正門を入ると2Fになります。生徒用の玄関前にはクラブ関係の掲示と行事を伝えるディスプレイがあります。

外壁との間には素通しの煉瓦積みになっていて、光が程よく差し込んできます。まるでリゾートホテルのようです。

 

校舎の真ん中には吹き抜けがあって、ウッドテラスになっています。お昼休みにはここでお弁当を食べるグループもあるのだそうです。

開放的な職員室です。ここも生徒の動きが見えやすいようにと透明ガラス張りの広々とした空間です。

さて、試験前の夕方といえば部活もなく、学校としては閑散としているものですが、図書室横の自習室を見てびっくり。数多くの生徒が残って実に静かに自習しています。

その横の図書室もピカピカ。ちなみに新しくできた学校の図書室の書架はあまり本がはいっていなかったりするものですが、こちらではすでに結構本が詰まっています。お会いできませんでしたが、司書の先生も移転に伴う図書の整理は大変だったと思います。

新しい校舎というのは、無機的な空間になりがちですが、この学校は至る所に植栽があります。まず、食堂の前、まるで、おしゃれなカフェのようです。ちなみにここでもお互いに問題の出し合いなどをしながら一緒に試験勉強をしている生徒で満ち溢れていました。

 

屋上にもブドウの木だけでなく、畑、水田まであります。畑で作っている芋の収穫の時には近所の幼稚園児を呼んだりするそうなのですが、農作業の経験のない現代っ子には良い刺激になると思います。

 

立派な講堂(ホール)もあります。仏教系の学校ですので、正面に仏壇があります。作り付けのオルガンもある立派なホールです。ここで朝礼が行われるそうです。


スポーツ施設も充実です。武道館や体育館、人工芝のグランドも立派です。なぎなた部、バトン部など全国大会レベルの部活が日々活動しています。

教室ももちろん最新式です。最近では教室にプロジェクタを備えている学校が多いのですが、ここではホワイトボードの中央が開いて液晶ディスプレイが出てくるようになっています。

このように最新の設備が準備されている素晴らしい学校ですが、明るい廊下や特別教室なども含め、開放的で快適な空間となっています。夕方6時を回っても、家に帰らずに自習している生徒が多くいることからも、この学校の生徒にとって、ここはとても居心地の良いところなのだろうなと思いました。

 

 

大阪星光学院中学・高校にお邪魔してきました(現役合格の秘密編)

2016年7月8日 金曜日

中学生教室を抜けると「研修館」という建物があります。実はここは合宿所になっており、中1の1学期にそこで合宿を1週間行うのだそうです。ここから学校に通学して授業を受けるという共同生活を行うのだそうです。先生方も大変だとは思いますが、一緒に学習するという組織づくりを継続的に行っているようです。

高校生の教室前の廊下は普通の2倍以上の幅があり、教室のみならず、ここも生徒が友達と学習するなどの居場所になっているようです。

家庭学習も重視しているとのことで、課題は毎日十分な分量が与えられるそうです。その課題で予習・復習が十分行うことができるという仕掛けのようです。

高3でもセンター試験対策は十分行うそうですが、2次対策は基本過去問演習の添削を行っているそうです。特に東京大学・京都大学については受験生も多いので希望者を集めて勉強会を実施するなどしているそうです。例年、文系:理系=1:3程度と理系が多い学校ですが、数学や物理の先生も多く、大学ごとの対応は十分できるとのことです。もちろん6年間担任の先生は持ち上がりで、コース制も無いためすべての生徒をすべての学年団の先生がご存知という信頼感が前提となっているのでしょう。

新しい学力観を育成するための、「アクティブ・ラーニング」という言葉があちらこちらで聞かれるようになりましたが、この学校は伝統的に競争や強制力ではなく、必要な家庭学習で養成された基礎知識を元に、組織的かつ自主的な学習活動を行う動機づけを行うというアクティブ・ラーニングが自然に行われており、最後はきめ細かな対応で現役合格につなげるという勝利の方程式ができているように感じました。

大阪星光学院中学・高校にお邪魔してきました(学校生活編)

