各地域の公立高校入試 出題範囲について(というよりそのお知らせページの体裁について)

2020年11月11日

ところで、大阪府の教育委員会のホームページにあるのは、このような表です。

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/6221/00000000/syutudaihanni.pdf

まあ、教科書ごとに具体的なページ数まで記されたわかりやすい表です。ところが、埼玉県教育委員会から示されたお知らせはこちら。

明らかに中学生が見ることを意識して親しみやすいデザインで作られています。公文書の雰囲気を出すためか角印が押してありますが、その角印でも遊んでいます。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/documents/r3rifuretto.pdf

因みに東京はこちら。こちらも中学生向けのデザインです。(画像はなくリンクだけです)

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/files/r3_leaflet/03syutudaihani.pdf

同じように神奈川県もイラスト入りです。(こちらもリンクだけ)

https://www.pref.kanagawa.jp/documents/24739/r3syutudaihanni.pdf

千葉県も2021年度から公立高校入試制度が大きく変更されますが、そのための説明ページも中学生が見る前提でのデザインです。ほんの数年前までは中学生以下はスマートホンなどの情報端末やパソコンを持っていない前提で、ネットでは保護者向けの発信が主だったのですが、これからの時代は直接中学生や小学生が見る可能性が高いため、このような表記やデザイン上の工夫が必要なのかもしれません。