上宮高等学校・上宮学園中学校にお邪魔してきました(新校舎編)

2019年12月16日 月曜日

大阪上本町駅南、清風中学校・高等学校と至近距離の上宮高等学校・上宮学園中学校は来年130周年を迎える歴史ある学校で、明治41年の地図で確認すると、当時は近鉄線も環状線の鶴橋駅もありませんが、この学校は今と全く同じ場所に今よりも少し広い校地があったことがわかります。このように歴史のある学校なので、作家の司馬遼太郎や有栖川有栖、吉本興業の会長や牛乳石鹸の前社長や最初に述べた清風中学校・高等学校を運営する清風学園の理事長など各界の著名人を多く輩出しています。  北側に校舎、道を挟んで南西にグラウンドがあったのですが、そちらに今回新たな校舎が建設されましたので、見せていただきました。 まず、外観。

玄関。一足式(上履きに履き替えない方式)ですが、ピカピカです。

食堂。サービスでランチにケーキが付くときもあるそうです。営業時間外でも食べ物を売っている自販機もあります。

先生が3名以上常駐の保健室。ベッドは5つ、シャワー室やカウンセリングコーナーも設置されており、ほぼ病院です。

いやぁ、充実してます(続く)。

上宮太子高等学校 入試関連イベント

2019年12月12日 木曜日

上宮太子高等学校は1988年に上宮高等学校太子町学舎としてスタートし、1991年(平成3年)に上宮太子高等学校として独立したという比較的若い学校です。男子校としてスタートしましたが、その後中学校の併設(現在は天王寺の上宮と統合)やコース改変、関西大学や近畿大学との提携なども進め、2012年(平成24年)から共学化に踏み切るなど改革に積極的で、今では多くの受験生を集めている学校です。 近鉄長野線 喜志駅からバス利用ということで、大阪市内からは心理的な距離を感じていましたが、主要な駅からスクールバスが学校の中まで運んでくれますので通学はとても快適です。 夏期学習強化合宿やニュージーランドへの語学研修など行事も充実。大学進学実績も国公立30名と、受験指導にも手を抜かない真面目な学校です。

その上宮太子高等学校から、おそらくデザインは先生方手作り(?)のチラシが届きました。 15日(日)の「直前対策入試説明会」は過去問解説授業も聞けるようです。受験を考えている中3生は是非参加しましょう。校舎見学もできるようです。高校入学後にスポーツをしたいという受験生は、恵まれたグラウンドなどの施設もご覧ください。

大阪女学院 2019年公開クリスマスのご案内

2019年12月11日 水曜日

大阪女学院中高からこのようなカードが届きました。

裏面はこの通り。1日に2回もクリスマス会をしていただけます。

参加ご希望の方はお早めに。結構満席になります。

昨年の様子です。皆さん温かい服装でどうぞ。

相愛中学校・高等学校 今年最後の学校見学会

2019年12月5日 木曜日

大阪メトロ本町の駅から数秒の相愛中学校・高等学校では今年最後の学校見学会が行われます。30分の学校説明の後、見学ツアーが実施されます。こんなにビルが立ち並んでいる場所であるにもかかわらず、グラウンドや体育館など充実の施設を見ることができます。受験生はいよいよ志望校を決定する時期ですが、一度見てみては如何でしょうか。事前申込制となっていますので、学校のホームページでご確認ください。

親和中学校・親和女子高等学校 新コース設定予定

2019年12月2日 月曜日

33年前の1986年まで神戸市外大は神戸市六甲にありました。六甲といえば神戸大学もありますので、神戸大学のクラブに所属している神戸市外大生もいて、放課後には坂を上ってくる彼らの姿が見られたそうですが、神戸市外大は今の神戸市営地下鉄西神・山手線「学園都市」駅前に全面移転し、(地下鉄が開通するのは1987年。その1年間通学は大変だったことでしょう)その跡地に親和中学校・親和女子高等学校が大倉山(正確には神戸市電で一駅東の「下山手8」の駅前。住所は下山手7)から3年後に引っ越してきました。(まあその17年前に市電は廃止されてしまいましたが)今では神戸港一望の図書館や元大学だっただけあって結構広いグラウンドなど充実の施設に1,000名以上の女子中高生が学んでいます。 さて、女子高にしては珍しく1学年の約半分が理系進学するこの学校では、医学部志望の生徒も少なくないそうで、ついにそれに特化したコースを設けるとのニュースが入ってきました。次の入学生が高校に進学する3年後から、理系の中で特に数Ⅲや物理を深く学ぶ「SSコース」を作るとのことです。つまり2024年の大学入試改革を見据えてカリキュラムの開発も行うということでしょう。今後のこの学校の大学入試実績も楽しみですね。

【いよいよ】仁川学院 高等学校説明会【今年最終】

2019年11月28日 木曜日

多くの中3生にとって今は期末テストのシーズンですが、それが終わればそろそろ私立受験校を決定するタイミングとなります。成績が伸びてワンランク上の難関校を受験できるかも、など今までに想定していなかった学校を考え始める受験生もいると思いますが、そのためにこの時期に説明会を開催するというありがたい学校もあります。 以前このエントリーでも紹介した仁川学院もその一つです。11月30日と12月7日、あと2回残されています。教育内容の充実など、直接学校で説明を聞いてみては如何でしょうか。予約不要とのことです。

大阪産業大学附属にお邪魔しました(部活編)

