【大阪】高校別大学合格実績ランキング2022(その2)

2022年7月7日 木曜日

同様に関関同立での実績ランキングを作ってみました。

こちらは合格件数合計150以上の48高校のランキングです。府立高校が10位までを占めます。こちらのランキングではTOP10を押しのけて、春日丘、三島が10位以内に入っています。北摂恐るべし。私学も負けていません11位に桃山学院、12位に清教学園と上位ランクインです。

さて、同じようにこちらも伸び率ランキングも作ってみました。すると新校舎に移って多彩な教育が充実の追手門学院が伸び率No.1です。そして3位には教員力も自慢の箕面自由学園が。8位には新校舎完成、部活も解禁された履正社が追い上げています。北摂の私立、頑張っています。これらの学校の人気が高いのは、進学に向けた教育力の高さも評判になっているという事でしょう。

(続く)

【大阪】高校別大学合格実績ランキング2022(その1)

2022年7月6日 水曜日

今年も毎日新聞社から「大学入試全記録」という本が出版されました。この本の数値はサンデー毎日、大学通信などが共同で調査し、4月頃の週刊誌に掲載された数値なのですが、元の数値は各大学が発表したものと、高校へのアンケートによる速報値との事で、各高校が最終集約した数値と一致しないケースも多いのですが、ひとまずこの数値が毎年同じ基準で作られているので、こちらでランキングを作ってみました。

まずは今年度の「東京大・京都大・大阪大・神戸大」の4大学合計の合格者数が30以上の22校です。ご覧のように大阪では北野高校がトップ。2位の天王寺高校も150ラインはキープです。以下、茨木、三国丘と府立が続きますが、この22位までにTOP10高がすべて入っているのには驚きです。私学も10校ランクインしています。

この22校を(2021年と2022年平均)÷(2018年から2020年の平均)という計算をして近年の伸び率で計算してみました。するとご覧のように順位が大きく変わります。附属池田の2018年のデータが欠損していますので、そこだけは2か年平均との比較になりますが、私立では高槻、清風南海、桃山学院の躍進が目につきます。(続く)

常翔学園中学校 オープンスクール

2022年7月5日 火曜日

何度かこのブログでも紹介した人気校、大阪市旭区の常翔学園中学校からオープンスクールのご案内が届きました。

常翔学園といえば100周年を迎え、記念碑でも建てる?記念式典が行われる?しかしこのコロナ禍にどうする?と思っていたら、そのお金と手間をかけて「常翔ライダー」という歌を作りました。形のない物のほうが後世まで残るという事をよく御存知です。

詳しくは校長先生のブログ常翔ライダー| |常翔学園中学校・高等学校 (josho.ac.jp)

がありますので、ひとまずこれを読んでいただき、その中の「コチラ」と書かれたリンクを押すとYouTubeで再生することができます。是非一度お楽しみください。

それはさておき中学校オープンスクールは7月16日、もうすぐです。様々な体験プログラムが用意されていますので、お申し込みはお早めに。

【女子小中学生に】兵庫女子教育セッション2022【朗報!】

2022年6月29日 水曜日

今年も「兵庫女子教育セッション2022」のイベントチラシが届きました。兵庫県の女子中高一貫校14校による合同説明会です。各校の相談コーナーがメインですが、動画視聴コーナーも設けられているようですので、空き時間に見てみると良いでしょう。予約不要となっていますが、時間帯によっては入場制限がかかるかも知れません。ご参加はお早めに。

【同志社丸ごと】同志社 合同学校説明会【大集合】

2022年6月14日 火曜日

学校法人同志社が運営する合同説明会が、 烏丸通に近い、同志社大学の新しい建物で開催されます。

【幼稚園】同志社幼稚園

【小学校】同志社小学校・同志社国際学院

【中学校】同志社中学校・同志社国際中学校・ 同志社女子中学校・同志社香里中学校

【高等学校】同志社高等学校・同志社国際高等学校・同志社女子高等学校・同志社香里高等学校

【大学】同志社大学・同志社女子大学

と、書き出してみると、とんでもない巨大組織です。

これらの学校の合同説明会とはどのようなものになるのかといえば、ご覧のように中高で20分枠となっていますので、個別相談への参加も含めてタイムスケジュールを考えておいた方が良さそうです。同志社にあこがれる皆様、7月3日は今出川キャンパスに集合してください。

兵庫県 私立 小学校・中学校・高等学校 合同説明会

2022年6月13日 月曜日

神戸市西部を中心に広い範囲で読まれている「D-Journal」というミニコミ誌がありますが、時々教育関連の記事が掲載されることもあり、小中学生の保護者にも絶大な人気を誇っております。記事作成時にはこのブログの中の人も協力させていただいております。

そのD-Journalを発行している会社が主催の進路相談会が、須磨パティオ健康館で開催されます。

今回は小学校も3校、中高は今のところ12校が参加予定とのことです。個別ブース形式での説明会ですので、まだ受験学年でないご家庭でも、気軽にお話を聞いてみてはいかがでしょうか。当日参加も可能ですが、予約優先となっております。できれば予約をお勧めします。

