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開成教育グループ


清風南海中学校 学校説明会・学校見学会【春の入試関連イベント情報】

2021年5月10日

今年の大阪府の私立中学校の入学者数ランキングと過去6年の推移をグラフにまとめてみました。今年のNo.1は清風高校。安定して1位か2位をキープしています。次はここ近年増加している四天王寺。昨年の揺り戻しで少し減りましたが、それでも堂々の2位です。で、安定しているのは清風南海。今年は近畿大学附属を抜いて3位です。そのあと、近畿大学附属、入試日程を動かしたために一度減らした大阪桐蔭と続きます。

さて、その3位の清風南海は5月22日に説明会・見学会を開きます。いち早くインターネット出願を取り入れたこちらの学校ですから、説明会の申し込みもネット経由です。よろしければどうぞ、と言いたいところですが、実はこの日程は定員に達したらしく、既に締め切られています。ううむ。しかし、そこでめげてはいけません。学校見学は個別に随時受付しているそうです。事前に電話で予約をしてお出かけください。

【5月11日 追記】

こちらの説明会・見学会は緊急事態宣言の延長により、延期となりました。改めての日程は学校HPでご確認ください。

東京(392校)VS近畿圏(617校) 東大+京大ランキング(その2)

2021年5月7日

(昨日の続き)というわけで、こちらは近畿2府4県でのランキングベスト30校です。 こちらはご覧のように大半の近畿の難関進学校は京大が大好きですが、その中で灘と西大和学園は東大の方が多くなっています。1位の灘は東大+京大で安定の60%超え。日本一ですね。西大和学園は3年ほど前から東大シフトに変えて、着実に東大の合格者数を上げてきています。一方公立高校からの東大の合格者数は割合としても実数としても少数になっています。

高校・中学を選ぶときに、将来東大or京大合格を目標とするのであれば、ここにランクインした学校を目指しておいた方が、夢に近くなるかもしれません。

東京(392校)VS近畿圏(617校) 東大+京大ランキング(その1)

2021年5月6日

サンデー毎日4月18日号の速報値でのランキングを作ってみました。「いやぁ東大ランキングなら週刊誌で見たわ」というお父さん、ちょっと待ってください。近畿圏から東京の大学に進学するというのは経済的な負担やアウェイ感から不利なのですよ。 そこで、まず学校の規模による影響を補正するために、東大+京大の実績数を卒業生数で割って割合を算出し、そのランキングを作ってみました。しかし、東京に対して大阪だけで戦うことになると、兵庫や奈良の強豪校が入らなくて不利になるので、近畿は2府4県で束になって戦うことにしました。え?ずるい?うっせーわ。

さて、東京のベスト30をグラフにしてみました。ほとんどの学校では京大へ行く方が少数派。但し都立西は例外。都立西の入試問題も思考力や記述力が要求される自校作成なので、探究活動を志向する生徒が集まっています。制服は無く、バイク自動車通学の禁止以外に校則らしきものは存在しない自由な学校です。部活が47団体(音楽系だけでも、吹奏楽・管弦楽・ゴスペル・軽音楽・アコースティックギターなど5つ以上・・・)存在するなど部活も盛んな楽しそうな学校ですので、京大を選ぶのでしょうか。(続く)

【残念】大阪私立中学校フェア2021 開催中止

2021年4月30日

5月9日にグランキューブ大阪で開催予定であった、「大阪私立中学校フェア」の中止が発表されました。緊急事態宣言に伴い会場が休館となったため、やむを得なく開催ができなくなったようです。完全予約制・入替制など万全の安心安全体制づくりのために準備を行ってきた中高連の事務局や実行委員の教職員の方々の落胆、当日を楽しみにしていた受験生や保護者の失望を考えると残念でなりません。昨年9月の当社主催「開成進学フェア」(滋賀会場)も、予定していた施設がコロナ軽症者療養施設として借り上げられたために閉館、そのためにオンラインに切り替えざるを得ませんでしたので、主催者としての悔しさも痛いほどわかります。

本年度の「開成進学フェア」はオンラインで開催します。今年は昨年と全く異なり受験生も楽しめるようなゲーム的な要素やSNS連携など、業界初の新たな仕掛けを考えています。9月25日から9日間、特設サイトの中で、学校紹介動画や各種セミナーを見つつ、わくわくの学校選びをみんなでできる特設サイトを準備中です。こちらは会場の都合に左右されず開催可能ですので、是非お楽しみに。

【スクープ】大阪信愛学院中学校高等学校 共学化

2021年4月28日

女学校として開校したのが1908年との事ですので、110年以上の歴史を持つ女子校、大阪信愛中学校高等学校が2022年度から共学化です。2018年に小学校を共学化した時に「大阪信愛女学院」の「女」が抜けたので、中高もそろそろ共学化?と思っていたのですが、当時聞いた話によると、その小学生が中学校に上がる2024年を目途に共学化するかも、との事でした。それが、予定よりも2年早く2022年入学者から共学化するとのことです。 併せてコース改編や制服のリニューアルも行うとの事ですが、まだ詳細は入っていません。

そういえば以前、学校にお邪魔して合唱部の練習を見せていただいたのですが、キャンディーズの「年下の男の子」を歌っていました。生徒さんはその頃から知っていた???