2019年11月20日 水曜日

さて、6時間目で授業が終わった生徒さん方は部活準備に入っています。野球部は生駒山の専用練習場にバスで移動です。

人工芝のグラウンドではアメフト部が練習しています。この人工芝、普通は10年くらい使えるものですが、彼らの運動量があまりにも激しいので5年に1度は張り替えが必要なのだそうです。

この半地下になった部屋はその昔、工業科があったころ大きな工作機械などを入れるための名残だそうです。いまでは天井の高い部屋としてダンス部が活動していました。 部活を頑張るには腹ごしらえも必要です。放課後も食料調達が可能な売店が営業しています。

昨年から本格活動を始めた吹奏楽部、食堂の3階に専用練習室があります。本番直前の忙しい中演奏を聞かせていただきました。曲は「大阪鉄道学校」に因んで(?)ゴダイゴの「銀河鉄道999」。特進コースの生徒が数名抜けた編成だそうですが、木管含めて安定した音程、キレのあるリズムを楽しませていただきました。初心者半数、高1半数の小編成ながら、夏の地区大会ではいきなり金賞受賞。フルート、クラリネット、サックスのトレーナに加え、先生は打楽器奏者という恵まれた指導の賜物だと思います。

ところで、この本館の建物、後ろにマンションができてわかりにくいですが、右側が前を向いた蒸気機関車の形をしているのでした。

大阪産業大学附属にお邪魔しました(授業編)

2019年11月19日 火曜日

大阪メトロ長堀鶴見緑地線「今福鶴見」駅より徒歩7分、今里筋線「新森古市」駅より徒歩7分、谷町線「関目高殿」駅より徒歩20分、京阪「関目」駅より徒歩15分と複数の交通アクセスが可能な大阪市城東区の共学校「大阪産業大学附属」にお邪魔しました。

1928年に大阪鉄道学校という技術系の実業校としてスタートしたこの学校はその後、商業科や機械科・自動車科などを設置して校名が大阪産業大学高等学校➡大阪産業大学附属高等学校と変わっていきましたが、今では実業系の学科は無く、普通科のみの進学校となっています。 高校生だけでも2000名以上の生徒が学ぶマンモス校ですが、運動系クラブの活躍も有名で、全国優勝8回準優勝3回のアメフト、一昨年は全国で準優勝だったラグビーをはじめ、全国大会レベルの運動系クラブがなんと28もあります。というわけで、6時間目が終わった頃にお邪魔してみました。

おや、授業をしている。なるほど、特進コースは7時間目があるのですね。しかし、生徒はくたびれている時間帯。受験生ならさておき高校1年生はぐったりしているのでは?と思いながら廊下から覗いてみると、おおおお。後ろの隅まで全生徒が授業に食らいついています。ホワイトボードのみの古典の授業、レベルが高いです。電子黒板を使った英語の授業、書き込みのポイント伝授の授業がテンポよく進んでいます。別の部屋では英語のリスニングの授業、もちろん生徒さんは集中しています。クラスは学力別になっており、学年ごとに入れ替え戦もあるとのこと。特進コースの先生に7限目でも生徒さんが集中していますねと、伝えると、7限目に如何に生徒を集中させるかが教員の力量です、とのお言葉。さすがでございます。

耐震補強された校舎は新しくはないのですが、見事にほこり・ゴミ一つ落ちておらず、廊下の靴箱も見事に整頓されているところから、この学校の教育力の高さを感じました(続く)

平安女学院中学校・高等学校 入試相談会&クリスマス行事見学会

2019年11月18日 月曜日

先週京都ノートルダム女学院の行事を紹介しましたが、同じく京都市のキリスト教系の女子校「平安女学院」でもクリスマスは盛り上がりますよ。こちらは「ChristmasCantata2019 」という90年の歴史を持つクリスマス行事(聖歌の合唱とハンドベルの演奏に合わせてキリストの降誕を祝う礼拝形式の聖歌劇)が12月14日に校内「エディーホール」で行われますので、学校に関心のある一般の方もどうぞ、というわけです。2回公演で内容は同じ、開場はそれぞれ開演30分前。入場無料(とはいえ、献金にはご協力を)入れ替え制だそうです。その日も含めて土日に4回入試相談会も行われます。受験を考えていらっしゃる方はこちらもどうぞ。

星翔高等学校の普通科がリニューアル

2019年11月15日 金曜日

摂津市の星翔高等学校は、1938年に設立された「浪速工学校」という男子校がルーツで、1941年に今の校地に移転、1948年の学制改革で「浪速工業高等学校」という工業系の高校になり、1974年には普通科設置、1992年の共学の国際科募集に合わせて学校名を「星翔」と改め、2006年には普通科も共学化、そして今年から工業系の学科も共学化したという歴史があります。このように工業高校をルーツに持ちますが、今では普通科と工業科の生徒数もほぼ同じになっています。  今回その普通科の中のアドバンスコースとキャリアコースが大きくリニューアルというお知らせが届きました。  まずは大学進学を目指すアドバンスコース ↓↓

ご覧のように少人数制や授業時間の増加、タブレット導入に加えて放課後や休暇中に開校される補習など、進学校に様変わりするようです。 次は就職や専門学校進学をイメージしているキャリアコース。こちらではインターンシップや専門学校と連携した授業など、職業に対する適性を事前に体験できる仕掛けが用意されています。

中3生はそろそろ具体的に受験校を絞り込む時期ですが、部活や学校行事だけでなく、授業の中身やその目的も確認しておくべきでしょう。今週末にもまだ説明会が用意されています。詳しくは学校のホームページをご覧ください。