• 【獣医さんになるのは】第74回獣医師国家試験 大学別ランキング【結構難しいぞ】

    2月14、15日に北海道、東京、福岡の3会場で行われた第74回獣医師国家試験の結果が農林水産省から発表されました。まず、全体の受験者は1,254人(国家試験としては最小レベル)で、合格者数は877人(69.9%)。例年平均で80%以上の合格率ですので、今年は特に厳しかったようです。医師の国家試験の合格率は91.7%(2022年度)ですので、それと比べてもなかなか手ごわい試験です。

    新卒に関しては大学ごとの合格率も発表されているので、今年の合格率でランキングを作ってみました。1位=山口大学。過去6年で2回も100%となるなど、なかなか安定した成績です。2位=岩手大学。2021年のみ全体平均を下回りましたが、こちらも安定して好成績です。3位=鳥取大学。こちらも2021年に100%となるなど安定していますね。獣医学科に関しては都市部ではなく、地方の方が健闘しています。獣医を目指す高校生諸君、地方を目指そう。さて、最下位は何と東京大学。そもそも受験者もわずか29名で、そのうち15名しか合格できなかったという悲惨な結果です。いつもは平均的な合格率ですが、今年はいったい何が起こったのでしょうか。

    因みに世間の話題となってしまった岡山理科大学の獣医学部は2018年開設ですから、次回の国家試験からの参戦となります。こちらも楽しみです。 本日16日14時には、医師と歯科医師の国家試験の結果が厚生労働省から発表されます。

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  • 関西学院大学 オープンキャンパス2023

    一昔前まで、高校生に「夏休みにはオープンキャンパスに行きましょうね」と勧めていたのですが、年々開催時期が早くなって、ついにまだ入学者が確定する前から次年度の入試向けのオープンキャンパスをするようになってきました。入試担当の皆さん、ご苦労様です。

    さて、関西学院大学のオープンキャンパスは昨年に引き続きオンラインと来場型のハイブリッド方式で開催されます。大学紹介や入試方式の説明だけではなく、模擬講義も用意されています。キャンパスツアーはオンラインでも参加できますが、個人的には関西学院大学は特に直接行くのがお勧めです。あの美しいキャンパスを見れば、受験勉強に気合が入ることでしょう。

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  • 【言語学も】いま注目の東京外国語大学【文系ではない】

    以前、このエントリーで東京工業大学と東京医科歯科大学の統合に関する記事を書きましたが【東京の国立大学が】東京工業大学と東京医科歯科大、統合協議開始を正式発表!【熱い】 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

    その中で、4大学連合の残り、東京外国語大学と一橋大学も仲良くなるといいかも、と妄想を書き散らしておりますが、実は江戸幕府の洋学所をルーツに明治6年に建学された東京外国語学校は、明治18年に英仏独語学科が第一高等学校(今の東大)へ統合、それ以外は一橋大学の前身「高等商業学校」の附属外国語学校となり、明治32年に分離独立して再び東京外国語学校ができたのよと教えてくれる人がいて、自分の不勉強を反省しております。語学と商学のコラボ、明治の人だって気がつきますよね。因みに一橋大学の校名は、旧制東京外国語学校の一ツ橋校地が由来となっているそうです。

    それはさておき、今年の東京外国語大学の志願者は前期日程で1,136名。前年の1,526名と比較すると26%も減少しています。やはりコロナ禍の影響か?と思ったあなた、残念ながら違います。実は大学入学共通テストで数学は一つ選択だったのを、2科目(つまりⅡBまで)必須にした、というのが大きく響いたようです。

    経済学や社会学など数学を直接利用する学問分野が入試でも数学を重視するというのは理解しやすいのですが、最近スマホの音声認識や自動翻訳など、言語学の分野でもアルゴリズムや人工知能といった情報工学を利用する技術が進歩しており、他言語や異文化に親しむのみならず、言語学を通じて社会の役に立つ人材育成という観点で、数学にも強い受験生を求めているということのようです。そういえば、関西学院大学法学部の共通テスト併用型で個別学力試験は数学のみ、という方式がありますが、それは受験生の「理論性」をみたいからというのが理由だとの事で、数学が不得意だから文系にしようかな?という図式は過去のものとなりつつあります。

    話が戻りますが、東京外国語大学では入試科目だけではなく、在校生に対する理系教育も強化しています。単位互換や複数学士号取得も可能な4大学連合は2002年から行われていますが、それに加えて昨年度からは電気通信大学と連携し、どの学部からでも受講可能な「たふDS」(たふ=TUFS=Tokyo University of Foreign Studies)というデータサイエンス系の講座群を設置し、受講を促しています。数学を勉強して東京外大に行こう。

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  • 【こちらも】神戸女学院大学 新学部設立【急加速】

    150年前に設立された私塾(Day School)を元に神戸山本通(現在の神港学園がある場所)に設立された女学校(Girls’ School)という寄宿学校をルーツに持つ神戸女学院ですが、こちらは新制大学になってから文学部、その4年後に音楽学部、そして家政学部(後の人間科学部)という3学部体制で永らく今年まで運営されてきました。それが、なんと2024年から2学部増設です。確かに龍谷大学の活況を見ていると心理学部は魅力的ですし、お隣の関西学院大学では最難関となっている国際学部も欲しいということでしょう。教授陣は既存学部の改組も含めて何とかなるとしても、募集要項、学則などすべて作り直すというのは大変な手間だと思います。2学部が同時に認可されることを祈っております。女子の皆さん、こちらの新たな情報にも注意しておきましょう。

