【新しく誕生】京都府立宮津天橋高等学校 清新高等学校【その②・その③】

2020年4月8日

明治期に京都に5つの府立旧制中学校と2つの高等女学校が設立されました。

京都第一中学校(現在の京都市洛北高等学校)

京都第二中学校(現在の京都府立鳥羽高等学校)

京都第三中学校(現在の京都府立福知山高等学校)

京都第四中学校(その後の京都府立宮津高等学校)

京都第五中学校(現在の京都府立山城高等学校)

京都府立第一高女(現在の京都府立鴨沂高等学校)

京都府立第二高女(現在の京都府立朱雀高等学校)

いわゆる「ナンバースクール」と呼ばれた旧制中学校はその後、名門校として発展しているわけですが、その中の旧制第四中学校の宮津高校の名前がなくなるというお話です。 こちらも京都府北部の人口減に伴う2校の統合なのですが、お相手はウェイトトリフティングや合唱で有名な「京都府立加悦谷高等学校」。これまた距離が車で20分以上と離れていますので、「京都府立丹後緑風高等学校」と同じように学舎制として、校舎そのものの統合はしない形になります。つまりその名も「宮津天橋(みやづてんきょう)高等学校宮津学舎」と「宮津天橋高等学校加悦谷学舎」ができたというわけです。もちろん同じようにICT活用の合同授業も展開される予定です。

また宮津高校には舟屋で有名な伊根町に「宮津高校伊根分校」という定時制の分校がありましたが、こちらと昨日紹介した網野高校の間人(たいざ)分校と峰山高校弥栄(やさか)分校の3校が統合されて、弥栄分校の場所に新たな定時制総合学科の「京都府立清新高等学校」ができました。こちらは新たな校舎が建築され、今年の新入生は真新しい施設が使えるようです。

というわけで、4つの高校と3つの分校が、3つの高校になりました、というお話でした。