2016年7月7日 木曜日

大学合格実績(難関国公立現役合格率)で大阪トップといえば・・・

(サンデー毎日より)

 

御覧のように公立では北野高校がトップですが、大阪のトップとしては大阪星光学院です。この表での差は4ポイントですが、大阪星光学院は医学部医学科進学者も多いので、もっと差が開いているといえるでしょう。

さて、このような大学進学実績を作るためにはどのような秘密があるのでしょうか、知りたくてたまらなくなりお邪魔してきました。お忙しいところすみませんでした。

大阪南部の文教地区、四天王寺のすぐ近くにそのビルはそびえたっています。ミッション系の男子校ですが、宗教色はあまり前面に出ていない印象です。正面を入ると広いグランドがその向こうに見えます。(奥に通天閣が見えます)

 

この学校はほとんどが六年一貫の生徒です。(高校からの編入も可能ですが、募集人数は約10名です。)そこで、高校内容の先取りを行っているのか、と思いお伺いすると、確かに関連する内容を深く扱うという点では先取りを行っているが、科目によってはそれほど先に進んでいるわけではないとのことでした。授業時間も6時間授業が基本で午後3:05には授業が終わります。そのあとグランドなどでは生徒たちが楽しそうに部活にいそしんでいるようです。ホッケー部も強く、弓道部も人数が多く、文科系でもクイズ研究会などは洛南や灘など他校との交流を行うなど盛んに活動しているようです。和歌山県南部(みなべ)や長野の黒姫に合宿所があり、自然観察の特別授業やスキー合宿・登山合宿など6年間で60泊以上の共同生活を行っているそうです。部活も含めて18:00には下校というわけで、長時間授業(補習)が行われている様子もありません。ここまで聞くと生徒たちは楽しそうだなとは思いますが、高い大学進学実績を生み出す仕掛けについては謎のままです。(続く)

 

(校外活動の写真は学校側からお借りしました)

 

 

親和中高の学校説明会に行って来ました。

2016年7月6日 水曜日

6/29(水)、梅雨の晴れ間のこの日、説明会の会場になっている神戸三宮に向かいました。(学校は阪急六甲駅から徒歩圏内です。)会場では、開始時間まで生徒の様子を映し出したDVDを流され、先生からのコメントが差し込まれていました。

まずは、学校長のご挨拶。創立129年目。来年130周年を迎え、〔伝統と改革〕の実施を具体化されるようです。その1つは、『奨学金制度の設定』『グローバル研修の補助金』と130周年の寄付金を上手く活用して伝統を守り、さらに時代にあった改革を進めていくそうです。

ここからは、中学校の内容。コース制を実施して3年目。今までの親和の教育を継承する『総合進学コース』(国公立・難関私立大学を目指す)と豊富な学習時間とグローバル人材を育成する『Sコース』(難関国公立大学を目指す)を設置しています。『Sコース』での指導は、①:朝学習 ②:探究学習 ③:勉強合宿 ④:国内英語キャンプ⇒ニュージーランドホームステイなどを実施しているとのことです。そして中3途中から高校内容の勉強に入ります。

【入試】については、今春は、前期入試・後期Ⅰ入試・後期Ⅱ入試の3回。前期入試の合格得点率は、Sコースで58%程度、総合進学コースで29%となったそうです。後期Ⅰ入試では、同47%、28% 後期Ⅱ入試では、同67%、43%となっているそうです。来春入試は、一部変更され、前期1・前期Ⅱ・後期Ⅰ・後期Ⅱの4回となります。新たに設定されたのは、前期Ⅱ入試の午後入試です。前期Ⅰ・Ⅱで合格者は多く出す予定だそうです。

休憩を挟んで今度は、高校の内容。2年前からの復活入試ですが、昨年は4名。今春は8名(受験者17名)の入学生だったそうです。来年度からは、『奨学金制度の設定』や『推薦入試の導入』を実施するとのことです。

女子校としての新たな取り組みや制度の改革をどんどん実施されます。オープンスクールや入試説明会も含めてHPで確認してください。

以上、親和中学校・親和女子高校の学校説明会についてでした。

 

