東京大学に合格するには・・・

2020年3月27日 金曜日

昨日紹介したサンデー毎日を読んでいると、「本誌恒例881人喜びの声 なぜ私たちは東大合格を目指したのか」という合格者の実名入りのアンケート集計のページがありました。そのうち、近畿の高校出身者142名のデータを見てみました。するとそのアンケートの中に「大学受験で利用した予備校、塾」という質問項目があるのですが、その答えの中に「なし」というのが8名いました。もちろん本人の努力が一番だったと思われますが、基本は学校の指導だけで東京大学に合格できたことになります。その8人の出身校とは・・・

 須磨学園 3名 、大阪桐蔭 2名 、あと京都橘、東洋大学姫路、西大和学園が各1名となっています。ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この5校、いずれも私立高校です。公立高校出身者はすべて塾・予備校を併用し、中には一人で塾・予備校を4校掛け持ちしていたという方もいました。  今回紹介した5校はどのようにして最難関大学への合格を作ったのか、今後取材をしてみたいと思います。

2020東大・京大入試 近畿圏進学校の結果(速報値)

2020年3月26日 木曜日

 サンデー毎日3月22日号に「東大、京大合格者高校別ランキング」が掲載されていましたので、近畿圏の進学校25校の様子をまとめてみました。 実数比較だと規模の大きい学校が有利になりますので、合格件数を卒業生数で割った「占有率」で並び替えてみました。  

 すると1位は毎年常連の灘。東大も京大も昨年より増やしています。2位が東大寺。京大で6名落としましたが、東大と京大に学年の半数近くが進学しています。前年との差にも注目してみましょう。北野、天王寺、奈良、神戸といった各地の公立トップ校が大きく伸ばしてきています。私学では西大和が大躍進。実数では東大寺を超えました。一方大阪私学の雄、大阪星光が東大+京大の実績を大きく落とし、実数では大阪桐蔭に負けるという状況になっています。  

 まだ各校集計の途中ですので数値の修正があると思います。ひとまず参考としてご覧ください。 (空欄は現時点で数値が確認できなかったものです。0とは限りません。)

【100組】常翔学園中学校 ミニ オープンスクール【限定】

2020年3月25日 水曜日

【追記】このイベントは中止になりました

今年も130名以上の国公立大学合格者を出している「常翔学園」からオープンスクールのご案内が届きました。おそらく世の中が平常化するであろう4月25日(土曜日)の開催です。常翔といえばICT教育。というわけでiPadを利用した授業体験も用意されています。さらに施設の見学や食堂利用が可能です。但し事前申し込みが必要ですので学校HPよりお申し込みください。

【追記】このイベントは中止になりました

追手門学院大手前中・高等学校 募集イベントのお知らせ

2020年3月24日 火曜日

なんだか長~い春休みが続いておりますが、プログラミング・ロボットで世界大会に毎年出場している追手門学院大手前中・高等学校から入試イベントのお知らせが届きました。 5月9日のオープンスクールから始まって、8月には「夏休みわくわくオリンピック」(きっとこちらは延期にならないでしょう)その後プレテスト、入試対策セミナーと続きます。

しかしこのコロナウイルス騒動・・・、このチラシの表側みたいに宇宙まで避難したいものです。

新型コロナウイルス感染症に対する大学の対応(3月23日18時時点)

2020年3月23日 月曜日

さすがに3月もあと1週間ということで、授業開始時期についての大学の姿勢も出揃ってきました。オンライン授業を最初に発表したのは立命館大学でしたが、立教も関西大学も導入を発表しています。一方、ホームページに具体的な日程を表明していないのはこの18大学の中で、法政大学、京都産業大学の2校。他の手段で学生には日程が伝わっているのかもしれませんが、外部から見ることができるページからは確認できませんでした。しかし、さすがに入学式はどの大学も中止。一斉のガイダンスなどもできないところが多いようですので、場合によっては今年の新入学生は大学の「使い方」を理解するのが例年より数か月遅くなるかもしれません。

近畿大学合格者の進学先

2020年3月19日 木曜日

昨日に引き続き、今日は近畿大学合格者についてまとめてみました。現時点の当グループから近畿大学への合格件数は525名で、これまた昨年最終の483名をすでに上回っています。実人数は278名です。この278名の進学先はこの通りです。

