【大学受験生】立命館大学 出願状況 途中経過速報値【必見】

2023年1月17日 火曜日

立命館大学からの出願状況速報です。

こちらは1月22日出願締め切りの全学統一日程の出願状況です。昨年最終出願殿比較を出してみました。青色は順調に出願が進んでいる学部、赤色は出遅れている学部です。

やはり情報理工、総合心理は予想通り出願が進んでいますが、昨年合格最低点が下がった生命科学も揺り戻しでしょうか、多くの受験生を集めています。一方、産業社会の出願が低調、昨年合格最低点が下がった国際関係と政策科学も出願が遅れています。このままだと合格最低得点率の低下も考えられます。こちらも追加出願の参考にどうぞ。

【大学受験生】関西大学 出願状況 途中経過速報値【必見】

2023年1月16日 月曜日

関西大学からも16日付の出願速報が送られてきました。前年の最終出願数との比率を計算し、数値に色を付けてみました。青色は出願が比較的好調、赤色は前年比で出遅れている募集単位です。ざっくりと見ると政策創造が真っ赤。つまり狙い目ですよ。一方社会学部で青さが目立ちます。社会学部に出願した受験生、今からでも赤っぽい色の募集単位を狙って追加出願しておきましょう

関西大学出願速報(2023年0116)一般.pdf

【中学入試】大阪府公立中高一貫校入試に英語導入【他の入試問題にも影響?】

2023年1月13日 金曜日

大阪府教育委員会のHPにこのような発表が掲載されていました。

令和6年度入試、つまり今の小学校5年生が受験する年度から、英語のリスニングを導入するという第一報です。

大阪市立だった「咲くやこの花中学校」と「水都国際中学校」は今年度から大阪府に移管されたわけですが、もとから大阪府立だった「富田林中学校」とは入試に関して科目も問題も異なっていました。しかし富田林中と水都国際中で英語リスニング導入という今回の発表から、この3中学で入試科目や問題の共有化がなされる可能性も出てきたといえるでしょう。

今後の大阪府教育委員会の発表に注目です。

【大学受験生】立命館大学 出願状況 途中経過速報値【必見】

2023年1月12日 木曜日

1月6日から出願が始まった立命館大学から速報が送られてきました。こちらも途中経過です。同じようにグラフ化してみました。まず、文系。経済は狙い目か?食マネジメントも現段階では出願が低調です。経済は昨年度共通テスト64%で合格していますので、ひとまず押さえとして出願するべきでしょう。

理系は情報理工の出願状況が低くなっていますが昨年の最低得点率が71.8%と高くなっていますので要注意です。これから出願する人は理工から押さえた方が良いでしょう。薬学は昨年共通テストで75.3%も必要でしたので、一般選抜を併せて考えるべきでしょう。

共通テスト方式の出願締め切りは13日ですが、一般選抜の出願は1月22日までとなっております。お忘れなく。

【大学受験生】関西学院大学 出願状況 途中経過速報値【必見】

2023年1月11日 水曜日

関西学院大学の一般選抜の出願は1月4日~1月16日ですが、出願状況の速報値が昨夜届きました。単なる表ではわかりにくいので、横軸は昨年度入試の合格最低得点率、縦軸に出願状況の昨年比のグラフを作成してみました。

ご覧のように、昨年の合格最低得点率が低い学部が伸びています。うーん、気持ちはわかる。で、その中で法学部人間福祉が昨年も高くないのに今年伸びていないぞ。この後の状況が読めませんが、今のところ狙い目になりそうですね。

理系では全学部日程では生命環境以外は出願状況が低めですが、英数日程では工学部が昨年の5倍近くなど全体的に大ブレイクしており、なかなか厳しい戦いになりそうです。

というわけで、これから出願する受験生の皆さん、ご参考にどうぞ。

大阪府 公立中高一貫校 令和5年度入試 志願者数 確定

2023年1月10日 火曜日

大阪の公立中高一貫校3校の志願者数が確定(1月7日大阪府教育委員会発表)しましたので、その数値を元に過去の志願者数と比較してみました。

2022年度より大阪市から大阪府に移管されたことに伴って、通学範囲が大阪市内から大阪府下に拡大された「水都国際中学校」と「咲くやこの花中学校」の志願者数に注目していますが、昨年はその影響からか志願者が増えていた「咲くやこの花中学校」、今年は2021年度を下回る志願者に落ち着きました。一方「水都国際中学校」の志願者は昨年より50名も増えています。

適性検査は1月21日(土)、合格発表は29日(日)となっています。

【まだ中学入試が終わっていないのに】小学5年生対象 箕面自由学園中学校 「プレ入試体験」

2023年1月6日 金曜日

近畿圏では1月14日(土)から中学入試が始まりますが、2月4日のプレテストのお知らせが届きました。いやいや入試、もう終わっとるやん、と思いきや、現小5生を対象とした2024年度入試のためのプレテストなのです。やはり募集が好調な学校は行動力が違います。高校入試の前の週にプレテストをやるなんて・・・

国語・算数、各30分ですが試験範囲は小5までに履修した内容なので、怖がらなくてもいいです。ご興味のある小5生は是非参加してみましょう。

【社会人としての】阪南大学 明日から出願【人材育成】

2023年1月5日 木曜日

かつては鉄道人材の、今ではビジネス人材の育成に特化し、就職率の高さでも定評のある阪南大学ですが、今ではほぼ5,000名の学生を擁する規模の大学へと成長しています。大学HPにも載っている5学部の紹介文をみると、その意気込みがわかります。

