京都府 中学校卒業予定者の進路希望状況

2020年12月4日

11月27日に京都府教育庁から中学生の進路希望調査結果が発表されました。 まず、京都府下では中学3年生が22,088名と昨年より171人(0.7%)減、つまりほぼ人数は変わらないのですが、公立高校希望者の1.0%減少に対して私立高校希望者が2.9%減少と、私立の減少幅が大きくなっています。9月の調査ですが、私立高校が逆に昨年より7%も増えている兵庫県と逆の結果となっています。コロナ禍で直撃された観光業の多い京都ならではの影響でしょうか。もう一つ気になるのは専門学科希望者が7.1%減少している点です。高校受験でも安全志向が広がっているのかもしれません。

まだまだ451名と少数派ではありますが、通信制を希望している人数が70名(18.4%)増えています。こちらは兵庫県でも23.2%増ですので、全国的な傾向なのかもしれません。今後の動きにも要注意です。