【2023年度入試から】東京都立高校入試 スピーキングを採用【東京都独自】

2021年11月18日 木曜日

東京都教育委員会は2023年度入試(今の中学2年生が受験する入試)からスピーキングを導入すると9月に発表していましたが、具体的な内容が次第に明らかになってきました。

まず、このテストは入試の時に行うのではなく、2022年11月27日(日)に外部施設を試験会場として一斉に行います。受験者にタブレット端末を配布し、イヤホンから流れる音声に対しての解答を録音していく方式が想定されています。評価はA~Fの6段階で表されますが、その段階を上から20点、16点、12点というように4点刻みの点数(Fは0点)に換算し、調査書に加点します。つまり今までの学力検査700点+調査書300点=1000点満点が、1020点満点となるわけです。見方によってはスピーキングによる点数の比重はそれほど高いわけではありませんが、あと1年以内にスピーキング力を付けなければならない今の中学2年生では、その不安から先に私立に決めてしまおうという動きが起こる可能性もあります。

いずれにせよ首都圏の中学2年生以下の学年は、今後発表される詳細内容に注意が必要でしょう。