つまりどの学部も「人材の育成」「国際人の育成」といった文言がつづられています。もちろん就職に向けた手厚い取り組みや「50年記念館」の充実の設備なども魅力です。実際にキャンパスを訪れてみると真面目な学生さんが多い印象です。

一般入試の出願は明日からとなっています。お忘れなく。

あけましておめでとうございます

2023年1月4日 水曜日

このブログをご愛読の皆様、あけましておめでとうございます。

ゆっくりとお正月気分を味わいたかったのですが、学習塾ですからこの年末年始も大学受験準備ガイダンスや勉強会といった入試関連のイベントなどフル稼働でございました。皆さんは初詣にいらっしゃったでしょうか?

実は、もちろんそれぞれのご家庭や地域の風習や文化を否定するものではありませんが、個人的には受験生に初詣はお勧めしておりません。現実的な理由としては、寒い時期に人混みの中に長時間いると、様々な感染症に罹患するリスクがあるよ、というものですが、そもそも我が国の「神」とは人間の予想や努力を越えた災いをもたらす「力」であって、人助けをするものではないとの立場で説明しています。「カミナリ」の語源も「神鳴り」だとされていますし、何度も氾濫を起こした河や火山の近くには必ず神社があることからもわかるように、むしろ人々の努力を無にする存在なのです。京都の北野天満宮も菅原道真公をリスペクトするために作られたのではなく、大宰府で客死した菅原道真の怨霊によって都にもたらされた幾多の災難(政敵の相次ぐ病死・事故死、宮廷への落雷や干ばつ、疫病の流行)を鎮めるために作られたとされています。各地で収穫を祝う秋祭りも、「神」による災いが無かったおかげでこれだけたくさん作物が取れました。従ってその一部をお供えして感謝し、神楽を舞って「神」も一緒に楽しんでください、という趣旨です。従って、「私は十分努力をし、ほぼ合格できるはずである。お願いですからその邪魔をしないでくださいね。」と心で唱えるのが正しく、その自信が無い受験生は初詣に行くべきではない、と伝えてきました。

とはいえ、どのように心で唱えようと罰が当たるわけでもありませんので、受験生が今年初詣に行ってしまったからといって反省しなくてもいいのですが、志望校に合格した後には是非お礼参りをして、「邪魔をしていただけなかったおかげで合格できました。入学後も頑張ります。」と心で唱えましょう。

それはさておき、新しい年になりましたので、気を引き締めて教育関連のトピックス、入試情報の収集・発信に努めてまいります。引き続きのお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

令和4年(2022年) 最後のブログ

2022年12月29日 木曜日

早いもので、ついに2022年の最後のブログとなりました。今年も本ブログをお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

高校では新指導要領(新課程)が導入され、今の1年生が新しい教科書を使う初めての学年となりました。色々と話題になっている「情報Ⅰ」という科目も2年生に回す学校もあるなど、それほど大きな混乱は無いように感じられます。しかし、彼らが迎える2025年度入試に関し、大学共通テストには「情報Ⅰ」が新設、地歴では日本史でも世界史でももれなく「歴史総合」が出題範囲となり、数学では文系でも数Ⅰ・A・Ⅱ・Bに数学Cの一部が追加されるなど、受験生の負担が増加する見込みです。履修内容や試験範囲の増加に対する賛否はさておき、難化した大学入学共通テストや出題範囲が増えた私立大一般入試を回避、つまり一般学力選抜をしない高校生が増加するのではないかという懸念もあります。新課程でレベルの上がった英語の教科書を使っている現在の中学生をみていると従来よりも学力差が広がったと感じている当社の教員も多く、大人の責任として、その格差に対する対応はもちろん、広がってしまった学力格差が今後の社会にどのような影響を及ぼすのかも考えておく必要もあるでしょう。

一方、海外に目を向ければロシアによる軍事侵略という、現代では考えられない蛮行が今も進行しておりますが、各国の環境問題に対する考え方にも影響を及ぼしています。たとえば原発を全廃し環境負荷の小さい天然ガスにエネルギーを依存することで環境問題の先進国とされていたドイツでは、ロシアからの天然ガス供給停止に対応すべく、原発全廃を延期し、エネルギー自給率を上げる方向で世論が動いています。経済性と環境負荷に加えて、自国防衛という3つの要素から最適解を求めなければならないという難しいかじ取りを強いられています。実学というものは、無駄を省き、人々の生活を豊かにしようとするものですが、何を犠牲にして、何を我慢すべきか、そもそも国家とは何か、などと考える局面ではむしろ形而上学的な思考も必要とされることでしょう。

今年のブログを読み返してみましたが、あまりに薄い内容で、ガッカリします。目先の入試に向けた情報や対策も重要ですが、そもそも何のために勉強をすべきなのかを考えさせられるような、実のある内容を掲載しなければならないなと思いつつ、引き続き出来る範囲での情報提供も行ってまいります。皆様に於かれましても、来年はさらに良い年になるように願っております。引き続きよろしくお願い申し上げます。<m(__)m>

次回の更新予定は2023年1月4日となります。