2017年8月28日
国際学部や農学部の開設でさらに人気が高まっている龍谷大学ですが、その龍谷大学を中心として24もの学校法人が加盟する「龍谷総合学園」というグループがあります。高校も26校(ハワイに1校ありますので、国内では25校)あるのですが、その中で唯一学校法人龍谷大学直轄の学校が龍谷大学付属平安中学校・高等学校になります。したがってその強いつながりを利用して卒業生の大部分が龍谷大学に進学するのかといえば、そうではなく、4割ほどは京大や京都府立医大をはじめとする国公立大学や難関私立大に進学しています。このように進学校としても伸び盛りのこの学校では今年も「ドラゴンテスト」という名称のプレテストを実施します。ここの中学受験を考えている皆さんは必ず受験しましょう。また、まだ龍谷大学付属平安中学校・高等学校の良さを知らない皆さんは、まずは9月18日(月祝)のオープンキャンパスに足を運んでみてはいかがでしょうか。

(クリックするとオープンキャンパスとドラゴンテストの案内のPDFが開きます)
また、京都・滋賀方面で、公立の中高一貫校の受験を考えている小学生の皆さんにも朗報です。龍谷大学付属平安中学校のドラゴンテストは適性検査型の問題でも受験することができます。適性検査型の対策は、問題集が数多く出版されている教科型と違ってなかなか難しいものですし、その問題を作成するのも大変なのですが、この学校は無料でその練習をさせてくれ、しかも次の週に返却会という解説までしていただけるという手厚いイベントが用意されています。ドラゴンテストや返却会は申込が必要ですが、そのためにもひとまず9月18日のオープンキャンパスに行ってみましょう。

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2017年8月25日
南海和歌山市駅とJR和歌山駅の間に和歌山城がありますが、そのすぐ近く、大きな通りに面したきれいな5階建ての校舎が和歌山信愛中学校・高等学校になります。実は和歌山県内に女子高は2校しかありませんが、そのうちの一つです。(もう一つは海南市立海南下津高等学校という、近畿圏唯一の公立の女子高です。)
交通の利便性が高いために大阪からでも通学が可能な女子進学校です。

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その和歌山信愛中学校・高等学校の入試関連イベントが届きましたので、紹介いたします。9月24日は岸和田、10月28日は泉佐野でも説明会が開かれますので、お近くの方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

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2017年8月24日
大阪の阪急十三駅近くの英真学園、かつては淀川女子高校という女子校でしたが、2000年から校名が変更され、共学化されました。今では男子の方が多くなり、コース制も「文理特進」「情報進学」「総合進学」と改組され、かつての実業色の強い女子校だったころと印象がかなりかわっています。「文理特進」では難関大学を目指して、始業前の朝学習や7時間授業後の先生方による個別指導などの進学対策が行われています。

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こちらの学校見学会は体験型ではなく、学校説明会が軸となり、相談会や見学会が付随しているタイプです。土曜日の授業や進学合宿などの大学受験対策だけではなく、海外語学研修や情報処理系の資格取得対策など、この学校独自の取り組みを知ってもらうためにも、このようなスタイルにしたのでしょう。時間内は出入り自由のオープンスクールですので、午前中だけ参加、というのも可能です。事前申し込みも必要ありませんので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
ところで英真学園の本館と南館の間には阪急京都線の線路がありますが、その踏切には「女子職」という踏切名のプレートが付いています。実はこの踏切は90年前に「大阪高等女子職業学校」が開学した時に作られたもので、その当時の名前がそのまま残っているというわけです。今では毎日その踏切を多くの男子も渡っているのでした。

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2017年8月23日
大阪府吹田市の阪急京都線正雀駅、またはJR岸辺駅近くの大阪学院大学高校は、もともと共学校だったのに、1971年に女子の募集を停止し、2000年に国際情報コースを作って女子の募集を再開させ、2012年には全面共学化に移行したという珍しい歴史のある学校です。
この学校は硬式野球部の活躍でも有名ですが、今年のインターハイでは弓道部が男子団体で準優勝、ゴルフ部や男子バスケットボール部もインターハイに出場するなどスポーツも盛んです。

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その強みを生かして、ということでしょうか、この学校のオープンスクールは体験オンリーのイベントとなっているようです。午前中に部活体験、お昼にはランチ体験(保護者には、アイスコーヒーも付くという芸の細かさ)午後には授業体験(といっても座学ではなさそう)という、中学生の目からすると魅力的なイベントとなっています。入試の話は無いの?と突っ込みたくなりますが、入試説明会は別の日に設定されていますので、オープンスクールの日は中学生にともかく楽しんでもらうことにしたのでしょう。
事前申し込みが必要となっていますので、参加希望者はWebで申し込んでください。
部活生もこの日に向けての準備やスケジュール調整など大変だと思いますが、未来の部員獲得に向けて、盛り上げてほしいと思います。

