【祝】武庫川女子大学 「経営学部」設置認可が答申される【新学部】

2019年10月8日 火曜日

今年80周年を迎える日本最大の女子大、武庫川女子大学は、甲子園球場の近く、阪神鳴尾駅の徒歩圏内に、文学部、教育学部、健康・スポーツ科学部、生活環境学部、音楽学部、看護学部、薬学部の7学部を持つ巨大総合大学で、たとえば文学部には日本語日本文学科、英語文化学科、心理・社会福祉学科が、生活環境学部の中には生活環境学科に加えて、食物栄養学科、建築学科、情報メディア学科といった理系分野の専門分野も充実するなど本来ならそれぞれ学部として独立してもよさそうな専門分野がそれぞれの学部に含まれているなぁと思っていたら、食物栄養と建築は新学部に独立するそうで、さらに組織拡大です。

これだけ様々な専門分野を持っている武庫川女子大が、2020年度から200人募集の経営学部を新設することになり、8月末に認可の答申がなされました。新学部の為の新しい8階建ての校舎も建設中です。3階から5階、5階から7階に移動できるエスカレータを中央に配置、開放的なゼミ室(コーナー)を設置するなど今風の造りとなっているようです。ビジネス界での即戦力養成というわけで、ファイナンシャル・プランナーや社会保険労務士、ITパスポートなどの資格取得支援や、英語系の検定対策も想定されているようです。また、アメリカの分校を利用しての留学プログラムもオプションで用意されています。

ところで最寄りの阪神鳴尾駅が何やら工事しているよと思えば、その高架下を利用した「ステーションキャンパス」もできるようです。そこに併設のカフェ「Lavy’s café」が昨日開店しました。因みにこの「Lavy(ラビー)」というのは武庫川女子のキャラクターである、ノンスリーブのワンピースを着て2足直立した痩せた黒ウサギなのですが、このように文字で表現すると全くかわいくないから絵を貼りたいのですが、絶対怒られるので、各自検索してご確認ください。 それはともかく、今年新設の経営学部の難易度は、この分野の人気の高さも手伝って、 おそらく教育学部と文学部の間か、文学部の日本語日本文学科と同水準になるのではと予想されます。 ひとまず公募推薦の受験をお勧めします。出願は、今日から10月22日までとなっています。ぴょんぴょんウサギでお急ぎください。

【祝】摂南大学 「農学部」設置認可が答申される【新学部】

2019年10月7日 月曜日

いやぁ、すみません、8月末から開成進学フェアの開催準備やなんやかやで戦っていたので文部科学省のHPをチェックするのを忘れていましたが、以前このエントリーで紹介した摂南大学農学部の設置がすんなり認可の答申がなされたようです。今までの学部の再編ではなく、完全な新設は結構ハードルが高いものですが、予定通り大学設置・学校法人審議会から判定可の答申がなされたとのことで。よかった、よかった。

当然基本は理系ですが、「食農ビジネス学科」のような文系分野からのアプローチを行う学科もあるようです。しかし「農学基礎演習」という農学部全員必修の授業では田植え、稲刈り実習も行うそうです。田植えでは泥だらけになりながらの手植えも行うのでしょうか。その昔の、今は無き高槻の試験農場での経験ですが、何時間も下を向いての作業は足も腰も痛くなりますが、一面植え終わった水田を眺めた時に得られる充実感はやった者にしか味わえません。 このような経験を経て、食べ物と真剣に向き合う人材育成をする「農学部」、今後どのような設備や講座が整備されていくのか楽しみです。

THE世界大学ランキング2020(「早慶近」本当だった編)

2019年10月4日 金曜日

それはさておき日本の大学はといいますと・・・

「教員一人当たりの論文の被引用数」が重視される指標を使っていますから医学系の単科大学が有利になっていますが、800位までで、日本の782大学(2018年に1年生を募集したのは768大学)のうち、ランクインしているのはわずか25校です。因みに私立大学では、早稲田大学と慶應義塾大学、近畿大学がランクインしていますが、関関同立は入っていませんでした。 そういえば2年前に近畿大学が「早慶近」というキャッチフレーズを使って広報していましたが、その根拠はこのランキングの2016年版でした。今年のランキングでもその地位を維持しているという点でも近畿大学の実力は本物だといえるでしょう。

 一方 同じ医学系の大学でも、ここにランクインしているのは研究を重視している大学であるといえますので、それはそれで大学選びの一つに使えそうなランキングなのでした。

THE世界大学ランキング2020(世界は遠いなぁ編)

2019年10月3日 木曜日

イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(略してTHE)は毎年大学の世界ランキングを発表しています。学生一人当たりの資金や教員一人当たりの被引用論文数や教員:学生比率、学生や高校教員によるアンケート外国人教員や学生比率などを得点化して並べているものですので、規模が大きく、特に医学系の大学院など引用される論文が多い研究機関の比率が高い大学が有利な指標とはなりますが、ひとまず2020年ランキングが先月発表されましたので、総合ランキングベスト15を発表しましょう。

