大阪府の第2回進路希望調査が発表されました。昨年度は多くの公立高校が定員割れを起こしましたが、本年度はどのような状況なのでしょうが。高校数が多いので、所在地の地域別にみていきましょう。職業科やエンパワメントスクールなどの総合学科は除外して集計しています。各旧学区内の学校の並び順はざっくりと難易度順なのですが、昨年度は定員割れが多く、不合格者の最高偏差値のデータを得ることができませんでしたので、目安程度にご覧ください。
北摂(淀川以北)を主な範囲だった旧1学区をみてみましょう。(扇町あたりまでは阪急沿線という解釈で含めています。)

昨年定員を下回った高槻北など5校が1クラスずつ定員を減らしてこの地域では200名の定員減少となっています。しかし平均倍率は昨年度同時期の1.16倍から1.15倍と減少しています。
昨年度も定員割れした槻の木は、240名募集で現時点153名の希望に留まっています。大学進学実績も高い学校ですから、そのような志向の受験生にとっては狙い目となっています。現時点で茨木西以下の6校も定員を下回っていますが、今後他校からの流入の可能性もあるでしょう。