近畿大学は関西大学、立命館大学の併願として公募推薦入試が使われるケースもありますので、近畿大学への進学者は4割ほどです。ただし関関同立に続くのは国公立となっています。13%ほどが国公立に進学していますので、専門分野にもよりますが国公立大学の併願校という使われ方が普通になってきました。つまり一昔前に比べると受験者層が上がったことがここからもわかります。ちなみに現時点で「浪人」を決意している人数は、昨年とほぼ同数です。英語外部試験の利用や共通テストへの記述式の導入が見送られるなど、大学入試の変更が限定的で、浪人することによるデメリットが少なくなったことも作用してか、最後まで強気勝負をする受験生も一定数残っていたようです。

立命館大学合格者の進学先

2020年3月18日 水曜日

まだ、国公立の後期日程が発表されていませんが、 現時点での進学先をまとめてみました。当グループからの立命館大学の合格件数は本日時点で422名と、昨年最終の397名を上回っています。実人数では193名です。その193名の本日時点での進学先はこの通り。

以前このエントリーで紹介したように、当グループからの合格者は、その大学に進学する率が高いのですが、立命館大学合格者でも約半数の89名が立命館大学に入学します。残りは同志社大学に14名と続きますが、その次は大阪市立大学、神戸大学、滋賀大学、大阪大学、京都工芸繊維大学と近畿圏の国公立が続きます。というわけで、今年度入試でも立命館大学は国公立の併願校という使われ方が多かったのね、というわけでした。

新型コロナウイルス感染症に対する大学の対応(3月17日時点)

2020年3月17日 火曜日

新型コロナウイルス感染症の影響で大学も卒業式も中止、縮小するなど大きな影響が出ていますが、入学式、および新年度授業開始に関する情報をまとめてみました。 まず、入学式については慶應義塾のみ、「延期」という表現を使っていますが、いずれも中止となっています。

授業開始に関しては、ここに挙げた14大学のうち、3大学がすでに開始日の繰り下げを発表しています。しかし早稲田発表の4月20日であっても、東京オリンピックが始まる7月24日までに文科省が推奨する15回の授業を開講するのは絶望的な日程ですので、何らかの特例措置が発表されるのを見越しての決定でしょうか。面白いのは立命館大学で、4月5日から開講はしますが、約1か月間はWEBでの配信で行うそうです。これなら15回以上の授業も保証できるというわけでしょう。 (大学関係の方への業務連絡です。授業開始に関する新情報がありましたらお手数ですが、お知らせいただけると助かります。)

2021年度 立命館大学入試概要発表

2020年3月16日 月曜日

2021年度入試、つまり現高2生の受験する来年から本当は大学入試は大きく変わるはずでした。しかし、昨年11月には英語の民間検定の全面利用の方針が転換、大学入学共通テストへの記述式解答の導入も見送られ、なんだか何か変わるのかな、みたいな雰囲気になってきました。しかもコロナウイルス騒動で2021年度入試に対する情報が報道されることすらなくなってきました。 そんな中、立命館大学が入試概要を発表しました。

http://ritsnet.ritsumei.jp/asset/index/2021admission_0303.pdf

詳細についてはここでは書きませんが、冒頭部分だけを引用しますと・・・ 「2021年度の一般選抜においては、入試の枠組を基本的に大きく変更しません。入試方式や出題形式等も基本的には大きく変更しないこととしています。また、一般選抜において、調査書やeポートフォリオの記載内容を合否判定に活用することは行いません。」

とのことです。つまり「変えない」ということを宣言してしまいました。立命館大学を目指す、長~い春休みを過ごしている現高2の皆さん、今まで通りの受験対策で十分ですので、ひとまず基礎知識の定着など今できる準備を早く始めましょう。

関西外大 オープンキャンパス

2020年3月13日 金曜日

【追記】このイベントは中止になりました

いくつかの学校から3月末~4月上旬に予定されていたオープンキャンパスや説明会について続々と中止のお知らせが届いており、新年度に向けての盛り上がりに欠ける昨今ですが、関西外大からは4月末から始まるオープンキャンパスのお知らせが届きました。この大学も留学生が多く、今年は特にいろいろと大変な状況だと思うのですが、年間通しての募集関連スケジュールも併せて発表しています。全日程開始時刻が同じ、というのもシンプルで分かりやすいですね。開催される頃にはこのコロナウイルス騒動が収まっていることを祈っております。

【追記】このイベントは中止になりました