つまり上位15校にアメリカの大学が10校、EU離脱でごちゃごちゃしているイギリスも4校ランクインさせており、米英でほぼ独占状態になっています。因みにオックスフォード大学は創立年不明ながら700年以上(900年以上との説も)の歴史はあるだろうというイギリス最古の大学で、学部学生は16000人ほど(日本最大の国立大である大阪大学とほぼ同じ)学費は日本円で年間260万円ほどの学校です。(続く)

梅花中学校・梅花高等学校 Dream Fest(芸術発表会)

2019年10月2日 水曜日

1878年(明治11年)に創立された豊中市の梅花高等学校は大学進学を目指す『アドバンスコース』と将来のキャリアを目指す『リベラルアーツコース』が設置されている女子校ですが、梅花中学校は『進学チャレンジコース』と『舞台芸術エレガンスコース』に分かれており、その中の『舞台芸術エレガンスコース』は高校に進学すると『リベラルアーツコース』の『舞台芸術専攻』に進学し、ダンスやバレエ、歌といった基礎から本格的な舞台芸術を6年間かけて身に着けることができるようになっています。その成果が発表される「Dream Fest」という舞台が今年も開催されます。 入場は無料ですが、 事前申し込みのうえ、抽選となって おりますので、詳しくは学校ホームページをご覧ください。申し込み締め切りは10月12日だそうです。 ミュージカルやダンスに興味のある小学生女子は是非見に行ってみましょう。

第39回近畿高等学校総合文化祭京都大会 美術・工芸部門

2019年10月1日 火曜日

今年は近畿高等学校総合文化祭(業界では近総文と略されます)が京都で開催されます。各府県で認められた優秀作品や優秀団体が集う、ハイレベルな文化祭です。 その中の美術・工芸部門は、2019年11月23日~24日に「みやこめっせ第1展示場B面(地下1階)で開催されます。 美術や工芸に興味のある中学生は、是非見に行ってみてはいかがでしょうか。

千里金蘭大学 生活科学部食物栄養学科 授業見学会

2019年9月30日 月曜日

阪急千里線、北千里駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅地の中にある千里金蘭大学のイベント紹介です。 千里金蘭大学は生活科学部と看護学部合わせて900名ほどの学生が学ぶ大学ですが、その生活科学部には保育士・小学校教員を目指す児童教育学科と管理栄養士や栄養教諭の免許が取れる食物栄養学科とがあります。今回はその食物栄養学科に的を絞った授業見学会となっています。もちろんキャンパス内の教育設備の見学も魅力的なのですが、見逃せないのは「AO入試ガイダンス」です。実はこのガイダンスに出席していなければAO入試に出願することができないようになっていますので、この大学を考えるのであれば出席しないという選択肢はないでしょう。 事前予約制となっていますから、大学のホームページをご確認ください。

興國高等学校 「KOUKOKU体験フェスティバル」

2019年9月27日 金曜日

大阪環状線寺田町が最寄りの「興國高校」は生徒数も多く、スポーツも盛んな男子校です。難関大学進学からアスリート養成、公務員受験準備、ITビジネススキル養成、e-スポーツまで幅広いニーズに対応できる多彩なコース制も魅力ですが、それぞれのコースにその分野の第一人者を配置して質の高い指導が行われているのが特徴です。このあたりのスキのなさというかホスピタリティの高さはさすが、というわけで、説明会に参加するよりも直接その指導を体験したほうが、その良さが伝わると思います。 事前申し込みが必要ですので、学校ホームページをご確認ください。

同志社香里中・高 イベント案内

2019年9月26日 木曜日

ここ数年中学入試でも人気上昇が続く同志社香里中学校・高等学校から、シンプルながら学校の特長をズバリと表現しているチラシが届きました。専任教師100%というのも安心材料です。また、 確かに受験勉強の期間が必要ないので部活に引退が無いというのは魅力的です。日本一のダンス部や伝統のマンドリン部をはじめとして30以上の部活が盛んに活動しています。同志社大学への推薦枠があるからこそ、中高の間は体力面や文化面を鍛えておくという考えも成り立つわけですね。 というわけで、次の日曜日、オープンキャンパス・説明会が開催されます。詳しくは学校ホームページをご確認ください。

金蘭会高等学校 オープンスクール

2019年9月25日 水曜日

114年の歴史を誇る金蘭会高等学校、大阪駅から環状線で一駅の福島駅から徒歩8分、実は成学社本社からも徒歩圏内の女子校です。1905年に大阪府立堂島高等女学校(現在の府立大手前高校の前身)の同窓会「金蘭会」が設立した私立女学校がルーツですが、当時は府立堂島高等女学校の校長が「金蘭会女学校」の校長も兼務していたそうです。いい時代ですねぇ。 今ではバレーボールの強豪校としても有名で「スポーツ・特技」コースもありますが、早稲田大や関西大など難関大学への進学を目指す「特別進学」「文理進学」や、女子に人気の「保育児童」「看護進学」のコースも併設しています。このようにコースが細分化されていることもあり、1クラスの人数も小さく、アットホームな授業が日々展開されています。

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面もご覧ください。)

今週末にはこの学校のオープンスクールが開かれます。事前申込制ですので詳しくは学校のホームページをご確認ください。