開明中高の学校説明会に行って来ました。

2016年7月5日 火曜日

6/28(火)、梅雨が行ったり来たりのパラパラと小雨が降る中、JR京橋駅から歩いて約13分ほどで開明中高に到着しました。会場は、いつもの300名ほどが入る体育館でした。一昨年に創立100周年を迎えられ、新校舎や人工芝のグランドなどが完成しています。

 

まずは、専務理事のご挨拶。これまでの歩みについて触れられ、H13年に中学共学、H16年に6年編入コースが共学となり、H29年には・・・とお話がありました。創立100年の記念誌も今年発行されるということです。

次に、学校長のご挨拶。新校舎も3年目で、6年一貫生が全生徒の90%、女子は全生徒の40%を占めているそうです。6年間の目標は、〔学習の土台をつくる〕。そのためには、様々な行事を行い、身体を鍛えて、頑張る心を養うこととのことでした。

 

ここからは、具体的なお話。1つ目は、【大学入試結果】です。卒業生277名に対して、218名の国公立大学に合格、うち現役は159名となっています。現役合格率は、57.4%となります。国公立大学への合格校ですが、京大13名、阪大17名、神大28名、大市大8名、大府大22名などとなっています。。近畿圏の大学に多くの生徒が合格しているようです。

これらの源になる教育活動は、多彩な行事・豊富な授業時間(中;37単位/週、高;39単位/週、高校からの入学生は42単位/週)・勉強とクラブの両立(誰も参加できるクラブ活動、週3回。中;18時まで、高;19時まで)などとなっています。その他の行事はHPなどをご覧ください。また、中学では私立には珍しい『給食』があります。

さらに、中学は〔スーパー理数〕と〔理数〕のコースに分かれていますが、理系だけでなく文系の指導ももちろんあるとのことです。

 

2020年度の大学入試改革の話の後、【中学・高校入試】についてのお話しがありました。中学入試は、〔1次前期〕〔1次後期〕〔2次〕の3つに分かれていますが、今春の合格率は、〔1次前期〕63.9%、〔1次後期〕58.9%、〔2次〕28.8%とかなり日程により差が出ています。これは、1次入試で生徒募集が好調だったことで、2次入試がかなり厳しくなってしまったということです。来春は、スーパー理数コースの定員を80名⇒120名にして募集するとのことです。

高校入試は、入学者66名でそのうち男子38名、女子28名となっているそうです。来春は、コース名称を〔6年編入〕⇒〔6年文理編入〕コースに変更されるそうです。レベルも少し上がる気配です。

 

会の後は、校内見学をしました。まずはエレベーターで8階へ。さすが都会の学校です。初めて8階建てであることを認識しました。エレベーターを降りると薄暗く、多くの専門教室がありました。廊下は休み時間になると照明がつくそうです。(エコですね。)そのあと、階を下がって行くと生徒たちの教室・食堂・茶室・図書室などがありました。また、途中の階には、憩いのガーデンも設置されていました。さらに地下1階には何とプールです。季節・天気に関係なく1年中泳げるということですね。

 

 

オープンスクールや入試説明会も含めてHPで確認してください。

 

以上、開明中高の学校説明会についてでした。

大和大学にお邪魔してきました

2016年7月4日 月曜日

大和大学は3年前に開学した新しい大学です。大阪府吹田市、JR吹田駅から徒歩7分のところにあります。奈良の西大和学園の創設者・理事長が学長として開学したという学校です。当初は教育学部・保健医療学部2学部としてスタートしました。今年から政治経済学部が開設され、通学する大学生も増えてきて、近くにカフェができるなど大学周辺は次第ににぎやかになってきました。

まず保健医療学部のフロアにお邪魔しました。まるで大病院のようです。実習用のベッドがずらりと並んでいます。しかし、よく見ると1種類ではありません。これは実際に実習や就職で病院現場に行ったときに古いものから新しいもの、メーカーが違うものなどさまざまなものを扱うことになるわけですが、その時に戸惑わないように、電動式と手動式など違う方式のものをそろえているそうです。

