帝塚山学院中学校高等学校 今年最後の入試相談会

2018年12月20日 木曜日

今週末、こちらも今年最後の説明会です。入試本番まであと1か月ですので、メインは個別相談です。既にプレテストを受験した生徒はその成績も見てもらいながらのお話です。最終受付は19:00ですから、お昼に塾に行っている生徒も参加することができます。受験の下見も兼ねて、もう一度行ってみては如何でしょうか。事前申し込みは不要ですが、上履きは必要だそうです。

 

岡山理科大学 獣医学部 2年目の入試

2018年12月19日 水曜日

学部を新設しただけなのにこれほど話題なった大学も珍しいと思いますが、そんなこととは関係なく、記念すべき1期生は、この業界トップレベルの教授陣の指導の下、獣医学の勉学にいそしんでいるそうです。

関西以西での獣医学部「獣医学科」の新設という点で注目を集めましたが、獣医学部の中の「獣医保健看護学科」は、日本ではまだあまりなじみのない学科名で、獣医師の補助にとどまらず、実験動物の管理や衛生管理など独立して活躍できる技術や知識を身に着けることができるという点で、本来注目すべきところでしょう。

一般入試は1月30日から3日間、及び2月19日の計4日実施されますので、他の獣医学部を持つ大学との併願も可能です。公募の結果から、一般入試の合否ラインも昨年並みとお得になると思われます。詳細は大学HPを見てみましょう。

 

【今からでも】近畿大学 公募推薦入試 難易度【説明会に参加しよう】

2018年12月18日 火曜日

入試直前となったこの時期でも入試説明会が行われていますが、もうオープンキャンパスも参加したし、大学案内もよく読んだので、行かなくてもいいや、と思っているそこのあなた、実はこの時期だからこそ手に入る情報があるのです。先日近畿大学の公募推薦入試がとんでもない競争倍率になったとお知らせしましたが、競争倍率が高い=合格最低点が高い、とは限りません。この時期ならではの合格最低点に関する極秘(?)情報が手に入りましたのでご紹介します。

11月17日、18日に行われた法学部と経営学部の公募推薦入試での合格最低点の高いものから順に並べてみました。

ご覧のように法学部が最難関となっています。あとは経営学部の各学科が続きますが、御覧のように同じ経営学部でも合格最低点に違いがあります。

12月1日、2日では、その順位に少し変化がありましたので、その平均値順に並べています。御覧のように最難関は国際学科グローバル専攻、次に文芸学部 文学科の英語英米文学専攻、総合社会学部 総合社会学科の心理系専攻が続きます。

というわけで、この時期の情報は、近接分野で合格最低点が低い学科や専攻も併願するなど、出願の作戦のヒントにもなるというわけです。

近畿大学の入試説明会は来週末が最後です。運が良ければあまくておいしい「近大みかん」も手に入るようです。受験予定者は参加してみましょう。

大阪公立高校入試 志望動向①

2018年12月17日 月曜日

中学入試に向けての《願書受付》が始まっており、いよいよ入試本番が近づいて来ました。大阪では、来年度に開校される公立中高一貫校である『水都国際中学校』が大人気ですが、『水都国際高等学校』は、先日(11/30)の府公立中学校校長会での高校入試進路希望調査の結果では、設置予定の[グローバル探究科]の定員80人に対して、希望者74人で倍率は0.93倍となっており1倍を切っています。

今回の調査対象は来年3月に大阪府内の公立中を卒業予定者69,742人で、全日制の希望者は前年同期比0.41p減の92.64%(64,612人)。うち公立は同1.05p減の79.4%(51,301人)、私立専願は同0.73p増の17.05%(11,071人)となっています。

公立の学科別では、普通科1.32倍(前年同期比0.01%減)とほぼ横ばいに対して、グローバル科は2.09倍、美術科は2.08倍と高くなっています。一方で、商業科は0.7倍、工業に関する学科では0.85倍などとなっています。(12/12読売新聞)

私立高校では新校舎の建設・移転ラッシュが続き、学校説明会などでは多くの生徒・保護者が押し寄せているとも聞きます。私立高校の魅力も研究して、高校選びを最終決定してください。

大阪女学院 公開クリスマス

2018年12月14日 金曜日

本当はクリスマスというのは12月25日だと思うのですが、いやいや実はイエス様の誕生日には諸説あって・・・などと無粋なことを言わずに、せっかくの12月ですのでクリスマスを楽しみましょう。もちろん楽しむ権利は受験生にもありますよ、というわけで大阪女学院の公開クリスマス、今年も開催されます。終わってからの屋外でのパフォーマンスも必見です。寒い時期ですので、風邪をひかないよう暖かい服装をお勧めします。

日本大学のイメージと志願者数の変動

2018年12月13日 木曜日

本日の産経新聞東京版の報道によりますと、日本大学の志願者数が26%減少したとのことです。河合塾全統マーク模試の志望校登録は前年の55,377人に対して40,857人と26.2%減少しているとのことです。昨年度の延べ志願者数(学部第一部合計)は114,316人(大学公表値)ですからこの全統マーク模試の約2倍の出願があったということを考えると、約3万人分の出願が減ることになります。

受験料収入の事だけ考えると、日本大学は1出願35,000円、2併願目から15,000円になるという割引がありますので、平均で25,000円払うと考えると、2万5千円×3万人=7億5千万円の減収となります。この影響が教職員の待遇や研究費の削減などにつながらないことを祈るばかりです。

今回の報道を見て、今年は狙い目だと判断して流入する受験生もいると思いますし、逆にやはりネガティブなイメージを多くの人が感じているのだなと知って志望校から外すという受験生もいるでしょう。レベル的に絡む東洋や駒澤、明治学院等の志望動向も含めて注意が必要でしょう。

早稲田大学 合格率 男女差?

