【新規】仁川学院 中学入試 日本語のリスニングを導入【さすが!準備もできるぞ】

2023年9月29日

子どもの世界でもスマホの普及率は年々上がってきていますが、それに伴いSNSの利用などによる長文を読み書きする機会の減少や、聞き取り能力がなくても楽しめる動画視聴などによる国語力の低下が心配されています。英語の4技能(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)よりも、国語の4技能の方が心配だという声も聞きます。そんな中で、西宮市の仁川学院中学校では、次年度入試から入試の国語にリスニングを導入するようです。現行の大問1の100文字作文の代わりにするとのことで、解答時間も含めて10分以内を想定しているようです。学校の授業に参加するために必要な能力の一つが「聞く力」ですから、入試の国語へのリスニング導入はとても合理的ですね。

どのような出題になるのか、受験生としてはこれだけの情報では心許ないと思います。しかしご安心ください。さすがは仁川学院、10月14日(土)の授業体験会と11月23日(木祝)のプレテストの合計2回お試しの機会が設けられています。

受験予定者は両方への参加をお勧めします。

ところで以前大阪の薫英女学院中学校でも国語のリスニングが出題されていました。この流れ、今後どのような広がりになるのか、注目です。