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2017年8月22日
甲子園でも活躍中の天理高校ですが、強いのは硬式野球部だけではありません。軟式野球部も昨年全国優勝していますし、ラグビー部も全国優勝の常連です。その他柔道やホッケーもインターハイの常連です。ダンス部、吹奏楽部も全国大会レベル、珍しいところでは全国学校合奏コンクール優勝の経験もある弦楽部が少人数ながら音大生顔負けの安定した技術を誇っています。
入試要項には「天理教信者であること」と書かれていますが、親族に信者がいれば大丈夫だといわれていますし、スポーツなどの技能が優れている場合は特別の計らいがあるようです。

というわけで、天理教徒でない皆さんも、この学校を目指すことができそうですので、スポーツや音楽で全国レベルを目指す皆さんは、一度天理高校のオープンスクールに参加してみてはいかがでしょうか。

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2017年8月21日
夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)もいよいよ終盤戦を迎えましたが、惜しくもすでに敗退してしまった京都府代表、京都成章高校と同じ法人である、「京都明徳高校」の入試関連イベントの紹介です。まず、このチラシ、非常に見やすいです。入試関連イベントが年間でお知らせいただけるのは、生徒・保護者にとって非常にありがたいのですが、この学校はそれが一目でわかるように写真入りで紹介しています。クラブ体験も、どのイベントで体験できるのか、部活ごとの表で一目瞭然です。

(クリックするとPDFが開きます。)
この学校に興味のある中学生は9月以降のスケジュールを確認し、いずれかのイベントを申し込んでみましょう。

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2017年8月18日
以前、このエントリーでも紹介しましたが、大阪府の北部、吹田市のJR吹田駅の北側に2014年に設置された「大和大学」。現在は「教育学部」「保健医療学部」「政経学部」の3学部体制で、1学年約500名規模の大学に成長しましたが、もっともっと大きくなるというお話です。
(以前のエントリーはこちら)
http://www.kaisei-group.co.jp/nyushiblog/university/24434.html
新学部誕生です。2019年春から「理工学部」を新設するとのことです。
この理工学部は「機械工学」「電気電子工学」「システム情報工学」「建築デザイン」の4つの専攻からなる学部で、実は昨年からすでに学部長も内定しているとのことです。
実はこの大学、さらなる拡大を目指しているようです。まだ、公にはされていませんが、今後「農学部」、「薬学部」、「国際学部」などを新設し、いずれは5000名規模で、文系・理系が半々の総合大学へ成長させることを目指しているそうです。今、日本には700余りの大学がありますが、この少子化の逆風をものともせず、一気に100位台に駆け上がろうというわけです。
ところで、教育学部と保健医療学部は今年が初めて4学年がそろう年度となります。つまり、就職や資格試験の合格などの大学の成果が初めて数字となって表れるのが次の春。ここで、世間をあっと言わせる準備も着々と進んでいるようです。
夏のオープンキャンパスは終わりましたが、9月末にもオープンキャンパスが実施されます。受験生向けには推薦入試対策の説明会も行われますが、現在の高2・高1に対しても、個別説明会やキャンパスツアーなど、このフレッシュな大学の中身に触れることができるイベントも用意されています。
関西唯一の政経学部はもちろん、教育系や医療系の資格を目指す高校生にとっても面白い大学だと思います。一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
(画像をクリックするとPDFが開きます)

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2017年8月17日
そろそろ平成30年度(2018年度)の中学入試の募集要項が発表される時期がやってきました。近畿地区の中学校入試の解禁日は1月13日(土)と決まっていますが、この日1日しか入試を行わない中学校は少なく、ほとんどの中学校では併願受験が可能になるように、翌日の日曜日や、午後を使った入試日程が組まれています。
その日程の組み合わせで受験生は併願パターンを組み上げるのですが、その日程設定の変動によって受験生の人数に大きく変化が生じる場合があります。
今春、初日の午前ではなく、午後入試からスタートさせた京都の東山中学校は、受験生激増と大成功しましたので、来春も同様の日程で行われます。一方、受験日程を午前に動かしたことにより受験者数が減ってしまった大阪桐蔭中学校は、2018年度は再び初日午後入試からスタートさせる作戦を取るようです。
募集でも勢いのある常翔学園中学校は、初日の午後入試を行っていませんでしたが、2018年度から初日午後入試を行い、しかも募集定員を増加させるという発表がなされましたので、入試日程がぶつかる中学校の出願状況への影響が考えられます。
また、公立の中高一貫校の併願として受験しやすいような「適性検査型」の入試を導入している学校もあります。来春から上宮中学校と上宮太子中学校が統合し、新たな学校としてスタートする上宮学園中学校もその一つです。
いずれにせよ入試日程の変更は併願パターンの組み方に影響を与えるだけでなく、入試難易度の上下にも関係してきます。今後清風中学校や帝塚山学院中学校など募集定員の大きい学校でもまだ日程発表が行われていないところもあります。今後行われる発表に来春の受験生は注目しておくべきでしょう。
9月18日(月祝)に行われます「開成進学フェア」では最新の入試情報をまとめて手に入れる事ができます。開成教育グループに通っていない方でも、無料でご参加いただける大規模な進学イベントです。一般の方はこちらからお申し込みの上、ご来場ください。
一般生用=https://www.kaisei-group.co.jp/form/shigakufair_osaka/
(現在塾生の皆さんは、こちらのフォームから申し込んでください)
塾生用=https://www.kaisei-group.co.jp/form/in_shigakufair_osaka/
お待ちしております。


