【ピアノ初心者でも】大和大学白鳳短期大学部 ピアノレッスンご招待【大歓迎】

2023年4月25日 火曜日

奈良の王寺町、西大和学園中学校、高等学校の隣に1998年に創設された「白鳳女子短期大学」は2015年には一部のみ共学化して「白鳳短期大学」と名称変更し、この4月から法人名を冠した「大和大学白鳳短期大学部」という校名になりました。短期大学には「学部」がありませんので、組織の直下に「学科」が置かれていますが、こちらでは「総合人間学科」の1学科制で、その中に子ども教育専攻(2年制)、リハビリテーション学専攻(3年制)、看護学専攻(3年制)がある、という組織になっています。

さて、子どもが好きで、保育士や幼稚園の先生になりたいよ、という受験生にとってネックになるのがピアノだという話を聞いたことがあります。確かに子どもと一緒に歌ったり踊ったりするためにはピアノがある程度弾けた方が良いのですが、今までに習ったことが無いという受験生のために、なんとこちらの学校ではオープンキャンパスのプログラムの一つとして無料のピアノレッスンが用意されています。是非参加してみましょう。その前に、今週末(4月29日)の午前中にもオープンキャンパスがありますので、そちらもお勧めです。

【フォローして】追手門学院大学 公式インスタグラム【大学に行こう】

2023年4月21日 金曜日

コロナ禍の影響もあったのか、いまや中高生のスマホ所持率は上がり、高校生に関してはほぼ100%か?と思われます。学校からのお知らせもSNS、部活動でもグループLINEは当たり前。スケジュールもクラウド上のカレンダーで共有されるなど、もはやSNSは中高生のインフラとなっております。

そんな中、大学広報でもSNSを取り入れるところが増えてきました。というわけで、受験生の皆さん、大学ともお友達になりましょう。

大学合格別進学先割合の推移【関西】

2023年4月19日 水曜日

関西大学に関しても同様に分析を行ってみました。すると、不思議なことに他大学と異なった結果となりました。

まず、国公立への流出ですが、今年がここ5年間で最高となっています。関西学院や立命館と比較すると、関西大学の入試はマーク式が中心とはいえ、大学入学センター試験から傾向がかけ離れており、国公立受験者の併願としては使いにくいイメージがありましたが、大学入学共通テストとなった3年前から問題文の文字数が増え、英語でも長文問題の比重が上がったことが、関西大学の入試問題に近づいてきたということでしょうか、国公立の併願者が増えているのかもしれません。一方、関大合格者は、関関同立+国公立以外の大学には入学しない、という傾向は変わりません。むしろ国公立や同志社への入学者が増えたということは、関西大学の受験者の学力層が上昇している可能性も考えられるのではないでしょうか。

大学合格別進学先割合の推移【関西学院】

2023年4月18日 火曜日

関西学院に関しても、国公立に関しては、同志社や立命館と全く同じ動きとなっています。立命館への流出は1~2%と立命館から関西学院への流出よりも少なくなっていますが、今年は昨年よりも増えています。当グループの教室展開の地理的な条件の影響もあるとは思いますが、お互い取り合い(?)をしているという点で、ブランド力はほぼ互角だと考えられるでしょう。

【スクープ】神戸海星女子学院大学 募集停止【悲報】

2023年4月17日 月曜日

悲報です。また一つの大学が募集停止となります。

学校法人神戸海星女子学院は神戸海星女子学院大学の募集停止を12日の理事会で決定した模様です。1999年に短期大学から大学に昇格しましたが、そこから大きな学部改編は無く、1学年95名募集という規模での運営が続けられてきました。しかし現在の学科は「英語観光学科」「心理こども学科」の2学科で、ご存じのようにコロナ禍では国際系と観光系は他大学でも募集に苦しみ、教育系も志望動向が下がっている全体状況の中で、募集は厳しかったのかもしれません。大学としてもコロナ禍にあってもAO入試に向けた事前面談をWEB経由で行い、英検2級相当以上の入学者には授業料を免除するなど、募集に対する工夫は行っていたのですが、効果は限定的だったのかもしれません。因みに2022年度の入学者総数は30名(蛍雪時代「大学の真の実力情報公開BOOK」旺文社 参照)でした。

小規模ながら面倒見の良い教育を行っていただけに残念です。

大学合格別進学先割合の推移【立命館】

2023年4月14日 金曜日

立命館についても同様な資料を作成してみました。国公立への進学の動きに関しては同志社と同じような動きとなっています。少なくとも当グループの受験生は立命館と同志社とのダブル合格となると、ほぼ同志社に入学手続きを行うのですが、その割合が今年は高くなっています。まだ同志社が合格者数、入学者数を発表していないので全体状況はわかりませんが、当グループの受験生動向を見る限り、同志社の合格率が上がってきたようにも思えます。

