【スクープ】常翔学園高等学校 コース変更【さらに強くなるぞ】

2023年7月4日 火曜日

このエントリーでも何度か紹介した常翔学園高等学校ですが、今春は京都大・大阪大など国公立大学(大学校含む)に121人が合格。関関同立にも過去最高の345人、海外大学23名、の合格実績を出しており、進学校としての地位を確立しています。もちろん大阪工業大学をはじめとする同一法人内の三大学にも20~30%が進学しており、高い現役合格率・進学率を誇っています。この数字だけを見ると、長時間ゴリゴリ指導をしているのかな、と感じる人もいると思いますが、例えば「スーパーコース」では3年間を通しての「ガリレオプラン探究」で同一法人内大学と連携して、研究内容を計画し、様々な研究発表会に参加。最終的に海外の姉妹校と英語で研究交流も行い、最終的に英語での論文作成へとつなげていく、という本格的な探究プログラムを実施しています。また「特進コース」では協賛企業のミッションに取り組む「企業探究学習」を通じ、生きていく上で必要な課題解決能力を養成するなどの教育活動が行われています。このようにコースごとに生徒の興味・関心や学びに対する動機づくりをすることで、主体的に受験学力を獲得しようという生徒を育てた、という成果としてこの合格実績に出たと考えられます。

さて、高校募集で永らく「スーパー」「特進」「薬学・医療系進学」「文理進学」という区分けとなっていましたが、次年度から募集段階では「スーパー」「特進」「文理」の3つに整理し、高2に進級するときに5つのコースに分けるという形になります。高校1年次にどの方向が自分に相応しいのか考える時間があるという点で、自分の適性や将来の進路イメージがつかめていない中学生にとっても安心だといえるでしょう。新しいコース制と各コース毎の特色のあるプログラムによって、常翔学園はさらに「常翔気流」に乗っていくことでしょう。