【スクープ】奈良女子大 2022年工学部新設【国立女子大初】

2021年4月27日

理系女子にとっては吉報です。奈良女子大は4月1日に、2022年度から工学部工学科を開設する方向で準備を始めると発表しました。国立の女子大といえば、東京のお茶の水女子大学と奈良女子大学の2校しかありませんが、どちらも、教員養成を含む文学系、理学部、生活科学系の3学部構成となっています。

しかし、日本の大学では理系、特に工学系は男子が多く、女子の割合は約15%にしか過ぎません。この原因の一つに女性の理科教員に工学部出身者が少ないことが問題ではないか、女子に工学の魅力を伝える機会が少ないのではないか、ということで、あえて女子大に工学部を設置しようとなったようです。工学部といえば入試科目でも物理と数Ⅲが必須になると思うのですが、募集要項など詳細については今後の発表を待つことにしましょう。

【やっぱり】京都光華中学校・高等学校 新校舎建築中【新築はええわぁ】

2021年4月26日

1940年、つまり81年前に開校した、京都の西京極運動公園近くの京都光華中学校・高等学校では現在校舎を新築中です。幼・小・中・高・短大・大が五条通の両側に集結していますが、(と書きながら、こんなに多くの種類の学校が揃ったのは1968年。つまり28年の間にこれだけの学校を作り上げて運営していることにちょっと驚き)その中で中学校の校舎の横に新たな建物を建築中です。

2022年完成との事ですので、次に入学する中学生はまっさらぴんの校舎が使えるわけです。多彩な学習活動に活用できそうなスペースも盛りだくさん。これは楽しみですね。

京都橘中学校「ドリーム☆スクール」【春の入試関連イベント情報】

2021年4月23日

近畿圏の私立中学入試では、実は約半数が募集定員を充足していないのですが、そんな中で5年連続定員以上の入学者を迎え続けている中学は京都では京都産業大学附属と京都橘の2校のみ。で、今回はこのように人気を集め続けている2校のうちの一つ、京都橘中学校から、その魅力をさらに広めようという体験型のオープンスクールの案内が届きました。

まず、間に☆が入ったイベント名からきらきら感満載です。詳しくは案内、若しくは学校のホームページを見ていただければと思いますが、いずれも工夫満載のイベントが多数用意されています。定員が決まっていますので、ご興味のある小学生のご家庭はお早めにお申し込みください。

【まだまだ迷走】大学入学共通テスト関連ニュース【将来も検定は使わない?】

2021年4月22日

4月20日の午後に文部科学省15階の特別室で開催された「大学入試のあり方に関する検討会議(第25回)」によりますと、ひとまず令和5年度(2023年度)までは導入を見送った、英語の民間資格・検定について、令和6年度(2024年度)以降も活用を見送ることで一致したそうです。今までの議論でも指摘されていた、実施回数や受験料が異なる複数の検定を同一視することや、経済的・地理的な要因で格差が生まれる可能性があるなどの問題が解決できていない以上、利用を前提としていた制度設計には無理があると判断されたようです。当初は大学入学共通テストの英語は無くなり、すべて民間資格・検定に置き換えるとされていましたが、その可能性が消えた形です。つまり大きな改革を目指していた大学入学共通テストですが、結果的にセンター試験とあまり変わらない形に落ち着きそうです。

それに伴って、民間資格・検定と内容的に重なるために今年の大学入学共通テストから削除された、「発音・アクセント」や「語句整序」の復活も考えられることになります。制度切り替わりの影響を受けた去年の高3生も大変でしたが、次年度以降の受験生も最新のニュースに敏感になる必要がありそうです。

【スクープ】城星学園 中学募集停止+校名変更

2021年4月21日

大阪城の南、緑も多く落ち着いた文教地区に佇む創立62年の城星学園中学校から驚きのお知らせが入りました。

①中学校募集を停止します  確かに規模の大きな学校ではありませんが、習熟度別の授業や個別対応の補習など面倒見の良さは定評があった中学校が、次年度からの募集を行わないことになりました。非常に残念です。

②学校名が変わります  城星学園は2022年から「ヴェリタス城星学園」となります。つまり高等学校は「ヴェリタス城星学園高等学校」となり、併せて2022年~2023年の2年間しか存在しない中学校も「ヴェリタス城星学園中学校」と改名します。「ヴェリタス」というのはラテン語で「真理」という意味ですが、「ヴェリタス城星」という学校の愛唱歌もありますので、在校生にとってあまり驚きはなさそうです。但し、50音順に学校名が並んでいる弊社発行の入試情報誌「パスツール」では最初から7番目に来ます。(普通科が無くなる「アナン学園」が掲載を取りやめると、6番目に来るかも)

 近年中学校募集を停止した大阪産業大学付属は、設備や人的資源を高校教育に集中させた事で、在校生の満足度も上がり、高校からの入学希望者も増えたという効果がありました。というわけで、新生「ヴェリタス城星学園」の今後の発展を信じております。