桃山学院大学 オープンキャンパス

2022年4月4日 月曜日

2019年 経営学部にビジネスデザイン学科を設置

2021年 ビジネスデザイン学科をビジネスデザイン学部に昇格

2022年 社会学部社会福祉学科をソーシャルデザイン学科に変更

このように学部の再編を機敏に行っている桃山学院大学、前期入試では昨年よりも志願者が増えているようですが、共通テスト利用では昨年よりも15%減となり、結果的に実質倍率は平均で2.03倍に落ち着きました。(今年の前期+共通テスト利用の速報値を基に、2022年度実質倍率の高い順に並べています)ご覧のように経営学部の強さはコロナがあろうがなかろうが関係ありません。一方国際教養はかなり影響を受けたようです。

というわけで、次年度以降の受験生は今年の入試状況や学部による違いを聞きに行ってみてはいかがでしょうか。詳細は大学HPでご確認ください。

近畿圏 私立大学入試動向速報②

2022年4月1日 金曜日

次は入学率を計算してみました。こちらは入学者数(もちろん人数)÷合格件数で計算しています。一人が5合格しても、体は一つですから入学すると0.2、他大学に行くと0となる計算です。すると、こちらは産近甲龍が一番落ち込んでいます。複数日程や方式での複数出願は増えていますが、実人数はそれほど大きく増えていなかったのかもしれません。というわけで、次年度入試の受験生は今後の目標偏差値の変化にも注視して志望校を考えていきましょう。

近畿圏 私立大学入試動向速報①

2022年3月31日 木曜日

まだ資料の整理が完了していないのですが、現時点でのグループからの受験者データを元に、入試を振り返ってみましょう。

まず、大学群ごとの合格率の推移です。当グループの合格数(人数ではなくて件数)÷出願件数で合格率を出し、その数値の2019年度を1として推移を作ってみました。

するとご覧のように安全志向といわれた2020年度、コロナ禍の影響をまともに受けた2021年度よりもさらに今年度は合格率が上がっています。もちろん当グループの受験生が頑張ってくれた、と自慢したいところですが、全体的にさらに昨年よりも易化したということでしょうか。特に摂神追桃は2019年度の1.8倍の合格率となっています。(続く)

【2023年新学部】関西外大 国際共生学部 新設【攻めてます】

2022年3月23日 水曜日

以前このエントリーで航空業界への就職も強いなどと紹介した関西外国語大学についてのニュースです。残念ながら海外との往来もままならないコロナ禍の影響を受けてここ2年間、志願者が減少気味となっています。しかし世界のグローバル化の流れが無くなるわけではなく、むしろオンラインも含めて海外との交流や異文化理解の重要性は高まっています。 そのような社会で中心的な役割を果たすことができる人材育成に関西外大は挑戦しようというのでしょう、新たな学部設置が発表されました。

4年間オールイングリッシュで海外からの留学生と共に学ぶ環境は魅力的ですね。詳しくは大学のHPをご覧ください。

2022年度 大学入試状況速報【開成教育グループ トピックス】

2022年3月11日 金曜日

そろそろ2022年度大学入試も終盤戦に入り、今年の大学入試の状況が次第に明らかになってきました。各大学からの全体的な入試統計はまだ発表されていない時期ですが、ひとまず「開成教育グループ」での現状とそこから見える全体状況を推察してみます。

①近畿大学 グループ実績1200超!

一人での複数合格もそのままカウントした数字ですが、昨年の近畿大学最終合格数が692でしたから、既に昨年の1.7倍を超えています。「近大V模試」の導入や答案作成練習会によって、合格率も上昇しています。一方大学側も、追加合格を避けるために多めに合格を出したのでしょうか。

②京都産業大学 グループ実績479(昨年最終で330)

こちらも昨年よりも合格率が上がっています。特に公募の合格率が上がってきています。フリーステップの指導力の向上を見よ!と言いたいところですが、正直に言いますと、こちらは近畿大学と異なり、京都産業大学に特化した対策のイベントを行っていませんので、大学側が多くの合格を出したのではないでしょうか。

③外大系、志願者激減、合格者増

このようなご時世ですから仕方がないとは思いますが、2019年度入試と比べると当グループからの出願数は関西外大で6割ほど、京都外大で3割ほどまで落ち込んでいます。結果的に合格率は大きく上昇しています。しかし今後感染状況が落ち着いてくると、一気にこの分野の反発・難化も考えられますので、今後の受験生は、この2年間の入試結果による難易度をあまり信用しないほうが良いかも知れません。

④看護・医療・薬学系、志願者増、合格者変わらず

こちらの系統には当グループからの志願者が大きく増えています。しかし残念ながら合格者数は昨年並み、つまり難易度が上昇したのではないかと考えられます。例外として薬科大学の中で当グループからの合格者を大きく増やしたのは神戸薬科(現時点で20、昨年は最終で8)と昨年を上回る合格となっています。薬学部に限らず、今年は神戸方面が穴場になった影響でしょうか。