2018年12月12日 水曜日

先日AO入試では女子の方が合格しやすいかも、という情報をお知らせしましたが、では一般入試と比較するとどうなのよ、とのお声を頂きましたので、同じ関学で比較してみようと思いましたが資料がありません。そこで、推薦系の入試と一般入試(センター利用含む)両方で男女比が公表されている早稲田大学を例に分析してみました。(さすが早稲田。なんて透明性が高いのでしょう。)

早稲田大学 男女別合格率

表の中で、女子の方が合格しやすかったところにはピンク色で塗ってあります。

(画像下のリンクをクリックすると表が開くはずですが、デバイスによっては表示できるとは限りませんので無理はしないでください。)

結論から言いますと、早稲田大学の場合、推薦系の入試では過去6年のデータすべてで女子が有利、平均で男子の1.5倍くらい合格しやすいというわけで、関西学院大学と同じような結果になりましたが、一般+センター利用入試では、逆に男子の方が女子より合格率が高くなっています。但しその差はわずかです。(2016年、全学部合計で男子の合格率は16.9%、女子の合格率は15.1%と1.8%の差となっています。それにしてもさすが天下の早稲田、実質倍率が約6倍と厳しい戦いになっています。)

というわけで、早稲田大学を受験する方は、決して男女異なった扱いはありませんので、安心して学力勝負してきてください。

阪南大学 一般入試合格対策講座

2018年12月11日 火曜日

大阪府松原市、近鉄南大阪線の河内天美駅から徒歩6分と便利な場所にある阪南大学は、関西私大の中でも就職率が高い事でも有名です。国際コミュニケーション、国際観光、経済、流通、経営情報という5つの学部を持つ文系中心の大学ですが、いまや学部学生数も5000名を超え、大規模大学となりつつあります。

こちらの大学でも一般入試に向けた対策講座が行われます。しかも入試相談会も併設されています。受験料が安い、合格発表から入学手続きまでの日数が長く他大学との併願がしやすいなど、受験生にやさしい工夫がなされています。文系志望の受験生は、一度説明会に参加して、受験校候補に入れるかどうかを検討してみては如何でしょうか。詳細は大学HPをご覧ください。

立命館大学 入試カレンダー

2018年12月10日 月曜日

またまた急に寒くなってきました。大学受験生の皆さん、大丈夫でしょうか。高校によっては既に実質授業が終了しているところもありますが、ここで焦って夜遅くまで頑張ってしまうと朝早くエンジンがかからない頭になってしまいます。入試は午前中が勝負ですよ。

それはさておき、私立大学の出願~手続き締め切りまでの日程はもう一度確認しておきましょう。例として立命館大学の入試カレンダーを貼っておきますが、同じようなものが各大学の入試ガイドにくっついていると思います。高校調査書も必要となりますので早めの準備をしておきましょう。


中学校プレテストは実施回数を増やせば動員数は増えるのか

2018年12月7日 金曜日

昨日の話の続きなのです。プレテストの動員数が増えている学校の多くが実施回数を増やしているという話をしましたが、果たしてどの程度増えるものでしょうか。

もちろん他校との日程重なりなど外的要因がありますので単純比較は難しいとの前提ではありますが、立命館守山は昨年186名(1回)に対して今年は414名(2回合計)となっており、昨年比で2.23倍と大きな伸びとなりました。これは単に回数を増やしたのではなく、「適性検査型プレテスト」という新たな評価方式によるテストの導入も大きかったと思います。実は適性検査型や英語入試に対応している模擬テストは、まだ一般的ではなく、どの方式での受験が自分にとって有利なのかの判断がついていない受験生も少なくありません。そのためにも、複数の評価方式を採用している学校は、受験生にどの方式が有利なのかを知ってもらうためにも別日程で別方式のプレテストを実施するというのが有効になると思います。

常翔啓光は9月に「プレテストチャレンジ」という新たな取り組みを行いました。正直9月は時期的に早すぎるのでは、と思いましたが、結果的にイベント告知が2か月前倒しになった効果でしょうか、昨年と同時期11月実施のプレテストの1回を見ても昨年比1.18倍となっています。学校行事との兼ね合いなど日程の選定は難しいところだと思いますが、2回実施のプレテストの場合、日程を大きく離した方が動員数は伸びているようです。

また逆に昨年と同時期実施に加えて2週間後に追加設定したプール学院も、1回目だけで昨年より1割増やしています。2回合わせて宣伝する中で、特待生候補になるには1回目を受験してと伝えたことと、科目に変化を出したことで、どうせプレテストを受験するなら1回目が有利ですよという印象が伝わったことが影響したと思います。

今の集計段階で、プレテストを1回→2回に増やした中学校の平均昨年比は1.71倍。今後プレテストの回数を増やす学校が増えたとすると、日程の重なりが出ますので、1校当たりの動員数はこのように伸びないかもしれませんが、設定方法によってはもっと受験生にとってありがたいプレテストになっていくかもしれません。