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2017年8月9日
部活の参加率が8割を超えているというこの学校は、教科の学習だけではなく部活の指導にも力が入っています。体育館が二つあります。一つはバスケットのコートが二つ取れる広さです。女子バスケットボール部とバトンチアダンス部が活動していました。女子バスケットボールを指導していたのは背の高いネイティブの先生。格好いいです。

バトンチアダンス部は高校生のように若々しい女性の先生と、男性顧問の2名体制で指導されていました。そのバトンチアダンス部に覚えたばかりの振り付けを見せていただきました。なんとすでにばっちり揃っています。

もう一か所は小学校の側にある座席格納型の多目的利用が可能な「リヴィエホール」という体育館です。壁面にバスケットのゴールも格納されています。この日はバレーボール部が練習をしていました。

校舎の前に「シャローム広場」とよばれる野外ステージのような場所があります。昼休みにはランチスペースにもなるこの場所でダンス部が練習しています。他の学校のダンス部と違い、いくつものユニットで練習しているのがユニークです。1つのグループからキレッキレのダンスを見せていただきました。

さて、リヴィエホールの1Fではハンドベル部が練習していました。このホールはこの学校の運営母体である「聖母奉献修道会」をフランスで設立した福者マリー・リヴィエの記念館とも呼べる建物です。マリー・リヴィエの肖像画はその正面で演奏する彼らを温かく見守っているように見えました。

もちろん演奏のレベルも高いです。高音域と低音域を上級生が押さえ、中音域に下級生が居るように見えましたが、音域の担当は曲によって変えるのだそうです。それにしても、ベルの数の多いこと!低音のベルは大きく重そうです。
先日もショッピングモールのイベント広場で演奏をするなど地域でも大人気の彼らの演奏は「開成進学フェア」(大阪会場)のミュージックフェアでも披露していただけることになりました。この10人の息の合った演奏が聴ける絶好のチャンスです。楽しみにしていてください。

賢明学院中学校・高等学校のオープンキャンパスは8月27日に開催されます。こちらも事前申し込みが必要となっています。学校のホームページでご確認ください。
http://kenmei.jp/highschool/admission/opencampus/

玄関に置かれている古い木箱は、この学校を設立するためにカナダから渡ってきた修道女が生活用品(工具も?)を入れて船便で送ってきた箱だそうです。幼稚園からの一貫教育で、面倒見の良い、優しい印象の学校なのですが、この木箱が「次は君たちが世界に出かけて行って教育を広める番ですよ。」と生徒さんに厳しく語っているようにも見えるのでした。


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2017年8月8日

大阪堺市、JR阪和線上野芝駅近くの閑静な住宅街の中にある賢明学院は、百舌鳥古墳群の近くにある霞ヶ丘公園の隣の少し小高い所にあります。周りに高い建物がなく、隣が公園ですので開放感のある立地です。1954年の幼稚園設立から小学校、中学校、高等学校と順次設立されました。中学校・高等学校は女子校としてスタートしたので、そのイメージが強いのですが、2010年に共学化され、今では男女ほぼ同数となっています。幼稚園から小学校、中学校、高等学校まで同じ場所に並んでいますので、生徒が早く帰宅する小学校のグラウンドを中学生・高校生が使えるなど、部活大好き生には恵まれた環境となっています。

英語教育にも力が入っています。希望者参加ですが、3か月・1年などの長期間の海外研修制度も整備されており、出発前、帰国後の講習も含めて、効果的に英語力の定着ができるようになっています。生徒用玄関の前には「English Lounge」というネイティブ常駐の部屋も用意されています。

図書館も充実しています。ほとんどが開架で冊数も多いようですが、新刊の購入冊数も多く、それらのディスプレイも凝っています。本好きの生徒さんが増える事でしょう。

職員室の前には机がずらり。ここは質問受付コーナー兼自習室のようです。もちろん自習室はその向かい側にあるのですが、試験前の勉強や質問ではここが活用されているそうです。
その廊下の反対側に並んでいるラックにはプロジェクタと巻き取り式のスクリーンがセットになったものです。これを必要な教室だけに設置しておくという使い方のようです。全教室電子黒板という学校もありますが、こういう工夫も合理的ですね。(続く)

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