金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました(進学実績編)

2018年9月6日 木曜日

2018年度の大学合格実績ですが、神戸大学をはじめとして国公立11名、関関同立51名、産近佛龍106名、摂神追桃66名。ハンガリー国立大医学部1名など、なかなかの実績をあげています。中学校の先取りカリキュラムと、高校の3コース制(2年生からは理系を加えた4コース制)といったきめ細かな対応が効果を上げているようです。

さらに中学から入学の6年一貫生には段階的に学べる「海外体験プログラム」が用意されています。中2でオーストラリア研修11日間、中3でニュージーランドに1か月(全員)、高1でオーストラリア3週間、高2でカナダ/ニュージーランド1年など、基本は希望者参加ですが、毎年少しずつ日数が伸びて、無理なく海外でのコミュニケーションが取れるような仕組みがあります。これからは「使える英語力」が必要な時代になりますが、この学校はかなり前からその仕組みを持っていたわけです。

中学受験の説明会は10月8日、高校受験の説明会・部活体験は10月20日となっています。興味を持った受験生は是非参加してみましょう。

金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました(学校生活編)

2018年9月5日 水曜日

明るく広い食堂では、朝から数名の生徒さんが自習をしていました。その片隅からいい香りが・・・。実はここにはパンを焼く窯があって、焼き立てパンを販売しているそうです。

中庭にも人工芝が敷かれています。そこに目印が付いていますが、これはチアリーディングやマーチングの練習用とのことです。そういえばこの学校のチアリーディング部は関西大会レベルですし、吹奏楽部はコンクールでもマーチングでも有名ですね。

校舎の一室に和室があります。中には祭壇がありました。金光教は神道の一派ですが、他の宗教の教祖も神様がつくったと考え、すべての宗教を容認するという心の広い教えなのだそうです。というわけでどのような宗教の生徒であっても自由に入って参拝することができるようになっています。次の試合に勝てますように、とか、点数が取れますように、といった現実的なお祈りも多いとのことですが、落ち着いて自分を振り返ることができる場所が常設されているのは良いと思います。

書や美術作品も廊下に多く展示されていました。スポーツが盛んな学校だと思っていましたが、文化面でも誇れるものが多いと感じました。(続く)

金光大阪中学校・高等学校にお邪魔してきました(スポーツ編)

2018年9月3日 月曜日

あの夏の甲子園で2度目の春夏連覇の大阪桐蔭に地区大会で敗れはしましたが、2点対1点という接戦まで持ち込んだ野球部でも有名な金光大阪にお邪魔してきました。

阪急京都線上牧駅から徒歩4分ほどで校舎に到着すると元気な部活生の声が聞こえてきます。お邪魔したのは8月31日ですが、この日まで夏休みなのですね。

中日の吉見一起、阪神の陽川尚将など活躍中のプロ野球選手を育てた硬式野球部が練習試合をしています。素人目でも高校生とは思えない高い身体能力を感じます。野球部といえば厳しい練習と規律性が要求されると思っていましたが、なぜかこの学校の皆さんは楽しそうにプレイしています。

 

2年前に整備した人工芝のグラウンドでは、サッカー部も練習しています。彼らも気持ちよく挨拶してくれます。

体育館では女子と男子のバレー部、バスケットボール部が、その下のフロアでは剣道部が練習していました。本当にスポーツが盛んな学校です。部活の加入率は8割ほどで私学にしては高い割合です。(続く)

清教学園プレテスト「清教中学模試」 親子で予行演習

2018年8月31日 金曜日

大阪南部地域の難関進学校清教学園中学校では本年度第2回目のプレテスト=「清教中学模試」が行われます。入試本番の「予行演習」になる、合否の目安を知ることができる、という点では他の学校のプレテストと同じなのですが、清教学園ではこの結果で特待生になれるかどうかの判定まで示されます。

手厚いことに、11月23日にはこの結果を受けての個別アドバイスが受けられるというサービスまでついています。

申し込みは9月12日からですが、その申し込み方法はWeb経由でマイページを作成してから申し込むという、本番さながらの方法を取っていますので、保護者にとっても良い「予行演習」となることでしょう。

清教学園中学校の受験を考えている小学生は、お忘れなく。

 

お寺と京都の学校

2018年8月30日 木曜日

昨日紹介した京都光華に限らず、京都には仏教系の学校が多いです。但し仏教系という共通点があっても、宗派の違いで大学の推薦枠が異なるなど、気を付けておくべきことがあるようです。そこで、宗派別の一覧表を作ってみました。

 

今では共学化した学校もありますが、設立時には男子校と女子校をセットで設置した宗派が多いようです。今年創立150周年を迎える浄土宗の男子校、東山中学高等学校を始めとして、歴史のある学校がほとんどです。秋の観光シーズンにお寺巡りをするときには、その近くにある学校も見てみましょう。

京都光華女子大学 オープンキャンパス

2018年8月29日 水曜日

京都光華女子大から、オープンキャンパスの案内が届きました。実は今から80年近く前に昭和天皇の皇后さまの妹にあたる東本願寺第24代門主夫人大谷智子さまによって京都に設立された高等女学校がルーツです。その4年後に設立された女子専門学校には数学科・生物科・保健科が設置されていたとのことですので、京都光華女子大学の「健康科学部」というのはとても長い歴史があることになります。

 