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  • 【大学改革】京都女子大学 新学部設立【急加速】

    1899年に創始された顕道女学院をルーツに、1910年に高等女学校として創立された京都女子大学ですが、新制大学になってから50年間、途中で2部を設置していた時期もありますが、学部としては2学部で運営されてきました。1999年からは、10年間かけて現代社会学部、発達教育学部、法学部を増設するという緩やかな変化を見せていましたが、ここに来て一気にペースアップ、今年から新規募集のデータサイエンス学部に加えて、次年度は心理共生学部の認可申請中とのお知らせが来ました。あっという間に7学部体制となりそうです。

    入試でも大きな動きがあるかもしれません。女子の皆さん、京都女子からのお知らせにも気を付けておきましょうね。

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  • 【今からでも】常磐会学園大学 総合型選抜入試【まだ間に合う】

    以前このエントリーでも紹介した、

    常磐会学園大学 総合型選抜 エントリー開始 « 学校選びの道しるべ|開成教育グループ 入試情報室 学校・入試情報ブログ (kaisei-group.co.jp)

    幼稚園教諭養成で歴史のある 常磐会学園大学からご案内が届きました。

    総合型選抜入試に絞っていたけれども、いい結果とならなくてがっかりしている幼児教育系の進学を希望する受験生の皆さん。朗報です。今からでも出願できる「総合型選抜」入試があるよ、という朗報です。

    しかも今年は入学金が半額になるそうです。出願は13日まで。まだ間に合います。

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  • 関西大学 2023年度 一般選抜分析(理系)

    同様に、理系学部についてもグラフ化してみました。

    【全体的に変動は少ない】

    例えば環境都市工学部の建築学科はご覧のように倍率、合格最低得点率、共に理系最難関ゾーンに位置しています。関西学院大学の学部改編の影響も受けなかったということから、阪神間~北摂よりも、大阪市内~大阪府南部の受験生が多いということでしょうか。また、化学生命工学部の化学・物質工学科(グラフ中では「化・化」と省略)を見ると、倍率は1.9倍から2.3倍とほぼ変動がなく、合格最低得点率もほぼ変わりません。生命・生物工学科に比べて女子が少ないといわれていますが、昨年の入学者で30%と年々増加していますので、化学を志す女子の皆さんもご心配はありません。

    というわけで、新高3の皆さん、そろそろ学部選びを始めておいてくださいね。

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  • 関西大学 2023年度 一般選抜分析(文系 その2)

    (昨日と同じグラフを貼っておきます)

    【総合情報と社会安全学部の倍率変化】

    データサイエンス人材に対する社会の需要は高まりつつありますが、総合情報は倍率、合格最低得点率共に上昇基調にあります。また、共に千里山キャンパスではありませんが、リスクマネジメントに関する幅広い研究が行われている社会安全学部も実質倍率は上昇しています。それでも合格最低得点率は6割前後ですので来年も狙い目ではないでしょうか。

    【学国語学部の人気は続く】

    コロナ禍の影響で国外との往来が制限されたこともあり、多くの大学で志願者が減少した国際系、語学系ですが、関西大の外国語学部はその影響をあまり受けず、合格最低得点率だけをみると、2021年度、2022年度入試でも社会学部に続く難関となっています。先に述べたように今年は社会学部が下がったことから、法学部と並ぶ文系最難関を維持しています。

    言語分析や地域言語文化といった研究領域と、通訳や異文化コミュニケーションといった実践領域を組み合わせた教育プログラムの魅力が受験生に伝わったということでしょうか。

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  • 関西大学 2023年度 一般選抜分析(文系 その1)

    関西大学から2月に行われた一般選抜の合格最低点が発表されました。

    そこで、全日程の平均得点率と全日程の平均実質倍率で散布図を作成してみました。

    すると・・・

    【社会学部と法学部の激変】

    2021年度、2022年度には合格最低得点率が60%程度だった法学部が、一気に文系学部最難関に躍り出ました。競争倍率も3倍台から一気に7倍となっています。その一方で常に文系学部の中では最難関に位置していた社会学部が倍率こそ変動がないのですが、合格最低得点率が文系学部の真ん中になっています。今年から得点調整の方式が変わったようですので、その影響も多少あるかとも思いますが、ちょっと変動が大きすぎます。因みに塾生データからは関西学院や立命館に受験生が流れたとも考えにくく、今まで関西大の社会学部を志願していた上位層が就職に強い法学部に流動したのかもしれません。(続く)

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  • 【新課程入試】京都産業大学 2025年度 共通テスト利用方式(共通テストプラス)概要

    京都産業大学も、2025年度の新課程入試に関する情報を公表しました。

    現段階では共通テストのみで合否を判定する「共通テスト利用入試」と、共通テストと大学一般選抜の英語の試験を併用する「共通テストプラス」と呼ばれる方式についての情報です。

    まず、「共通テスト利用方式」の方ですが、文系学部のみ表にまとめてみました。要するに英語はどの方式でも必須で、文系学部なら地歴・公民・理科・情報の中に高得点科目があれば有利、但し国語が必須になる学部や方式も有り。経済学部は数学ができておいた方が有利、といった感じでしょうか。

    「共通テストプラス」方式でも、理学部の物理科学科と宇宙物理・気象科学科以外では「情報Ⅰ」が選択できるようになっています。「情報Ⅰ」は新しい科目なので対策が難しいのですが、ここで高得点が取れればとても有利になりますので、「情報Ⅰ」の準備をあまりせずに共通テストを受験する、という考えはもったいないようです。

    一般選抜に関する情報は今後の発表を待ちましょう。

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