京都産業大学附属中学校・高等学校 オープンキャンパス

2022年6月9日 木曜日

以前、このブログで京都産業大学附属中学校・高等学校を紹介しましたが、

京都産業大学附属中学校・高等学校 入試関連イベント « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

ここで書いた元の校地、つまり相国寺の北の成安高校だった場所は、京都府立鴨沂高校の建て替えに伴う仮校舎として4年前まで使われていたのですが、今ではすべて更地になっており、ホテルが建築されるのだそうです。5年も経つといろいろ変わります。

それはさておき、京都産業大学への推薦と国公立を含む外部進学の両方目指せる京都産業大学附属のコース制は変わっていません。2022年度も京都産業大学に233名が内部推薦で合格した一方、京都大学、大阪大学や医学部をはじめとする国公立に20人以上、早慶上理に12名、関関同立に101名という素晴らしい実績をだしています。

高校は18日、中学校は25日にオープンキャンパスが開催されます。学校HPを見るとまだ申し込みが可能なようですが、締め切りになる可能性も高いと思います。お早めにどうぞ。

大阪学芸高等学校附属中学校 オープンスクール

2022年6月7日 火曜日

先週は大阪学芸高等学校を紹介しましたが、今回はその附属中学校についてです。1903に設立された商業学校をルーツに持つ伝統校、大阪学芸高等学校は1998年から順次共学化を進め、地域からの熱い要望を受け中学増設を計画しましたが、当時は中学校の増設は難しく、新しい学校種である「中等教育学校」という形で2003年に認可されたというわけだったと思います。しかし2016年には附属中学校の開校が認可されたため、めでたく開校、今年で6年目を迎えるというわけです。

授業時間数は公立中学校よりも2割以上多いのですが、先取りをするのではなく、中学校内容を確実に定着させるという方針のようです。3年の間、無理なく基礎学力を固めることができ、高校では先週紹介したように多くのコースが用意されていますので、目的に応じて選べる、というわけですね。

ともかくここの落ち着いた学習環境は見ていただくのが一番ですので、小学生の皆さんは一度オープンスクールに行ってみては如何でしょうか。

【大学】附属・付属・系列校からの入学割合ランキング

2022年6月3日 金曜日

昨年も同じようなランキングを作りましたが、2021年度の結果をもとに作り変えました。入学者の中で、附属・付属・系列の高校からの進学者がどのくらいの割合を占めているのか、という数値です。その中から10%以上の24大学(入学者が1000名を超える大学)のみ紹介しましょう。

1位、東海大学 

19もの学部を擁する東海大学は全国に14の系列高校(別法人の3校含む)を持っています。大学には医学部も含めて幅広い専門分野があるわけですから系列校から他の大学に進学しなくてもよさそうですね。しかし、入学者の35%のお席が既に埋まっているというのもかなりの占有率です。

2位 創価大学 

東京都八王子市の創価大学の系列高校は東京都小平市にある東京創価高等学校と大阪府交野市にある関西創価高等学校の2校しかありませんが、そのまま内部進学する割合は高く、大学入学の約3割がこの2校の卒業生で占められている、というわけです。創価大学には8つの学部がありますが、すべて授業が英語、全員が留学する国際教養学部や数学や情報の教員免許が取れる理工学部なども魅力なのでしょう。

3位 日本大学 

学生数では日本で最大、16の学部を持つ日本大学には26もの系列高校・中等教育学校が存在します。そのなかで静岡県三島市の「日本大学三島高等学校」は1学年700名前後のマンモス校ですが、そこからも半数以上が日本大学に進学します。

4位 慶応義塾大学 

高校に関しては、高等部、志木高等学校、女子高等学校、湘南藤沢高等部、ニューヨーク学院(高等部)の5つが後期中等教育機関となりますが、それぞれの高校からの内部進学率はほぼ100%ですので、この割合になるわけです。

5位 日本女子大学 

系列校は神奈川県川崎市のよみうりランド駅近くの緑の中にある日本女子大学附属の1校のみですが、2021年度は卒業生の78%、290名が内部推薦で進学しています。昨年この附属高校の横に在った人間社会学部は目白に統合されましたので、この290名はリニューアルされた目白キャンパスの真新しい施設で勉強していることでしょう。

内部推薦による入学は、早く進学先が決まるという利点だけではなく、単位の先取りや入学金の割引などの制度が設けられている場合もあります。大学系列校の人気が高いのも納得できますね。(参考:AERAムック「大学ランキング2023」朝日新聞社刊)

梅花中学校 第3回 オープンキャンパス

2022年5月30日 月曜日

大阪府下で最も古いとされる140年以上の歴史を持つ、大阪府豊中市の梅花女子中学校からオープンキャンパスのお知らせが届きました。春のオープンキャンパスはコロナ禍の影響でここ2年ほど開催が難しかったようですが、今年は人数を制限し、日程を分散する形で再開しています。今回の案内は、その第3回目となるイベントです。

ダンスやチアリーディングでも有名な学校ですが、その体験や、アートデザイン、製菓体験などお楽しみイベントが盛りだくさんとなっています。しかも箕面が本店のお菓子の名店「デリチュース」のスイーツも用意されているとの事・・・。テレビでも紹介されたここのチーズケーキ、なかなか濃厚なのに甘すぎず、上に載っているソースの上品な酸味とのコントラストが絶妙・・・しまった、ここはスイーツブログじゃなかった。すみません。

ということで、小学生女子の皆さん、詳細は学校HPをご覧ください。