 

人形が戸棚で寝ています。この人形、ただ人の形をしたものではなく、心音や脈拍などを再現する機能がついているそうです。コンピューター制御であえて異常な脈拍などを再現することができるという高級品で、1体でマンションの一室が買えるほどの値段だそうです。

 

この大学では助産師の資格を取ることもできます。ここは赤ちゃんの沐浴実習のための部屋です。赤ちゃん用お風呂の上に鏡がついていますが、これは実習生が後ろから実演者の手元を見るためのものですが、お湯の湯気でも曇らないようにヒーターが入っているという特殊なものだそうです。

 

こちらは理学療法の実習のための部屋です。マッサージ用のベッドが並んでいます。患部を温めるための機械もありましたが、これまた最新型から旧型まで3種類用意されています。即戦力養成に対するこだわりが感じられます。

 

こちらは在宅看護・介護のための実習室です。一般家屋を模した設備があります。同じようなものは森ノ宮医療大学でも見ましたが、ここの面白いところは和室に炉が切られているところです。どうやら茶道のサークルも利用しているようです。

言語聴覚専攻のための実習室です。防音室と聴力検査の機器がそろっています。

 

さて、教育学のフロアにお邪魔しました。大和大学教育学部では中学校・高校・特別支援のみならず、幼稚園・小学校の一種免許も取得できるコースが設置されています。したがってピアノを練習する個室が30近く並んでいます。運営は生徒の自治に任されているそうですが、授業の空き時間でしょうか、多くのブースでひたすら練習に取り組む学生の姿が見られました。

 

グランドが狭いと感じましたが、新たな理系学部創設に合わせて今後校地をさらに拡張する計画があるらしく、さらなる設備の充実も期待できます。近くに見える関西大学のような大きな大学になる日も近いと感じました。

 

城星学園中高の学校説明会に行って来ました。

2016年7月1日 金曜日

6/22(水)、梅雨らしい曇天の中、地下鉄鶴見緑地線・玉造駅から歩いて10分ほどで、美しい建物の城星学園中高(小学校も同じ敷地にあります)に到着しました。門に入ったところから、守衛さんや先生方の温かい挨拶を受け、奥へ奥へと誘導されて講堂に入りました。多くの方がすでに座っておられ、その印象は他校の説明会に比べて女性の方が多いようい感じられました。(女子校だからでしょうか?卒業生もおられるのかなと・・)2日間で約200名が参加されると聞きました。

 

会の前に、聖歌隊40名(中1~高2)による演奏がありました。残念ながら静粛な音楽はあまりよく知らず、何という曲かも分からずに聞き入りましたが、ゆったりと時間が流れた感じです。

 

会は、学校長の挨拶から。カトリックの精神による〔建学の精神〕と〔教育理念〕のお話しでした。『良心的な人間、よき社会人』を育成することを使命とし、『青少年が愛されていることを感じられるように彼らと共に生きる』=“Assistenza”(共にいること)を理念とされています。

 

【学校改革】では、2015年度から新たな取り組みを実施されており、3つのポイントとして、①少人数指導体制の発展 ②学習時間の拡充 ③パーソナル進路指導体制の充実 を掲げられています。ここではその詳細について紹介されました。さらに、〔英語教育〕については別途時間を取り詳しく説明を受けました。小テスト・英検・コンテスト・語学研修など様々な取り組みをされていることがよく分かりました。Speed Readingなどは面白い取り組みだと思いました。

 

大学進路は、4年生大学へは卒業生の76%、短期大学へは9%、専門学校には9%などとなっており、台湾の大学へも進学できる制度があるそうでビックリしました。

 

説明会の後は、校内見学をしました。小・中・高で同じ校庭を使用しているそうで、ちょうど小学生の体育の授業が行われていました。また、室内プールがあり、スイミングスクール(外部から来る)をやっておられるということで驚きました。また、女子校らしくオープンスペースを設置されており優雅な時間が過ごせそうでした。

 

オープンスクールや入試説明会も実施されます。ぜひ、HPで確認してください。

 

以上、城星学園中高の学校説明会についてでした。