昨日は同志社の英語の傾向が変わった話をしましたが、今日は「変わらないものもある」お話です。
生徒A「先生、実は私、私立大学の受験校について迷っているのですが。」
世界史の先生「君は選択科目では世界史を使うつもりかね?」
生徒A「ええ。先生のおかげで大好きになった世界史で勝負するつもりです。」
世界史の先生「うれしい事を言ってくれるね。ところで、君は中国史が得意かね?」
生徒A「はい。西洋史よりも中国史の方が楽しく勉強できます。」
世界史の先生「それなら、受験校は立命館が良いと思うよ。模試の判定よりもいい結果が期待できるよ。」
生徒A「え、本当ですか?進路の部屋に行って早速過去問を見てみます。」
世界史の先生「そうするといいよ。きっと立命館には中国が好きな先生が多いだろうから、入学後も楽しめるのではないかな。立命館を受験するのなら併せて民族解放や革命全般についても勉強しておいた方が良いよ。」
(最近の入試問題に頻出する会話文形式にしてみました)
立命館の世界史の中で中国~東アジアに関する出題にオレンジ色を塗ってみました。ご覧のようにほぼ半分を占めています。
もう一つの頻出テーマが「差別」「解放」「革命」。こちらには青色を塗ってみました。こちらも頻出となっております。

というわけで、私立大学受験にはその出題傾向に応じた受験校選びと準備が大切ですよ、というお話でした。