校地は阪急西京極駅より徒歩10分ほどのところです。看護師や管理栄養士を目指す受験生はもちろん、心理や教育系の学部に興味のある受験生は9月のオープンキャンパスに参加してみましょう。詳しくは大学のHPをご覧ください。

 

10月にも大阪市立水都国際中学校 ・高等学校説明会が開催されます

2018年8月28日 火曜日

今年度開校される、大阪市立水都国際中学校、高等学校の説明会がまた開催されます。今年に入ってから、2月、6月と大きな説明会が2回行われてきました。2月の説明会では国際バカロレアの教育理念に関する説明が、6月の説明会ではネイティブの先生方による模擬授業や制服案の提示など、毎回異なった視点での説明が行われています。

さて、いよいよ10月は本年度最後の説明会が開催されますが、おそらく今回は入学者選抜に関する説明がメインとなるでしょう。

申し込みは往復はがきでの受付です。詳しくは大阪市教育委員会のHPかここに添付のPDFをご覧ください。

 

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

 

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開成教育セミナーでは水都国際中学受験対応コースをご用意しております。
詳細はこちらをクリック↓
http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/course/chukou_ikkan/suito_kokusai/

また、10/14(日)大阪市立中高一貫 開成咲くや・水都模試が行われます。
詳細はこちらをクリック↓
http://www.kaisei-group.co.jp/seminar/event/990

上記も併せてご覧ください。

 

うめコレ2018

2018年8月27日 月曜日

(画像をクリックするとPDFが開きます。裏面にも案内があります。)

 

「ミラノ・コレクション」、「パリ・コレクション」とファッションの秋が参りました。その流れで「うめコレ」も開催されます、と聞けば、「梅田コレクション」というファッションショーね、という話になりそうですが、このブログはファッション系ではございません。学校選びでございます。というわけで、ファッションショーが梅田で行われる、というのは間違いではないのですが、主催は豊中の女子校、「梅花中学校・高等学校」と「梅花女子大学」です、という話題です。中学校には「舞台芸術エレガンスコース」が、高校にも「舞台芸術専攻」が設置されていますが、その生徒さんによる歌やダンスなどの舞台や、聖歌隊の演奏、中高とも全国大会優勝のチアリーディングも披露されます。また、大学の様々な専門分野も体験型のブースを出展するようです。

小学生、中学生のみならず、大学受験を考えている女子ものぞいてみては如何でしょうか。

詳細は学校HPをご覧ください。

大阪の大谷中学校のプレテストと解説授業

2018年8月24日 金曜日

昨年もこのエントリーで紹介した、大阪阿倍野の女子校、大谷中学校のプレテストについてのお話です。

大阪の私立中学校の多くは「プレテスト」という自校独自の模試を実施しますが、ここ大谷中学校も2016年に初めてプレテストを行うようになりました。さらに2018年度入試からは「未来力テスト」という思考力型の問題導入、2019年度入試からは高校からの募集開始と入試に関しても急激な改革が続いています。プレテストがあるということは、事前に入試本番の雰囲気を味わうこともできるという意味で受験生にとってはとても安心なのですが、今年はそのプレテストの1か月以上前に、その準備として解説授業が用意されるという手厚さです。

まず、9月15日(土)にその対策授業を受け、過去問も頂けるようですので、自宅でさらに復習をして弱点補強を行い、そして11月10日のプレテストを受けましょう、というわけです。

このように受験生の気持ちになって準備をしてくれる学校は、入学してきた生徒さんにも行き届いた教育がなされていることでしょう。

説明会(準備講座)は事前申し込み不要ですが、プレテストのエントリーはWeb経由で9月1日(土)からとなっています。忘れないうちに申し込んでおきましょう。

 

平安女学院中学校・高等学校 オープンスクール

2018年8月23日 木曜日

昨年の夏にもお邪魔した平安女学院を紹介します。140年以上も前、米国聖公会から派遣されたアメリカ人教師が大阪西区で始めた学校が起源です。その後京都に移転したのが120年以上前。当時からの建物も含めて文化財に指定されている建物がいくつも残っており、重厚な当時の建築様式を伝えていて、中に入ると街中とは思えない静寂を味わうことができます。

さて、法人としての平安女学院は幼稚園から大学までがそろっていますが、中学校・高等学校は立命館大学とも提携しており、4割ほどの生徒が立命館大学に入学しています。2日前にこのエントリーで立命館守山中学校・高等学校のことを書きましたが、実はその場所は2005年までは平安女学院大学だったものです。平安女学院大学と短期大学は高槻市にもキャンパスを持っていますので、そちらに統合して、跡地を学校法人立命館に売却したというわけです。立命館にとってもきれいなキャンパスを手に入れることができましたので、双方にとっていい協力関係ができたというわけです。

平安女学院高校は立命館大学との提携に甘えることなく、国公立大学を目指すコースや幼児教育分野への進学を目指すコースなど複線化して生徒のニーズに応える改革が行われています。さらに高校には音楽系だけで5つ、(吹奏楽部・ハンドベル部・コーラス部・筝曲部・軽音楽部)を含めた18の文化部や体操・新体操など実力派運動部など、今も昔も部活動が充実しています。

(画像をクリックするとPDFが開きます。)

今回文化祭見学を兼ねたオープンスクールが開催されますので、それらの部活やクラスの活動を見てみてはいかがでしょうか。在校生の活躍と併せて140年以上の伝統と抜群の環境も味わってみましょう。

(事前申し込みが必要となっております。詳しくは学校HPをご覧ください。)