それはさておき、一般選抜による入学者割合が一番高い立命館は、受験者の地理的な範囲も広く、入試に関してコロナ禍の影響を大きく受けた大学ですが、立命館合格者は先に述べた同志社と、毎年2~3%の関学への流出を除き、他の私大への流出がないというところから、出願数の減少によるブランド力への悪影響は出ていないことがわかります。

大学合格別進学先割合の推移【同志社】

2023年4月13日 木曜日

いやぁ、このブログ、見る人には見ていただいているようで、早速反響をいただきました。ありがたや、ありがたや。で、どのような反響かといえば、この状況(特に同志社合格者は同志社か国公立以外への入学がほぼゼロ)はたまたま今年だけなのか、または次第にこのようになっていったのか、というご質問です。

そこで、過去5年間(つまり2019年~2023年)に関しても同様のデータ計算を行い、比較の資料を作ってみました。

コロナ禍直前の2020年度入試は、「その他」が少し増えていますが、これは早慶上理などの首都圏の私大への入学者がいたからです。この年度の入試は大学入学センター試験最終年度による「超安全志向」といわれた年ですが、国公立への入学者が3割を超えるなど、最後まで戦った受験生が多かったように思えます。共通テスト元年の2021年度入試でも国公立進学割合が高く、共通テストの数学が難化した2022年度はその影響もあったのか、国公立への入学者割合が減少しています。しかし、首都圏を含む「その他」進学者は順次減っており、コロナ禍をきっかけとした関西からの首都圏大学への進学減少は、まだ戻り切っていないのではないでしょうか。

合格者の進学先(2023年度)「摂神追桃」

2023年4月12日 水曜日

同様の分析を摂神追桃に関しても行ってみました。こちらも当グループ出身者で、進学先が判明している摂神追桃合格者566名分のデータが元になっています。

まず、国公立への進学者数は、実人数でいずれも一桁となっています。次に合格大学入学者割合を見てみると、神戸学院に入学した神戸学院合格者の割合が一番高く、追手門学院が48.1%、摂南は39.4%と関関同立+産近甲龍も加えた12大学で最も低くなっています。神戸学院と摂南は薬学や医療系の学部があり、この12大学以外の他大学との併願が多いというのも一つの原因ではないかと考えられます。

もう一つ注目すべきは神戸学院の中での、関関同立+産近甲龍への進学者率が最も低いという点です。それらの大学の併願者も受験しやすくなるような施策があれば、まだまだ受験生を増える可能性がある、とみることもできます。

ともかく、この春入学したウチの生徒たち、学生生活を楽しんでくださいね~。

合格者の進学先(2023年度)「産近甲龍」

2023年4月11日 火曜日

関関同立と並ぶ私大ブランド「産近甲龍」。こちらについても同様の分析を行ってみました。こちらも当グループ出身者で、進学先が判明している産近甲龍合格者1010名分のデータが元になっています。

まず、国公立への進学率は、理系学部の定員割合が多い近畿大学と他の私大との併願が少ない甲南が一番高くなっていますが、いずれも13%~10%ほどでそれほど差がありません。

合格大学への入学率が一番高いのが甲南。関西学院を併願しており、結果的に関西学院に入学する割合は地理的な影響もあって9.8%と一番高くなっていますが、甲南自身のブランド力も強いことがわかります。今年は文系学部を中心に志願者も増えた龍谷ですが、関関同立への入学者が多く、龍谷への入学者割合が49.9%と関関同立も含めた8大学の中で最も低くなっています。大学としては今後のブランド戦略が求められるところでしょう。

合格者の進学先(2023年度)「関関同立」

2023年4月10日 月曜日

近畿圏では難関私大としてグループ化されることの多い関関同立ですが、国公立の併願なら同志社が一番といった噂もあります。確かに入試問題には記述もあり、英語の長文も原文に忠実で難易度が高く、英作文も出題されるなど、国公立の個別学力検査の対策として同志社受験を勧めることが多いのですが、各大学の実際の進学先の割合はどれほどの違いがあるものでしょうか。

2023年度入試で当グループから関関同立合格者の中で進学先が判明しているのは813名ですが、その進学先の割合を計算してみました(この813名には、例えば同志社と立命館両方合格者は重複して数えられていますが、同じ大学の複数合格は省いて実人数となっています)。

すると、同志社合格者の中で、国公立に進学した割合は26.1%と確かに最も高くなっていますが、立命館との違いは4ポイントほどで、圧倒的な違いがあるわけではありません。それよりも注目ポイントは、同志社合格者の中で同志社に進学した割合が73.1%と4大学の中で最も高いのですが、次いで高いのが関西学院。立命館は62.6%と4大学最低となっています。立命館は一般選抜からの入学者比率が一番高いために、他大学との併願が多いというのも影響しているのかもしれません。

もう一つ注目すべきは、関関同立合格者の進学先は、ほぼ国公立+関関同立に限られる(同志社、関西は99%超!、最も割合が低い関西学院でも95.1%)、というところです。そういった意味で高いブランド力は維持されている様子がわかります。