2019年度大学入試 高校別実績ランキング(大阪・私立大学編)

2019年7月2日 火曜日

今回は大阪の高校での私立大学に関するランキングを2つ紹介します。


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まず、関関同立ランキングです。占有率10%以上の高校は97校。100%以上の13校のうち10校が公立で占められています。5位までは定員厳格化の影響で合格者数を絞り込んだ昨年度から一転緩くなった立命館受験の割合が高い高校が占めています。関西大学と立命館大学双方に強い三島も昨年より20ポイント以上伸ばして99.0%、順位も昨年の24位から14位に躍進しています。

関西大学で大きく数値を稼いでいるのは岸和田、高津、生野。つまり関西大学は大阪府の北部にありますが、南海本線と堺筋線を使えば大阪南部からでも乗り換えが1回で行けるという交通の便利さも影響しています。


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次は産近甲龍ランキングです。このランキングはご覧のように募集定員の大きい近畿大学の結果に影響されることがわかります。それに加えて次に募集の多い龍谷への実績を併せて出している三島や槻の木、大阪市立東が上位にランクインしています。

ご覧のように上位18位までは公立に占められています。このリストは占有率10%以上を紹介していますが、かつては進学校でなかった府立高校がランキングに入っていることにも気が付いた方もおられると思います。つまり、大阪の公立高校が進学校として強いのは、北野、天王寺といったトップ10校やそれに続く地域の2番手校だけでなく、難易度的には3番手以下に位置する「地元校」も進学校化しており、かつてはその学力層の大学合格実績で優位を保っていた私立高校が相対的に順位を下げているともいえます。

進学実績だけが学校の教育力を表すものではありませんが、学校選びの一つの材料にしてみてはいかがでしょうか。(続く)

2019年度大学入試 高校別実績ランキング(大阪・国公立編)

2019年7月1日 月曜日

近年府立高校の進学実績があがってきた大阪ですが、東京阪神の占有率トップは大阪星光。東京大学20、京都大学50と上位層の厚さが違います。しかし、2位の北野、3位の附属池田、4位の天王寺、さらに茨木、附属天王寺、三国丘と6校公立が続きます。ここで25%ライン。このラインを超えた京都の公立は堀川と西京の2校のみ、兵庫でも神戸と長田の2校のみですから、やはり大阪の公立の優位性がわかります。


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ここで、近畿圏の国公立12大学合計でのランキングも作ってみました。


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すると1位は北野高校。15位までの構成は私立3校、府立トップ10高がすべてランクイン、加えて大教大附属が2校というわけです。占有率2%以上は79校。藤井寺への移転のため、最後の卒業生を送り出した四天王寺羽曳丘からは2人の国公立合格者が出ています。(続く)