⑤他地域受験は増加

3大都市圏以外への大学への入試に関してですが、まだ2019年水準まで戻っていませんが、2020、2021年度入試よりは出願者・合格者が増えました。たとえば九州・沖縄方面では、立命館アジア太平洋大学も7名合格(昨年0)。まだ合格数の集約はてきていませんが、九州大学をはじめとする国公立大学にも昨年よりも多くの受験生が出願しています。

昨年もオンラインで行われた「関西8大学大研究」や「答案作成練習会」の成果でしょう、おかげさまで関関同立の開成教育グループ合計の合格実績は現時点で1600を超えています。(昨年最終1,466、一昨年最終1,327)

今後、各大学からの入試統計が出そろってきた段階でより詳しく分析してみたいと思います。

【WEB型+来場型】関西学院大学 オープンキャンパス2022【ハイブリッド】

2022年3月10日 木曜日

関西学院大学もオープンキャンパスが開催されます。このようなご時世ですのでオンライン開催(WEB型)を取り入れているのですが、この大学の面白いところは、都合に合わせてどちらかで参加してね、というのではなく、それぞれ別内容で実施することで、両方見てね、というハイブリッド型になっている点です。最悪今後の感染拡大の状況によって来場型の開催ができなくなったとしても、WEB型は生き残りますので情報伝達ができないという事もなくなります。なるほどです。

いずれにしても事前申し込み制です。詳細、申し込み方法は大学HPでご確認ください。

【こちらは対面型】京都産業大学 オープンキャンパス

2022年3月8日 火曜日

京都産業大学のオープンキャンパスは対面方式(来場型)で開催するとの案内が届きました。実は京都産業大学を志望しない理由の一つに「遠いから」というのは時々聞く話なのですが、JR、阪急からは地下鉄烏丸線に乗り換えて北大路駅まで行けば市バスが頻繁に出ていますし、京阪からは出町柳で風情のある叡電に乗って二軒茶屋まで行けばあとは無料シャトルバスでわずか5分。一度行ったら実は通学は不便ではないという事がわかります、というわけで、会場実施にこだわるのかもしれません。

それはさておき、学生スタッフも加わって学部の説明やキャンパスツアーなども企画されているようです。このようなご時世ですから事前申し込み制となっております。詳しくは大学HPをご覧ください。

【あるとき~!】近畿大学 オープンキャンパス【ないとき~!】

2022年3月7日 月曜日

近畿大学のオープンキャンパス2022のお知らせです。このようなご時世ですので、オープンキャンパスを来場型で開催ができるのかどうか、わからない、決められない、という状況を逆手にとって、関西では有名な肉まんのCMのパロディーにしてみました、というチラシです。

色合いも含めてふざけているようで、必要な情報はがっつり盛り込まれています。ううむ、すごいな。

【関関同立即日分析「総まとめ」シリーズ】立命館大学 世界史の出題傾向

2022年3月4日 金曜日

昨日は同志社の英語の傾向が変わった話をしましたが、今日は「変わらないものもある」お話です。

生徒A「先生、実は私、私立大学の受験校について迷っているのですが。」

世界史の先生「君は選択科目では世界史を使うつもりかね?」

生徒A「ええ。先生のおかげで大好きになった世界史で勝負するつもりです。」

世界史の先生「うれしい事を言ってくれるね。ところで、君は中国史が得意かね?」

生徒A「はい。西洋史よりも中国史の方が楽しく勉強できます。」

世界史の先生「それなら、受験校は立命館が良いと思うよ。模試の判定よりもいい結果が期待できるよ。」

生徒A「え、本当ですか?進路の部屋に行って早速過去問を見てみます。」

世界史の先生「そうするといいよ。きっと立命館には中国が好きな先生が多いだろうから、入学後も楽しめるのではないかな。立命館を受験するのなら併せて民族解放や革命全般についても勉強しておいた方が良いよ。」

(最近の入試問題に頻出する会話文形式にしてみました)

立命館の世界史の中で中国~東アジアに関する出題にオレンジ色を塗ってみました。ご覧のようにほぼ半分を占めています。

もう一つの頻出テーマが「差別」「解放」「革命」。こちらには青色を塗ってみました。こちらも頻出となっております。

というわけで、私立大学受験にはその出題傾向に応じた受験校選びと準備が大切ですよ、というお話でした。

【関関同立即日分析「総まとめ」シリーズ】同志社大学 英語の出題傾向

2022年3月3日 木曜日

素材文をそのままリライトせずに語注まみれの長文と英作文があるため、ハードルが高いと思われている同志社の英語ですが、2月4日と7日は理系の日程であるため、理系の内容の長文が良く出題されています。(これは理系有利?と思われる大問には水色を塗っています)

実は2019年までは文系の日程でも数字や単位が良く出てくる理系的な内容が特徴的だったのですが、2020年から出題傾向が変わってきて、比較的日常的な内容となってきています。自然科学に関する内容でも、どちらかといえば歴史や伝記のような、 時系列に沿って読めるような長文となっています。というわけで、同志社志願者は2020年以降の過去問題に取り組むようにしましょう。