相愛中学校・高等学校にお邪魔してきました その2

2019年8月23日 金曜日

さて、相愛といえば「音楽科」が有名です。音楽コースを持っている学校は他にもありますが、正式に「音楽科」を設置している高校は、大阪府下では大阪府立夕陽丘とここ相愛の2校だけ、近畿圏全体を見ても、私立の音楽科設置校は神戸山手女子と相愛だけです。 というわけで音楽科の建物も見せていただきました。

個人練習室がずらりと並んでいます。夏休みだというのに黙々と練習しています。こちらはピアノの部屋。個人練習室にもグランドピアノが標準装備です。

バイオリンも練習しています。オーケストラのパート譜やソナタの楽譜を積み上げて、ひたすら練習しています。

こちらの部屋ではグランドハープのレッスン中。今ハープを学んでいる生徒は3人いるそうです。小ネタですが、グランドハープの弦は47本あり、赤がド、青がファと染められていて数えやすいようになっています。当たり前ですが、音が出るのは弦を弾いたときなので、その前にその弦に指が掛かっている必要があります。というわけで、結構頭を使う楽器なのでした。

こちらは校舎内にあるホール。パイプオルガンもありますね。

相愛高校音楽科の生徒さんに9月16日(月祝)の開成進学フェアのミュージックフェアで演奏を披露していただきます。14:30過ぎにマイドーム大阪の2階ロビーにお集まりください。

 さて、普通科の建物にも行ってみました。吹奏楽部がひたすら真面目に練習しています。別の部屋では打楽器だけで練習しています。世の中には筋肉トレーニング的な練習をしている吹奏楽部もありますが、こちらは音程とリズムにひたすら向き合うといった練習が続けられています。

宗教をベースにした心の教育の成果でしょうか、ともかく常に真剣に自分と向き合う生徒さんばかりといった学校なのでした。